はじめに
寒い冬が終わり暖かくなってくると、花粉症の人にとってはつらい時期になります。昔に比べると薬や花粉を近づけない素材の服も増えていますが、それでも対策は必要になります。
今回は花粉の時期に注意したい、家の掃除方法についてご紹介します。
掃除の時間帯に注意
花粉は髪の毛よりも小さい物質で、空気中に舞うと床に落ちてくるのに1時間はかかってしまいます。そのため人が動いている時間帯は、花粉も空気中を舞ってしまい掃除をしても無駄になるのです。
朝起きて、誰も部屋の中で動いていない時間帯に掃除をするか、日中は仕事で家に誰もいない場合は、帰宅後すぐに掃除をするのが花粉を効率的に取り除ける時間帯です。
掃除に使うアイテムに注意
前述のとおり花粉が空気中に舞ってしまうと掃除で取り除くことができなくなります。そのため、ほうきで掃いたり、掃除機をかけたりするのはNGです。床に溜まった花粉を効率的に取り除くためには、ウェットタイプのお掃除シートがおすすめです。
雑巾がけでも悪くはないのですが、雑巾をかけるときに床にしゃがまなくてはならず、衣類で花粉を舞い上げてしまう上、しゃがむことで花粉が溜まっている床に顔が近くなってしまいます。
その意味でも立って掃除ができる、ウェットタイプのお掃除シートで静かに掃除するのが花粉対策としてはおすすめです。
床だけでなく壁にも注意
空気中に舞った花粉は床に落ちるとご紹介しましたが、壁紙の材質によっては壁に張り付いてしまっていることも考えられます。床よりも先に壁を掃除しておくことも大切です。はたきなどは使わず、壁もウェットタイプのお掃除シートをフローリングモップに取り付けて、優しく撫でるように壁に這わせるようにしましょう。