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撮り鉄に新“聖地”、「ダイヤゲート池袋」のスゴい秘密
西武鉄道、上から撮るか横から撮るか
鉄道8路線が乗り入れ、1日当たりの乗降客数260万人といわれる池袋駅。その東口から徒歩数分の場所に、西武鉄道グループのビルが竣工しました。その名も「ダイヤゲート池袋」。外装が鉄道のダイヤグラム(運行図表)を模したダイヤ柄になっているのが名前の由来です。実はこの場所、鉄道写真マニア、いわゆる「撮り鉄(とりてつ)」たちの新しい聖地になるかもしれません。その秘密を取材しました。
迫る大統領選、インドネシア経済に注目すべき2つの理由
停滞中の景気は浮揚するか
2019年は、いくつかのアジア新興国で実施される選挙が注目されています。そのうち、すでに3月24日に、タイで下院総選挙が実施されました。実施前の最大の注目ポイントは、現在の暫定軍事政権から民政に移管させることができるか、という点でした。現時点ではまだ最終結果は確定していないものの、これまで通り、軍事暫定政権が続くことになりました。その意味で、今回のタイ下院選挙は事前に注目されていたほど影響を与えなかったといえます。そして、タイ以上に注目されるのが、4月17日に実施されるインドネシアの選挙です。選挙直前のインドネシアの景況感と先行きの見通しなどについて、考えてみたいと思います。
潤沢な資産、増やすことだけではなく「使いみち」も大切
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、3つの悩みを抱えた27歳の既婚男性です。社宅を出た後の住宅をどうするのか、十分な貯蓄があれば民間保険に加入する必要はないか、貯蓄の半分を投資に回すのは危険か。これらの悩みにFPの横田健一氏がお答えします。現在、私は今後のお金の使い方について、以下の3つの悩みがあります。1. 社宅を出た後に、持ち家を購入すべきか?2. 民間保険には一切加入しなくて問題ないか?3. 現在保有している貯蓄の大半を投資に回すのは危険か?1について、現在私は社宅に住んでいます。在住期間の制限は15年です。現在27歳なので、仮に期間いっぱい住んだとすると42歳で社宅を出ることになりますが、その後持ち家を購入すべきか、もしくは賃貸にするか悩んでいます。定年後は、私の両親が保有している物件(地方なので在職中は住めません)に住むことができそうなのですが、定年までの期間が20年以上あることを考慮すると、家賃を払い続けるより、手頃な中古物件を一括で買ってしまったほうが良いかと考えて
4月中旬がドル円相場の「押し目買いチャンス」である理由
市場のノイズを投資に生かす
4月5日に発表された米国の3月雇用統計は、非農業部門就業者数(NFP)が前月比+19.6万人と、市場予想の中央値である同+17.7万人に対して強めの内容となりました。しかし、平均時給が同+0.1%(予想:同+0.3%)、前年比+3.2%(予想:同+3.4%)となったことで、米金利が低下した結果、ドル円相場は小動きでした。これまでに発表されていた中国の3月製造業購買担当者指数(PMI)の改善と、米中通商交渉に対する楽観的な見通しを受けて、巷に流行していた2019年のネガティブ見通しはフェードアウトしつつあります。前回記事「弱い米2月雇用統計でも、今が押し目買いのチャンスなワケ」で筆者が触れた「ドル円は押し目買いのチャンス」というスタンスは継続すべきと判断しています。
座って通勤できる首都圏の特急列車を比較、実際の運行状況は?
JR中央線には特急「はちおうじ」「おうめ」が誕生
首都圏の通勤・通学エリアは1980年代から拡大を続け、東京駅から100kmを超えるエリアから都心に通勤・通学をする人たちが増加しました。東海道新幹線三島駅や東北新幹線宇都宮・那須塩原駅、上越新幹線高崎駅は新幹線通勤・通学の圏内となり、東北・上越新幹線のE1系「Max」12両編成やE4系「Max」16両編成など、朝の着席サービスの一環として座席数を大幅に増加させたオール2階建て車両も登場しました。1997(平成9)年12月に登場したE4系16両編成の座席定員は1,634名で、これは1本の高速列車として世界最大となるものです。JR在来線は座席指定制または座席定員制の「ライナー」、私鉄各社でも同様の列車を運転していますが、今回は通勤・通学列車として活躍するJRや私鉄の特急列車に付いて紹介します。春の転勤・新入学などで都心に通う時、朝晩に運転される座席指定制の特急列車を利用すれば、通勤・通学が楽なものとなります。写真は中央線新型特急
8年で資産13倍?「買うべき株を提案するAI」の実力
将棋AIベンチャーと日興証券がタッグ
卵を1つのカゴに盛るな――。失敗しにくい投資の鉄則として勧められることの多い「分散投資」の必要性を訴えた相場格言です。しかし、投資初心者が複数の銘柄に分散して投資するのは至難の業。それなりの資金量が必要ですし、投資に関する最低限の知識も欠かせません。“投資のプロ”に運用を任せる「投資信託」をコツコツ購入するのも一法ですが、任せきりだと投資に関する知識やノウハウが身に付きにくい面も否めません。そんなジレンマを解消してくれるかもしれない新サービスを、SMBC日興証券が3月29日にスタートさせました。このサービスの指南役は、最近流行りのAI(人工知能)。日興証券によると、AIを活用した個人向けの投資情報サービスは日本初だといいます。AIが指南する投資家向けサービスとは、どんなものなのでしょうか。実際に体験してみました。
ストイックな管理がストレスに…「家計の三分法」正しいやり方
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は、支出を消費・浪費・投資の3つに分ける「家計の三分法」を取り入れている35歳の主婦からの相談です。家計をよりよくするために取り入れたこの方法が、かえってストレスになっているといいます。マネーフォワードから生まれたお金の相談窓口『mirai talk』のFPがお答えします。この春から復職をします。以前、ファイナンシャルプランナーの横山光昭さんの著書を読んだのをきっかけに「消費・浪費・投資」について夫婦で月1回、確認する時間を作るようにしました。うちの家計は、投資が少なく、消費か浪費かの判断に悩むお金の使い方は浪費という判断にしています。お付き合いのお食事や外出は浪費として判断しているので、断ることが増えてきました。すると、なんとなくストレスが増えているのに、支出の改善がはかれている実感はないため、このやり方が間違っているのではないかと不安が募っています。消費・浪費・投資の分け方について厳しすぎるのでしょうか? 振り分け方について、アドバイスをお願いします。
確定拠出年金の「元本確保型」にもリスクがあるって知ってますか?
企業型では退職金が目減りする可能性も!
会社で加入している企業型確定拠出年金や個人加入のiDeCo、運用商品選びはどうしていますか?とりあえず「元本確保」にしているから安心、と思っている方もいるのではないでしょうか。今回は元本確保型商品を選ぶときの注意点について解説します。
10連休で顔ぶれは?「ゴールデンウィーク関連銘柄」を総点検
経済効果はどこまで波及するか
今年もゴールデンウィーク(GW)が近づいてきました。今年のGWは4月27日の土曜日から5月6日の月曜日までの10連休になります。これは、皇太子さまが天皇に即位する5月1日が今年限りの祝日になり、国民の祝日を定めた祝日法で「その前日及び翌日が『国民の祝日』である日は、休日とする」と定めていることから、祝日の4月29日と5月1日の間にある4月30日と、5月1日と5月3日に挟まれている5月2日が休みになるからです。新しい天皇の即位による祝賀ムードが高まる中で、過去に経験したことのない長い連休となる今年のGWは多くの企業に経済効果を与えそうです。ここでは、GW10連休の恩恵を受けそうな企業を紹介したいと思います。
副業のひとつの選択肢?会社員が「会社を買う」メリット
副業解禁、個人のM&Aについて考える
書店や新聞広告で、『サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい』(三戸政和著/講談社)というタイトルに見覚えのある会社員は多いと思います。シリーズ累計15万部を突破し、話題になっている書籍です。副業が解禁され、会社員が色々なことにチャレンジするようになると、「自分の会社を持ってみたい」「一国一城の主になってみたい」という気持ちが強くなってくることもあるでしょう。そんなとき、「会社を買う」ことは自分の会社を持つ選択肢のひとつになります。では、会社員が会社を買うとはどういうことでしょうか? そんなに簡単に会社を買えるものなのでしょうか?今回は、会社員が会社を買う場合の上記のような疑問にお答えします。なお、ここでいう会社は断りのない限り、組織形態として最も多い株式会社を前提としてお話をします。
多読だけでは不十分?英語で話す力を最速で身につける勉強法
スピーキング力を伸ばすとおのずと他も伸びてくる
前回は「あなたの英語学習が続かないシンプルな理由」として、英語学習が続かない理由と継続するには「スピーキング力」を伸ばすことが効果的だとご説明しました。今回は具体的に「どのようにスピーキング力を伸ばせばいいのか?」についてお伝えしたいと思います。
1人暮らしの若者の家電事情、スマホがあればテレビはいらない?
掃除機や冷蔵庫、電子レンジは…今どきの家電保有率
新生活が始まる春。初めての1人暮らしに胸を躍らせている方も多いのではないでしょうか。アベノミクスが始まってから新卒の内定率が上がり、1人暮らしをする若者が増えています 。1人暮らしの新生活に向けて、家電量販店では家電製品のセット販売をしていますが、最近では、スマートフォンがテレビやパソコンの代替手段にもなっています。今どきの1人暮らしの若者の家電保有状況はどうなっているのでしょうか。
もっちり美味しい「コロコロ大学いも」の作り方
おやつ?おかず?甘くて見た目もかわいいレシピ
私自身が、芋好きです。冬の寒い季節には、ストーブの上にアルミホイルをくるんだ焼き芋がしたくて、上京して一人暮らしの頃、わざわざ灯油ストーブに買い替えたくらいです。芋好きだから、芋料理を作るのですが、家族は私ほど好きではないよう……。大学芋もよく作りますが、進みが悪い。それならば、見た目を変えてみよう!とコロコロフォルムが可愛い、大学芋を作りました。おやつっぽく、もっちり食感にしてみました。ご飯の時間が、楽しみになりますよ。
おこづかい値上げシーズン到来、子どもにプレゼンさせてみよう!
値上げを検討してあげてもよいケースとは?
先日、わが家では息子のおこづかいの値上げの話し合いが行われました。息子は4月から大学生になります。姉の大学生時代のおこづかいは月額1万円。1、2年生の時には大学の課題が多くてバイトをする時間がなく、ようやくできたのが3年生からでした。それまでは、月のおこづかいだけでやりくりをしていました。私が現在原稿を書いている3月時点では、4月からの息子のおこづかいはまだ未確定のまま。4月は目前…息子からの値上げのプレゼンを真摯に受けとめたいと思っています。わが家の事はさておき、皆さんの家庭では、子どものおこづかいが足りているのか、普段から気にしてあげていますか?子どもから親に訴えてくれるならいいのですが、なかには我慢してしまう子どももいます。子どもの進級を機会に、おこづかいの範囲が適切であるか、親子で話してみませんか。
「ジブリの法則」に「腕組みの法則」、アノマリーって一体何?
どういうわけかよく当たる!あの現象のナゾに迫る
相場の世界では、「説明はつかないけどよく当たる」、アノマリーという現象があります。昔から語られてきた言い伝えのようなものですが、アノマリーを重視する投資家は意外と多いのをご存知でしょうか?今回は、そのアノマリーについて学びます。
セブン、「24時間営業の見直し」は根本的な解決策なのか
眼前に横たわる“2つの疑問”
24時間営業をめぐる問題は、経営トップの交代にまで波及しました。セブン-イレブン・ジャパンは4月4日の取締役会で、古谷一樹社長が退任し、後任に永松文彦副社長が昇格する人事を決定しました。コンビニ24時間営業の見直しをめぐる問題でフランチャイズ(FC)加盟店とトラブルが起こった問題を重視し、経営体制を刷新します。人手不足から24時間営業を維持できなくなった東大阪市のFC加盟店オーナーが、本部の了承のないまま営業短縮に踏み切った問題が起こったのは、2月でした。契約違反として違約金発生の可能性が議論となったことで、社会問題として一気に注目が高まりました。人手不足が深刻な中、24時間営業を続けるために一部のオーナーが長時間労働を強いられている実態が明らかになってきたからです。FCオーナーに同情する声が広がったこと、他のFCオーナーからも24時間営業見直しの要望が届いたことを受け、セブンは3月21日から直営店で短縮営業の実証実験を始めています。ここで、2つの疑問が浮かびます。働き方改革が叫ばれる昨今、なぜFCオーナーは過酷な労働環境に置かれたままなのか。そして、深夜はほとんど買い物客が来ないのに
「値上げ」をヒントにした有望銘柄の見極め方
うまくいく企業、いかない企業の差は?
最近、食料品や飲食店などの値上げのニュースをよく耳にします。最大の要因は人出不足を背景にした人件費と物流コストの増加でしょう。しかし、値上げを業績回復につなげたヤマトホールディングス(HD)の例もあれば、逆に値上げ後に来店客数が減少し、業績低迷が続く鳥貴族の例もあります。値上げがうまくいく企業といかない企業は、どこに差があるのでしょうか。差が付くポイントがわかれば、銘柄選びのヒントになりそうです。
「老後に1億」まじめな人ほど要注意!思い込みが家計を脅かす
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、老後資金に1億円を貯めたいという38歳の専業主婦。月8万円積み立てれば、老後に1億円作ることができるというセールストークを真に受けて、なんとかねん出したいといいますが……。FPの横山光昭氏がお答えします。老後資金のためになんとか1億円貯めたいです。ある金融機関で、老後資金は夫婦二人で年金以外に1億円必要だと言われました。年利7%の商品で、毎月8万円を30年間積み立てることができれば、1億円を作ることができると担当の人は言いますが、我が家の現状では、その積み立てるお金がありません。収入を増やせばよいのかもしれませんが、子供が小さいので無理ですし、将来仕事につなげたい絵画の勉強の時間を潰すわけにもいきません。毎月の支出を見直ししていますが、減らせそうな支出はありません。なんとか毎月8万円をねん出できる方法はないでしょうか。〈相談者プロフィール〉・女性、38歳、既婚(夫:43歳、会社員)、子供1人(2歳)・職業:専業主婦・手取り世帯月収:34.6万円