新着記事
新宿で増殖する「エスニック食材コンビニ」の謎を追う
ローソン、ドンキが本腰
東京・新宿区内のローソンを先日訪れた際、見慣れないパッケージデザインのカップ麺が筆者の目に飛び込んできました。インドネシアのメーカーが発売したカップ麺のようで、値札には英語、中国語、日本語の3ヵ国語で「ハラール ミースダップカップ麺」と表記されています。カップ麺が置かれたその一角は、輸入食品ばかりを集めた棚。新宿区は在留外国人向けのアジア食材の専門店が多くありますが、その波がコンビニにも押し寄せてきたのでしょうか。なぜローソンの一部店舗で輸入食品を販売するようになったのか、その背景を探ります。
サラリーマン投資家が10連休までにやるべき“たった1つの事”
ポジションの持ち越しやFXは危ない?
普段はなかなか投資に時間を割けない方も、この10連休では思い切ってFX(外国為替証拠金取引)のデイトレードでも始めようかと思っている方もいるのではないでしょうか。しかし、この期間にトレードを行うことや、株式を持ち越してしまうことは危険な要素をはらんでいます。サラリーマン投資家が10連休までにやっておくべきたった1つのことは「相場とできるだけ関わらないようにすること」であると筆者は考えます。その理由をご説明します。
甘い考えで膨らんだ借金「結婚前に返済の目処をつけたい」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、結婚を考えている人がいるという37歳の女性。ただ、相談者には140万円の負債があり、結婚の話が進む前に返済の見通しを立てて、少しでも早く完済したいといいます。マネーフォワードから生まれたお金の相談窓口『mirai talk』のFPがお答えします。大学時の奨学金はほとんど返済が終わったのですが、自動車学校や語学専門学校の学費などで、まだ100万円近く残債が残っています。実は、一昨年、ちょっとしたガンを患った時に休職をして、生活が苦しくなったためカードローンを頼ってしまった時期もあります。間もなく40歳になるので、今お付き合いしてる人と結婚をしたいと思っていますが、この負債だらけの状態では結婚なんて無理だと思い、なんとか家計をやりくりしてきました。その結果、最近、黒字を保てるようになってきたので、返済の見通しをしっかりつけて話を進めていければと考えています。家計をしぼるポイント、負債を1つでも早くなくすための行動について、アドバイスをお願いします。
中高年シングルが「充実感を感じる」のはどんなとき?
「仕事以外」の時間・活動の重要性
人生100年時代には、長期化する人生をカバーする計画的な資産形成(資産寿命の延伸)とともに、できるだけ長く働き続けること(就労寿命の延伸)が、経済面の人生設計における重要なテーマとなります。これに加えて、できれば生涯現役で働く上では、健康の維持・増進や生きがいなど心の豊かさの面に関してもバランスよく考えていくことが重要になるでしょう。このようななか現在のミドル世代には、結婚や子どもの有無等にかかわらず、将来的には1人で暮らす「シングルライフ」のライフステージを迎える人が少なくないと思われます。近年では中高年期から充実したシングルライフを送る人が増えていますが、彼らのライフスタイルには、多くのミドル世代が自身の将来のライフデザインを考えていく上で参考にできるヒントが含まれているのではないでしょうか。そこで今回は、第一生命経済研究所が行った40~50代の中高年単身者へのアンケート調査から、雇用者として働く一人暮らしの中高年シングルが「充実感を感じるとき」についての調査結果をご紹介します。
食の“天国”、中国で起きているレストランの超進化
飲食業界でもジャパン・パッシング?
中華料理が世界を代表する料理の1つであることに異論がある人はあまりいないでしょう。海の幸から山の幸まで豊富な食材を、趣向を凝らした調理方法で仕上げる中華のアプローチからは、人間の食に対する限りない探究心を感じます。そうした基礎はあるはずなのに、今まで中国を訪れた人に聞くと、「超おいしい店、超かっこいい店に行った!」という話をあまり聞かないような気がしませんか。逆に、個人旅行で入った店のサービスが不満だった、あるいは、取引先に連れていかれた店は建物や料理は見た目が豪華でも味はそれほどでもなかった、という話をよく聞く気がします。しかし、最近の猛烈な経済発展の影響を受けて、中国のレストラン事情は大きく変わりつつあります。今回は、そんな中国で繰り広げられる独特かつ世界最先端のレストラン戦争の一端を紹介します。
ついに関東上陸、“西の最強ドラッグストア”高評価の秘密
8年連続で顧客満足度トップ
“西のドラッグストアの雄”と言われている「コスモス薬品」。福岡地盤のドラッグストアで、店舗が西日本に集中しているため、関東ではまったく知られていませんが、日本生産性本部のサービス産業生産性協議会が公表している「日本版顧客満足度指数(JCSI)」のドラッグストア部門で、8年連続でトップを維持しています。そのコスモス薬品が1月、満を持して関東への進出を表明。4月17日には、1号店が東京・広尾にオープンしました。いったいなぜ、8年連続で高い顧客満足度を維持できているのでしょうか。開店したばかりの広尾店を訪ねてみました。
大きく反発した中国株、勢いはどこまで続く?
上海、深圳、香港…狙い目はどこか
今年に入ってから、中国政府の景気対策や米中貿易交渉の進展を背景に、中国本土と香港の主要株価指数は大きく反発しました。このうち、中国本土の上海総合指数と深圳総合指数の年初来騰落率はそれぞれ+31.2%と+40.3%となっており、世界の主要株価指数の中でトップクラスの株価パフォーマンスを見せました。一方、香港ハンセン指数の年初来騰落率も+15.9%と、中国本土株ほどではないものの、堅調に推移しました。はたして、この勢いは本物なのでしょうか。そして、この先も続くとすれば、どこまで続くとみられるのでしょうか。
大型出費が重なっても乗り越えられる「子育て世代の家計術」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、30代前半のフルタイムで働く共働き主婦。独身の頃に浪費体質だったためか、大型出費が重なり年間貯蓄額が減ると不安に。どうしたらやりくり上手になれるのか、FPのたけやきみこ氏がお答えします。夫婦フルタイムの共働き家庭です。家族の大きな行事や旅行のない年は年間200万円ほど貯蓄ができています。しかし、車2台分の車検や、2年に1度の賃貸の更新など、お金がかかるタイミングが重なると年間貯蓄額が130万円ほどになってしまいます。結婚前は浪費体質で、貯金は50万円程度しかありませんでした。家計をうまくやりくりする方法と、今後マイホームの購入ができるのか知りたいです。よろしくお願いします。〈相談者プロフィール〉・女性、30代前半、既婚(夫:40代前半)、子供2人(9歳、1歳)・職業:会社員・居住形態:賃貸・毎月の世帯の手取り金額:45万円・年間の世帯の手取りボーナス額:100万円・毎月の世帯の支出目安:32万~35万円【支出の内訳】・住居費:7万円・食費:5万
タピオカブームに“本命”登場?ミスド「カラフル戦略」の勝算
4種の味を全国1000店で一斉発売
台湾発祥の「春水堂」が火付け役となり、昨年辺りから第2次ブームを迎えているタピオカドリンク。今年に入っても続々と新ブランドが日本に上陸していますが、その“本命”となるかもしれない大手チェーンが、ついにタピオカドリンク市場に参戦しました。ドーナツ専門店チェーンの「ミスタードーナツ」は4月26日から9月下旬まで、全国の約1,000店で4種類のタピオカドリンクを販売します。競合がひしめく激戦市場で、後追いの立場からどう巻き返していくのでしょうか。4月23日に開かれた発売記念の乾杯式の様子から、ミスドの戦略を探ってみます。
10万円前後で購入できる、5月の株主優待銘柄5選
少額投資で優待デビューしよう!
5月の優待銘柄は、4月に引き続き少なく35銘柄程度しかありませんが、少額で購入できる優待銘柄もあります。気になるものがみつかったら優待デビューを検討してみてはいかがでしょうか?今回は10万円前後で購入できる銘柄を、さまざまなジャンルから5つピックアップしてみました。
謎の4文字「SDGs」に世界の投資家の関心が集まるワケ
令和時代の成長セクターはどこ?
子供の医療支援のほか、貧困や環境問題など地球規模で抱える社会的課題の解決を図ることに投資資金の使途を限定した投資は「インパクト・インベストメント」と呼ばれています。最近よく耳にする「SDGs」を意識した投資の一形態です。実は今、株式投資の世界でも、このSDGsに熱い視線が注がれ始めています。その背景と今後の展望について考察してみたいと思います。
起業リスクを回避、退職せず会社員のまま会社を設立する方法
リスクを恐れて起業をあきらめる前に
いいビジネスアイデアを思いついたけど、いきなり会社を辞めて起業するにはリスクが大きすぎる……。そうやって、起業を諦めた会社員はどれくらいいるでしょうか。終身雇用制度が崩壊しつつある最近では、「週末起業」という言葉にあらわれているように、会社員でいる間に少しずつ事業を行い、軌道に乗ったところで退職して会社を起こそうと考えている会社員が増えていてもおかしくはありません。副業解禁時代に入り、会社によっては、会社員が会社に居ながらにして会社を設立することも不可能ではなくなってきているからです。そこで、今回は、会社員が退職しないで会社を設立するとどうなるのかについて、2回シリーズでお話したいと思います。第1回は、会社を設立するときの注意点、会社を設立するのと個人事業主の違い、第2回は主に会社を設立する手続き、どの組織形態を選べばよいか(株式会社か合同会社か)についてみていきます。
使ってないクレジットカードを解約せずに放置で起こりうる不都合なこと
カードに有効期限が設定されているワケ
ポイントキャンペーンや付帯サービス目的でクレジットカードを何枚も作成したものの普段の生活で使うクレジットカードは限られてきますよね。クレジットカードを何枚も使いわけるよりも、1枚に決めた方がポイントは貯まりやすくなります。結局のところ使わなくなったクレジットカードが自宅にそのまま放置されているということはありませんか?使わなくなったクレジットカードを解約しないでそのまま放置しているとどうなるでしょうか。自宅に置いたままなら不正に使用されることはありませんが、ずっと使わないままにしておくことで注意しなくはならないこともあります。
日本で生かせるか、“キャッシュレス先進国”中国からの警鐘
どうすればうまく付き合える?
デジタルネイティブである2000年代生まれが大学生になりつつある中国。彼らは経済的にも物質的にも豊かな子供時代を過ごしており、消費意欲が旺盛です。しかも、モノを買って現金で支払ったことがほぼない「財布を持たない」世代でもあります。日本でも国を挙げてキャッシュレス化が進められていますが、金融リテラシーが形成されないまま進めばどうなるのか。キャッシュレス先進国である中国の若者のお金事情を紹介します。
今夏の株式市場の波乱要因?米国でくすぶる“火種”の正体
この道はいつか来た道
米連邦政府の借入限度額を定めた「債務上限」が3月2日、1年ぶりに復活。約22兆ドル(約2,450兆円)と過去最高に膨らんだ現在の債務総額が上限として設定されました。これによって政府は新たな借り入れができなくなり、議会が上限引き上げで合意しなければ、米国債の償還や支払いが滞るデフォルト(債務不履行)を引き起こしかねない状況となっています。世界で最も流動性の高い安全資産とされる米国債は、金融機関のみならず、外国政府も外貨準備として保有しています。デフォルトに陥れば、世界的な金融危機の発生は不可避であり、今後の米議会の動向が大いに注目されます。
赤字なのにiDeCoを開始、家計に協力しない無計画な夫
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、2人目の子供が欲しいけれど生活していけるのか不安だという32歳の主婦。なんとかしようと思っているのに夫の協力は得られず、赤字家計にもかかわらず夫は勝手にiDeCoを始めてしまいます……。FPの横山光昭氏がお答えします。もう一人、子供が欲しいと思っています。ですが家計は毎月赤字で、貯蓄も増えていきません。今の子供の教育費の準備も心配ですし、このままで生活していけるのかなという漠然とした不安もあります。もっと支出を見直して締めていきたいと思うのですが、夫が「何とかなるだろう」といい、協力してくれません。そもそも、夫が欲しがって、無理をして住宅を購入したことも失敗だったような気がします。夫は先日、急に「老後のことも計画的に考えなくてはいけない」と思ったそうで、個人型確定拠出年金の投資を勝手に始めてしまいました。おかげで赤字は3万円にもなってしまい、ボーナスも生活費の補てん、住宅ローンのボーナス払いと買い物で、ほぼ残りません。なんとかするには、どうした
孫への贈与1500万円が非課税に!進路別・教育資金の集め方
2年延長「教育資金一括贈与の特例」活用する?しない?
子どもの成長はうれしいものの、教育費にはお金がかかります。特に私立中学校や私立大学の進学や留学など大きなお金となります。そこで、活用したい制度のひとつ「教育資金一括贈与の特例」が2019年の税制改正により、2年間延長されました。今回は教育資金の準備方法のひとつである「教育資金の一括贈与の非課税特例」の注意点とその他の教育資金の準備方法をご紹介します。
栗原はるみさんがキッチンを作ると普通とドコが違うのか
あえて“引き算の発想”でプロデュース
家庭料理を中心としたレシピで幅広い年代から支持されている、料理家の栗原はるみさん。そんな彼女が自身初となるプロデュースを務めたシステムキッチンが、4月22日に発売されます。栗原さんが監修したキッチンは、普通のものとどこがどう違うのでしょうか。4月17日に開かれた発売記念イベントから、その中身を掘り下げてみます。