ビットコインにQUOカード、お米まで。株主優待を新設した企業とその内容

総額3000万円のビットコインが優待に

今回新設されたメタプラネット（3350）の株主優待は抽選方式で総額3000万円相当の「暗号資産」のビットコインを贈呈という内容です。詳しく見てみると100株以上保有の株主を対象に50名にビットコイン10万円分、100名にビットコイン3万円分、2200名に1万円分となっていて、このような方式の優待内容は珍しいと思いました。

同社は暗号通貨「ビットコイン」への投資を主力事業とする企業です。米国大統領選挙戦でトランプ氏が「米国はこの惑星で仮想通貨の中心地、ビットコイン超大国になる」と強調しました。

トランプ氏の再選、勝利が見えてきた頃からビットコインの価格は一気に上昇しました。投開票前の11月1日時点では、1BTC：約1080万円ほどで推移していましたが11月6日には価格が急上昇し、11月13日には過去最高値を大幅に更新して約1380万円となりました。このような経緯を背景に同社の株主優待は今後注目されるかもしれません。

2024年12月31日時点で株主名簿に記載のある株主が対象となります。また、ビットコインを受け取るためには、暗号資産取引所「SBI VCトレード」の口座が必要となります。

その他の優待内容は以下の通りです。