はじめに
三菱地所
三菱地所(8802)は、日本の総合不動産会社です。同社は、2024年度(2025年3月期)本決算ハイライトの中で、2025年度業績見通しを、過去最高となる営業利益3250億円、親会社株主に帰属する当期純利益1950億円を見込むことを公表しました。また、引き続き原則毎期+3円の累進配当を実施し、2030年まで継続予定と示しています。同時に2025年度にROE向上の為、自社株買い1000億円を決定しました。政策保有株式は、ROE向上のため今後3年間で50%以上削減させる定量目標を設定しました。
タカラスタンダード
タカラスタンダード(7981)は、システムキッチンやユニットバスなどを製造販売する大手です。「ROE8%の達成に向けた新株主還元方針と利益成長の取り組み」を公表しました。最終年度である2027年3月期の経営目標として、売上高2500億円、営業利益200億円、営業利益率8%、ROE7%を掲げ、各種施策に取り組むことを示しました。また、新株主還元策として、配当性向を40%から50%に引き上げること、2027年3月期にかけて約220億円の自己株式を取得する考えを示しました。
九電工
九電工(1959)は、九州電力系の電気工事会社です。同社は、2026年3月期を初年度とする5か年の中期経営計画(VISION2029)を公表しました。その中で、株主還元については、連結配当性向を25%から40%に向上させ、さらに安定的に配当を行うことを目的に、累進配当を実施します。また、自己株式の取得については機動的に実施します。
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