はじめに
繰り上げ返済、住宅ローンの借換えも一長一短
変動金利型住宅ローンは、低金利下では元金返済が進み繰り上げ返済効果がありましたが、金利上昇局面ではその効果は薄れ、元金返済を先送りすることとなり、逆効果となります。今後金利が下落すれば基準金利は下がることも考えられますが、上昇を続けると先送りした元金と金利上昇があいまって、確実に利息額は増えることとなりますから、なんらかの対策は取った方がいいでしょう。
対策として返済方法の見直しや繰り上げ返済、住宅ローンの借換えなどが考えられますが、それぞれに一長一短があります。ライフプランニングや返済状況にもとづき専門知識をもったアドバイザーに相談されることをおすすめします。