新着記事
36歳女性、不妊治療に年間180万「貯蓄が減る一方です」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は横山光昭氏がお答えします。仕方がないとはわかっているのですが、不妊治療をしているので、貯蓄が減る一方でまったく貯まりません。治療や検査の内容によって毎月の金額にばらつきはありますが、治療費は年間で180万円ほどかかります。体に負担をかけたくないので仕事はしていません。また、妊娠しやすい体を作るために、本で得た情報やセミナーで聞いた食材をよく食べるようにしています。疲れて外食にしてしまう日も多いのですが、体には気を使っているつもりです。ただ、今のまま支出を続け、貯蓄が減ってしまうと、たとえ子を授かっても生活が大変になるのではないかと心配になるときがあります。働きに出ることも不安ですので、やりくりでなんとか支出を抑えていきたいと思っています。〈相談者プロフィール〉・女性、36歳、既婚(夫:36歳・会社員)・職業:専業主婦・手取りの世帯月収:63.2万円・手取り年間ボーナス:なし・貯蓄:約800万円【支出の内訳(62.6万円)】・住居費:12万円 ・食費:1
実態と真逆!? 名前だけが強くなる「ベネズエラ通貨」のお話
お金のことば42:ボリバル(後編)
ハイパーインフレと場当たり的な通貨政策の影響で、国際経済における大きな関心事となった通貨、ベネウエラ・ボリバル。その「言語的側面」を分析する記事の後編です。前編ではボリバルという通貨名が、実はベネズエラなどの独立に尽力した指導者シモン・ボリバル(Simón Bolívar、1783年~1830年)に由来していることを紹介しました。今回の後編では、通貨名ボリバルの「正式名称」に注目してみたいと思います。
あわや熟年離婚?“赤字相続”で豹変した夫婦の生き方
不動産相続の怖い話・第3回
相続した不動産が売ることも貸すこともできず、ただ維持費を払い続けるしかない状態に――。そんな不動産の“赤字相続”を取り上げてきた、この連載。3回目の今回は、相続した家の処分をめぐり、夫婦間で揉めてしまったお話です。相続で“揉め事”というと兄弟間や親子間がイメージされますが、実は夫婦間で揉めることも少なくないとか。そこには相続だけにとどまらない、現代日本における“生活の難しさ”がありました。
英語上達の夢を潰す「ドリームキラー」に打ち勝つ方法
最強の英語学習法:第6回
英語は競争試験などではありませんから、究極的は自分との戦いです。「あきらめない」という自分との戦いに打ち勝つには、「自信」を持つことがとても重要です。しかし、その自信を他人に潰されてしまうことがあります。「ドリームキラー」という言葉をご存知でしょうか。文字通り、夢を潰してしまう人のことを指します。「そんな嫌な人とはお付き合いをしていないから自分は大丈夫!」と思われるかもしれませんが、実は夢を潰す側、潰される側の双方に自覚がないのが普通なのです。英語学習をしていると、ドリームキラーが登場することがあります。そして、それは意図せずにあなた自身が作り出していることが往々にしてあります。どうすればドリームキラーに夢を潰されずに済むのでしょうか。
ベネズエラ通貨「ボリバル」と「ボリビア」を結ぶ偉人
お金のことば41:ボリバル(前編)
本連載では以前、相場暴落で国際的な話題になった通貨・トルコリラについて、その言語的な側面を紹介しました(「言葉の観点」で分析する、トルコ通貨史/通貨単位「リラ」と「ポンド」の意外な関係)。ところで最近危機的な状況にある通貨と言えば、もうひとつ思い出す通貨もあります。それはベネズエラの通貨「ボリバル」(bolívar)。現在この通貨はハイパーインフレの渦中にあります。国際通貨基金(IMF)は、同通貨の今年のインフレ率をなんと100万%と予測しました。ベネズエラは今年8月に「ゼロを5つ取る」デノミネーションを実施したばかりです。経済危機の主因は、石油価格の下落。このため同国の主要な外貨獲得手段である石油輸出が不振にあえいでいる状況があります。最近では同国からの脱出をはかる国民も増えているとの報道もありました(参考:ロイター2018年8月21日「迷走ベネズエラ、デノミや新通貨制度は無意味」)。今回、本稿で取り上げるのは、そんな話題の渦中にある通貨名・ボリバルです。通貨ボリバルを、言葉の側面から徹底的に分析してみることにしましょう。今回はその前編です。
資金30万、投資信託の保有銘柄数はいくつが適切?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。NISA口座を開設して投資信託に挑戦したのですが、あまりに商品の種類が多く、何をどれくらい買っていいのかわからず、とりあえず証券会社のおすすめや雑誌のおすすめを買ってみたら12銘柄くらいになってしまいました。今後はつみたてNISAへ移行して、長期保有で運用していくつもりですが、さすがに12銘柄はやりすぎでしょうか。スタート資金が30万円で、毎月の積立額が3万円くらいの予定だと何銘柄くらいが適正でしょうか。ちなみに投資先は国内50%、海外50%(アメリカ20%、アジア30%)です。〈相談者プロフィール〉・男性、40代前半、既婚(妻:会社員)、子供1人・職業:会社員・世帯手取り年収:820万円 (夫:420万円、妻:400万円)・預貯金:500万円・学資保険:400万円(18歳満期)・終身保険、個人年金保険ともに夫婦それぞれ加入・借入なし
婚活女性にとって「専業主婦希望」は有利?不利?
イマドキ男性の期待度を検証
4月に配信した本連載「結婚難民の羅針盤」において、若い女性の専業主婦願望が18%にまで低下していることをデータで示しました。では、男性側の専業主婦への意識はどうなのでしょうか。男性の気持ち(本音)を知っておくことは、女性にとってパートナー探しに有利になると思います。直接気になる彼・彼女に聞けばいいようなものですが、男性も女性も、いざ好みの異性を前にしたり、結婚したいという気持ちが強くなったりしていると、どうしても相手に都合の良いことを言ってしまいがちです。結果、本音とは言えない建前を聞いてしまうことも少なくありません。そこで今回も男性が「女性に期待するライフコース」の本音を、国の大規模調査のデータを利用することで見てみたいと思います。
0円おでかけスポット!親子で企業ミュージアムの社会科見学
遊びながら学べるおでかけスポット
「ミュージアム」というと、美術や自然、歴史などを思わず連想してしまいますが、企業が運営するミュージアムは提供する製品やサービスなど、一部の分野に特化しているのが特徴です。一見難しいと思われるものでも、体験やゲーム、クイズなどを通して学ぶことができるので、子供も楽しみながら学習できるというのもポイントの一つ。今回は、最新の科学技術、業界の裏側などに触れつつ、遊びながら学べる企業ミュージアム達をご紹介します。
「語学留学すれば英語力は自然に伸びる」は大間違いだ
最強の英語学習法:第5回
いつの時代も、語学留学に対する憧れを持つ人は少なくありません。「語学留学をしてシャワーを浴びるように英語を使う環境に身を置けば、自分も自然に英語が口をついて出るようにペラペラになるのではないか」と考える気持ちを持ってしまうのは、わからなくもありません。私自身、昔は「英語力をつけるため、いつか海外生活をしてみたい」と思っていました。しかし、実際に海外生活をした経験からいえば、語学留学をしたとしても、それだけで自然に英語力が伸びることはありません。この記事を読み、日本でコツコツ英文を読んで頑張っている人に勇気の出る言葉をプレゼントするとすれば、「英語は日本国内で身につく」ということです。
「さんま」の名前の由来って?今のように食べられはじめたのは
大衆魚として定着して行き、次第に人気に
この時期になると比較的手頃な価格で手に入り、秋の味覚として楽しめるさんま。日本人が大好きな魚と言っても過言ではないかもしれませんね。ですが、日本人がさんまを食べるようになったのは比較的最近で、名前についても「さんま」と呼び、「秋刀魚」と書くようになったのは比較的近代になってからなのです。
5000万超の住宅ローンで支出増「貯金が底をつきそうです」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は花輪陽子氏がお答えします。5,000万円を超える住宅ローンを組んでしまい、収入よりも支出が多くなってしまいました。まったく貯金ができないどころか、貯金が底をつきそうです。月々の足りない分はボーナスから補填してなんとかやりくりしています。この先、どうしたらよいでしょうか。〈相談者プロフィール〉・男性、46歳、既婚(妻:パート)、子ども2人(小学生・幼稚園児)・職業:会社員・居住形態:持ち家(戸建て)・手取りの世帯月収:29万円(うち3万円は妻のパート代)・毎月の支出目安:33万円・総資産:10万円
JRの料金が大幅割引、シニアになったら入れる旅クラブって?
旅好きシニアにおすすめお得情報
旅行好きなら、知っておきたい「旅クラブ」。なかなか安くはならない、JRの運賃・料金などが大幅に割引されるシニアならではのお得な制度です。JRの運賃・料金などが最大3割引となるJRグループの旅クラブが、国鉄時代から続く「ジパング俱楽部」です。男性は満65歳以上、女性は満60歳以上という入会の年齢制限がありますが、JRを利用しての旅にはお得な旅クラブです。そして、JR各社では満50歳から入会できる旅クラブも開設し、JRを格安に利用できる会員向けフリーパスやJR+ホテル+観光をセットにしたオリジナル旅行商品を用意しています。居住エリアとは関係なく入会できますので、首都圏在住で西日本エリアや九州などへ旅する場合も、JR西日本やJR九州の旅クラブに入会していれば、各社の新幹線や特急列車などがお得な運賃・料金で利用できます。今回はJRグループの旅クラブ「ジパング俱楽部」と概ね50歳以上が入会できるJR各社の旅クラブについて紹介します。
30代家族「家賃補助があるのに、家を買うのは損?」
みんなの住宅相談:第1回
22万組以上の住宅選びの相談に応えてきたスーモカウンターが、住まいの悩みに答えるシリーズ。今回は、住宅・不動産総合サービス「SUUMO」の田辺貴久・副編集長がお答えします。
英語学習“最大の壁”を乗り越える最強の継続メソッド
最強の英語学習法:第4回
当初は3回の短期集中連載の予定だった、このお金をかけない「最強の英語学習法」ですが、当初の連載記事が非常に好評だったため、このたび晴れて連載の継続が決まりました。ご覧いただいた読者の皆様、ありがとうございます。再開後の初回となる第4回は、英語学習の習慣化を取り上げます。英語学習を阻む最大の壁は、才能や年齢などではなく、「継続」です。「英語ができることは大きなメリットがある」とわかっているのに、なぜ継続ができないのでしょうか。その理由を理解することで、継続するための施策を打ち、英語力を身に付ける成功率を飛躍的に高めることができるのです。今回は継続するための方法をお伝えします。
38歳手取り月30万「3人目の子どもが欲しいけれど収入が不安」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は深野康彦氏がお答えします。3人目の子どもを作るかどうかで悩んでいます。現在の仕事は残業がほとんどなく、収入的に少々不安です。去年の世帯収入は額面で570万円。貯金がある程度ありますが、将来のためには定期預金だけでなく、株などで運用をした方がよいのでしょうか。アドバイスよろしくお願いします。〈相談者プロフィール〉・男性、38歳、既婚(妻:専業主婦)、子ども2人(8歳・4歳)・職業:会社員・年収(額面):570万円(手取り月収30万円)※一般企業の賃金カーブで昇給予定・預貯金:750万円・国債:100万円・学資保険(払込済):150万円・自社株:40万円・確定拠出年金:月1万円(60歳時に2,000万円)・個人年金:年10万円(60歳時に480万円)【家計の内訳】・食費:7万円・教育費:5万円・交通費:2万円・光熱費:2万円・通信費:2.5万円・生命保険:2.5万円・娯楽・交際費:4万円・日用品・衣料費:1万円・医療費:1万円・財形貯蓄:3万円※住宅ローンは
都市型中古マンションで始める これからのスマート不動産投資
イベントレポート
2018年8月25日、人生100年時代に向けた長期資産形成を学ぶをテーマに開催されたイベント「資産形成1DAYスクール2018」。本イベントでは「貯蓄から資産形成へ」の第一歩として、お金の最新情報や制度、効率的なお金の増やし方を著名ファイナンシャルプランナーが中立的な視点でわかりやすく解説しました。また、資産形成とは具体的に何をするのか知りたい・話題のiDeCoやNISA、つみたてNISAの特徴や違いメリット・デメリットを知りたいなどのニーズに応えたセミナーが多数開催。その中から本記事では、株式会社GA technologies専務取締役 清水雅史氏によるセミナー「都市型中古マンションで気軽に始めるこれからのスマート不動産投資」をご紹介します。
首都圏に密集の私立中学、受験校はどうやって決める?
数字から読み解く中学受験:第1回
中学受験についての様々な話題を“数字"を切り口にお話しする本連載。「鵜の目鷹の目」のことわざにかけ、森上教育研究所の高橋真実氏に<タカの目>として「中学受験に関する数字と親目線からの気になるポイント」を、森上展安氏に<モリの目>として「数字の詳しい背景」を掘り下げていただきます。鵜の目鷹の目…鵜や鷹が獲物を求めるように、熱心にものを探し出そうとする様子今回の中学受験に関する数字…「778校」
国慶節まっただ中、日本株と中国の長期休暇の意外な関係
関連銘柄に追い風は吹く?
10月1日は中国の建国記念日。この日から約1週間が国慶節という、春節(旧正月)と並ぶ大型連休になります。毎年、この時期には中国からの観光客の様子が話題となります。国務院が発表した2018年の国慶節は1日から7日までの7日間。直前の土日も合わせると、9連休にもなります。日本でいえばゴールデンウィークのような大型連休ですから、たくさんの人が海外旅行に出かけ、日本にも多くの観光客が訪れるわけです。となると、インバウンド消費で注目される企業や業界には、恩恵が大きいと考えられます。それなら国慶節が終わった週明け(日本市場は8日が体育の日の祝日であるため9日)での投資タイミングを考えて、インバウンド関連に投資した場合には、高い収益が期待されるかもしれません。