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老後不安の解消は「知ること」から、年金受給額を算出する方法
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、勤務先に退職制度がないため老後資金に不安を抱えているという30代の共働き夫婦。漠然とした老後の不安を解消するには、いくらもらえるのかを明確にすることが大切です。FPの平野泰嗣氏がお答えします。現在、夫と子ども2人の4人暮らしです。夫婦共働きですが、昨年マイホームを購入したため、あまり貯金がありません。これから、住宅ローンの返済に加えて、子どもの教育費など家計支出が増えますし、老後の生活費も準備しなければなりません。今年送られてきた「ねんきん定期便」を見ると、夫の年金額は、65歳から約65万円、私の年金額は55万円と表示されていて、2人合わせても120万円です。世間では、老後資金2000万円必要と言われていますが、勤務先には十分な退職金制度がなく、年金だけでは老後の生活資金は足りません。どのくらいのペースで貯金していけば良いのでしょうか。<相談者プロフィール>・女性:35歳・会社員、既婚(夫:35歳・会社員)・子ども(2人):長男7歳(小学校)、
特別養子縁組ではなく、里親を選んだ女性のケース
戸籍にこだわらず、「家庭」を必要とする子どもを育てる:最終回
特別養子縁組では、比較的スムーズに子どもが紹介されるご夫婦がいる一方、実質的な年齢制限などの様々な事情から、いくら待っても子どもが紹介されないケースもあるのが実情です。そんなときに考えたいのが、「里親」です。子どもを自分たちの戸籍に入れるわけではありませんが、50~60代からでも始めることができ、子育てのやりがいを感じることができます。最終回は、特別養子縁組ではなく、里親として子育てをする東京都在住の加藤真美さん(仮名、44歳)のケースを紹介します。
楽天・三木谷氏が私財を投じて「がん新治療」に乗り出すワケ
がん治療に“第5の道”?
長年にわたって日本人の死亡原因の1位であり続けている病気、がん。楽天の三木谷浩史・会長兼社長が会長兼CEO(最高経営責任者)を務めるバイオベンチャー「楽天メディカル」が、新しいがん治療法の開発について記者会見を開き、三木谷会長自らが思いを訴えました。なぜ、医療と接点のなさそうな楽天が、「光免疫療法」という新しいがん治療の開発を参入するのでしょうか。会見の内容から探ります。
景気が悪いことを一番実感できる指標とは?
大きな視野で経済と向き合おう
『経済指標って何?ニュースを見て数値を分析するクセをつけよう』、『経済アナリストがスーパーで密かに追っかけてしまうモノ』と2回にわたって、経済指標について話してきましたが、今回でこの経済指標シリーズは最後です。経済指標は非常に種類が多ので、全てをくまなく確認して分析するのは難しいもの。過去2回に学んだ国内総生産(GDP)と消費者物価指数(CPI)、そして、今回学ぶ完全失業率の3つの経済指標を今後は確認する習慣を身に付けてもらえればと思います。
中期計画を「達成する会社」と「しない会社」は何が違う?
達成企業に興味深い傾向
企業と投資家・株主の対話を活性化させるツールとして、中期経営計画(中計)の重要性が高まっています。一般的に中計で設定した定量目標の達成率は低く、数字そのものよりも、目標を達成するためにどのような施策を打つかということが重要という意見もあります。中計で設定した定量目標を達成した企業と達成できなかった企業を比較すると、どんな違いがあるのでしょうか。調べてみたところ、達成企業で興味深い傾向がみられました。
iDeCoは上限額まで拠出?40代フリーランスの資産形成
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、フリーランスのSEとして働く44歳の独身男性。自営業ため老後資金に不安があり、iDeCoを検討していますが、60歳まで引き出せないのが気がかりだといいます。FPの渡邊裕介氏がお答えします。老後に向けた資産形成のやり方を教えてください。44歳男性、独身、自営業で業務請負のSEとして働いています。現在は請負の仕事があり、毎月収入がありますが、去年までは無収入でした。今の仕事は請負のため長期継続はできませんが、老後に向けて家計を整えたく相談しました。支出の中の「その他」には、業務上必要な接待交際費や持ち出しになる備品代が含まれております。通信費は携帯電話(格安スマホ)と光回線代です、業務上ある程度高速安定な回線が自宅に必要なため、この項目はこれ以上の削減は厳しいです。自営業のため、所得税・国民保険などの分として貯蓄とは別に月20万円を蓄えております。貯金は生活費約2ヵ月分の50万円あります。ロボアドバイザーに月15万円を積立投資しておりますが、今後は
今の自分と未来の自分への投資のバランス…お金の不安と上手く付き合うには?
自分だから描ける未来の満足と今の満足
最近ニュースを騒がせている年金問題。働く世代にとっては耳が痛いニュースに不安を感じることも多いのではないでしょうか。コツコツ働いて払った年金が、「自分達の老後には戻ってこないかもしれない…」「2000万も貯蓄しなければいけない…」と不安を煽る言葉がいたるところに溢れています。また一方では若い世代になればなるほど、健康寿命も長くなり、100歳まで元気で生きられるという「人生100年時代」についての話題も多いですよね。"健康に長生きする"それだけ聞くと素敵な話ですが、元気であればその分楽しみたいと思うもの。ただし、楽しむとなると当然、元手が必要。そう考えると「将来、年金がもらえないなら今から節約して貯金に励まなきゃ」と今の生活の満足度を下げて未来に備える方もいるでしょう。しかし、不安を感じすぎて、今をおろそかにしすぎてしまっていいのでしょうか。自分の人生において未来の満足と今の満足のバランスを取ってあげるのは自分自身だからできることです。強い印象が残るニュースの数字に振り回されず、自分の中に目を向けてあげると少し変わってみえてくるかもしれません。
不動産投資1DAYスクール2019 イベントレポート ~前編~
ゼロから成功させるための知識やノウハウが学べるビッグイベント
2019年5月25日(土)、年に1度のビッグイベントとして東京で毎年5月に開催されている不動産投資1DAYスクールが東京・JPタワー ホール&カンファレンスで開催されました。将来に向けて、少しずつお金を増やしたい方、知識ゼロから不動産投資の特徴やメリットとデメリットについて学びたい方、不動産投資で成功を収める著名な講師の成功事例や最新情報を聴きたい方約名にご来場いただき、ゼロから成功させるための知識やノウハウが学べるビッグイベントとなりました。その講演の中からこのイベントレポートでは前編として5社の講演内容を要約してお届けします。
バリキャリ母が「新たな食のシェアサービス」を始めた理由
共働き世帯にじわり拡大
栄養士や調理師が自宅で数日分の作り置き料理を作ってくれる出張作り置きサービスが、働く世代を中心にじわじわと広がっています。この「シェアダイン」を仲間とともに起業した井出有希さんは、外資系の金融機関やコンサル会社で忙しく働くビジネスウーマンでした。バリバリのキャリアママは、なぜ畑違いにも思われる出張作り置きサービスを起業したのでしょうか。立ち上げに至った経緯と、今後の事業ビジョンについて聞きました。
G20明けの日経平均は急伸、勢いはしばらく続く?
“二重の期待”が相場の追い風に
7月最初の株式市場では、日経平均株価が前日比454円高と急伸しました。週末に開催されたG20大阪サミットで、これまで懸案とされてきた米中貿易協議に大きな進展が見られたためです。しかし、マーケットには相場の先行きを慎重に見る向きもあるようです。個人投資家は当面の間、株式市場とどのように向き合ったらよいのでしょうか。
会ったこともない人が相続人に?「おひとりさま相続」の行方
残されるペットはどうなるのか?
未婚、または子供を授からずに配偶者に先立たれたおひとりさまの場合、その人の財産を引き継ぐ権利は、1番が両親、2番が兄弟姉妹となります。ここまでは「想定内」という人も多いのではないでしょうか。若くして亡くなったおひとりさまの場合、両親が健在なら両親が相続人になります。その両親も亡くなっていた場合、祖父母が健在なら祖父母が相続人になることがあります。ただ、両親、祖父母ともに亡くなっていて、兄弟姉妹が相続人になる場合、その兄弟姉妹がすでに亡くなっていると、その子供、つまり甥や姪まで相続権が及ぶことになります。しかし、甥、姪が相続人になり得るというのは、あまり知られていないようです。
成城石井7月にワインや生ハムなどを値引き、「日欧EPA」で安くなるモノは?
還元率のもっとも高い、目玉商品は?
欧州産のワインやスパークリングワイン、オリーブ、生ハム、チーズ……。普段使いするには少し値が張ると思っていたこれらの商品が、今までよりも手の届きやすい価格に変更になっているようです。背景にあるのは、今年2月に発効された日欧EPA。関税の撤廃または引き下げによって、安く仕入れることができた分、小売り各社では顧客に還元する試みが行われています。
今こそ「有事の金」?ゴールドへの投資価値を考える
資産ポートフォリオに組み込むべき?
昔から、人々に宝飾品として好まれている金(ゴールド)。“腐る”ということがないので、価値の貯蔵としても利用されてきました。長らく通貨としても利用され、今でも世界の中央銀行が資産として保有しています。もちろん、資産運用として金に投資する投資家は多く、先物取引も整備されています。今回は、宝飾品としての金ではなく、投資先としての金の魅力について考えてみます。
ちょっぴりネガティブ「すみっコぐらし」が大人に刺さる理由
リラックマも生んだサンエックスの戦略
「ここがおちつくんです」がキャッチコピーのキャラクターシリーズ「すみっコぐらし 」。企業とのコラボレーショングッズを含めて店頭で見かけない日はなく、3月25日に発表された「日本キャラクター大賞2019」では、見事グランプリを受賞しました。7周年を迎えた今も安定した人気を見せています。すみっコぐらしはキャラクター商品全体の売り上げ累計は現在200億円。ライセンシー社数は、170社(2019年現在)となっています。すみっコぐらしはキャラクター開発とオリジナルデザインの文房具や雑貨の製造販売を手がける「サンエックス」のオリジナルキャラクター。「リラックマ」や「たれぱんだ」といった数々のヒットキャラクターを生み出してきた会社です。老若男女から愛されるキャラクターデザインはどのように行われたのでしょうか。さらにファンを飽きさせない商品企画の背景について、すみっコぐらしの生みの親であるデザイナーのよこみぞゆりさんと、キャラクター事業部の桐野朋子さんに話を聞きました。【画像7枚】「すみっコぐらし」の魅力がわかる!珠玉の画像一覧はこちら
産休で収入が減ったらどうなる?「夫婦別会計」をもうやめたい
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、夫婦共働きで妊娠中の33歳の女性。現在は夫婦別会計ですが、産休に入ると収入が減るため、今のうちに家計をひとつにして生活したいといいます。ただ、夫がなかなか首を縦に振りません。どうしたらいいのでしょうか。FPの横山光昭氏がお答えします。現在妊娠中で、今は夫婦別々に家計管理をしています。これから産休に入ると、今までのように生活費を出せませんし、復職しても保育園代もかさむと思うので、今のうちになんとか家計を合わせて暮らしたいと思っています。でも、夫がなかなか「うん」と言ってくれません。現在、夫は月10万円を家計に入れています。そのほか、給与から口座引き落としの家賃、水道光熱費、生命保険料を支払い、自分の小遣いを差し引いて残った額を貯蓄に回しています。私は収入すべてを家計に入れ、夫からの10万円を合わせて約28万円で毎月生活しています。子どもが生まれ、二人目、三人目と子どもが増えるとすると、私はしばらく働けませんから、私が働かなくても暮らしていける家計
仕事には役立った?92.2%の主婦が「もう一度学び直ししたい」
理由は「新たな仕事に就くため」が最多
学校を卒業し、働くようになってから、もっと学校で勉強しておけばよかったな、と後悔したことはありませんか?もう一度勉強をやり直そう!と思っても、簡単に会社を辞める訳にもいかず、そう簡単に踏ん切りがつけられるものではありません。文部科学省の資料によると、2015年に高等教育機関(4年制大学)に入学した25歳以上の人の比率は2.5%。OECD加盟国の平均値16.6%と比べると、極端に低い数値になっています。もう一度学び直したいと思った時、その学び先が必ずしも4年制大学とは限りませんが、相対的に見て、日本は他国より学び直しがしづらい環境にあるようです。しゅふJOB総研で、仕事と家庭の両立を希望する"働く主婦層"を対象に学び直しについて調査したところ、みなさん学び直しに対して高い意欲を持っていることがわかりました。
流しそうめんが光る?「そうめんビジネス」超絶進化の現状
生産量も底打ち
湿度が高くて蒸し暑い季節になりました。この時期に食べたくなるのが、夏の麺類の代名詞の1つでもある「そうめん」です。実は、そうめんの国内生産量はここ1~2年でじわり回復傾向にあります。その背景には、そうめんつゆに浸けて食べるという従来のものとは異なる楽しみ方の広がりがあるようなのです。最新のそうめんトレンドとはどんなものなのでしょうか。
『疑う力』が初登場、今売れているビジネス書ランキング
新時代に必要な力とは?
今回ランキング初登場となったのは、第8位の『借金2000万円を抱えた僕にドSの宇宙さんがあえて教えなかったトンデモナイこの世のカラクリ』と、第10位の『疑う力』です。