はじめに

洗濯機

縦型洗濯機を選択するべきかドラム式洗濯機を選択するべきか悩まれるでしょう。さらには、乾燥機能の有無も選択肢に挙げられるかもしれませんが、着目しておきたいのは洗濯物の量です。

【1日に出る洗濯物の量(目安)】 1人あたりで約1.5kg

この目安から一人暮らしであれば最も小さい容量の洗濯機を選択すれば良いとの印象になるかもしれません。

しかしながら、毎日こまめに洗濯していたけれど、仕事に慣れてきて残業もするようになれば、まとめ洗いに変わるかもしれません。容量には余裕があると良いでしょう。

縦型洗濯機よりもドラム式洗濯機の方が本体サイズは大きくなり、価格帯も高くなるため一人暮らしには必要ないかもしれません。ヒートポンプ式の乾燥機を備えていると、その性能は雲泥の差があります。

縦型洗濯機で容量の小さな洗濯機を選択される場合でも、搬入路などの事前確認は行っておきましょう。また、新しい洗濯機には風呂水を活用するための「風呂水給水ホース」が付属されていないものが大半です。風呂水を活用する予定の場合は、風呂水給水ホースが付属しているか確認しましょう。

掃除機

部屋数が多い場合は、電源コードをコンセントに挿して使うタイプが電池切れを気にせず使うことができるでしょう。部屋数が少ない場合は電池切れの可能性が低減すると思いますので、コードレスタイプの掃除機も選択肢に挙がることでしょう。

吸引力は紙パック方式が比較的に強いといわれていましたが、サイクロン方式も引けを取らない吸引力を持ち合わせており、新しい機種であれば圧倒的な差を感じ取ることも少ないかと思います。吸引力の持続においてはサイクロン方式に分があるでしょう。

紙パック方式はゴミ捨ての際にホコリが舞い上がる可能性も少なく、吸い込んだゴミやホコリを目にすることなく捨てることができます。夏場に吸い込んだ害虫を気にしなくて済みかもしれませんが、紙パックを定期的に購入するランニングコストは必要です。

おすすめはロボット掃除機でしょうか。最大のメリットは家事の負担を低減できることです。無論、ロボット掃除機でお部屋のいたるところまで掃除ができるわけではありませんが、予想以上に活躍してくれることはいうまでもありません。ワンルーム、1Kに適用するタイプから一般的な住宅に適用するタイプまで様々な商品が市場に登場しており、予算に応じて必要な機能面で選択することができます。メーカーによってはレンタル方式を採用している場合もあり、選択の視野に入れてみてはいかがでしょうか。

ロボット掃除機を使う前に、床を這う電源コード類や小物類などの整理整頓は必要となりますが、一旦整理を終えてしまえば、ロボット掃除機が可愛く感じるほどに活躍してくれることでしょう。

炊飯器

自炊をしない場合でも、ご飯を炊いておけば冷凍保存もできますし、スーパーなどで惣菜を買ってくれば充分に食事を楽しむこともできるでしょう。簡単に美味しいご飯を炊くことのできる炊飯器は、一人暮らしでも活躍してくれる家電に間違いありません。

メーカー各社から1合炊きや3合炊きと、一人暮らしを応援するかのような小型炊飯器が目白押しです。

お米を1合炊いた際の分量は中盛りでおよそ「ご飯茶碗の2.5杯」に相当し、大盛りであればおよそ「ご飯茶碗の2杯」に相当するという目安があります。一人暮らしに適している炊飯器は、1.5合炊きから3合炊きになると思いますが、必然的に加熱方式が「マイコン式」の炊飯器が選択肢に挙げられることでしょう。

マイコン式は炊飯器の内釜がセットされる底部にヒーターが据えられています。このヒーターを加熱することでお米を炊き上げる仕組みです。構造がシンプルで価格帯もリーズナブルです。IH式を選択すると、炊きムラが少なくて米立ちの良い炊き上がりを楽しめますが、マイコン式と比較すれば価格帯は高めとなるでしょう。

これ以外にも圧力IH式と呼称される炊飯器があります。炊飯時に圧力を掛けながら高温で炊き上げることができます。甘味やモチモチ感があり、ケーキ作りやヨーグルト作りなど炊飯以外の機能も備えていることが多いことでしょう。他にガス炊飯器などもありますが、一人暮らしであれば前述のとおりマイコン式でも充分に活躍してくれることと思います。

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