新着記事
トランプノミクスで勃興する“防衛”“ロシア”関連株
トランプ関連銘柄を探す株式市場
2016年11月9日は歴史的な一日となりました。トランプ大統領の誕生です。この日の日経平均は、投開票でクリントン優勢が伝わると上げ、トランプ優勢が伝わると下げという、トランプ大統領=悪材料という動きをしていました。ネット上では午前中にもトランプ大統領ほぼ確定というニュースが流れ、日経平均は一時1,000円以上の大暴落。ここまでの動きは、6月の「ブレグジット」英国国民投票とあまりにも似ていました。ただ、この後が違います。誰も予想できなかった動きとは、そして、勃興するトランプ関連銘柄とは——。
新婚カップルが注意すべき間違った保険選び
結婚後のお金・保険の管理とは
一組の男女が結婚して新しい暮らしが始まると、毎日のように発見があることでしょう。そんな日々の積み重ねで、お互いのことを理解しあいながら、夫婦としての絆を深めていくのかもしれません。二人で話しておくべきことはいろいろありますが、特に話すべきはお金のこと。なかでも将来のリスクに対して安易な保険選びをしていないでしょうか。今回は、生命保険の仕組みや選び方を解説します。ぜひ夫婦で、保険のことを話し合い考えてみてください。
入居者から投資家へ、人生をデザインする不動産投資
4200万件のビッグデータが投資評価を裏付け
史上空前の低金利を追い風に、個人による不動産投資が注目を集めています。購入した物件を賃貸し、家賃収入を得る不動産投資は、将来の年金を補完する収入源としても期待される一方、高値掴みや家賃の値下がり、空室といった不動産ならではのリスクも。リノベーション賃貸物件の運営やマンション投資のサポートで個人投資家の信頼を集めるリズム株式会社の専務取締役・織田基久氏、顧問・巻口成憲氏に、不動産投資の現状から不動産投資のリスク、同社の商品戦略などについて話を訊いてみました。
フルグラとオールブラン、コスパがいいのはどっち?
人気のフルグラか、シンプルなオールブランか
布団から出たくない。少しでも長く寝ていたい。朝食を用意する暇なんてない。そんな忙しい朝の味方といえば、シリアル。特に「フルグラ(フルーツグラノーラ)」は最近人気のようです。このフルーツグラノーラ、牛乳をかけるだけで食べれる手軽さと、朝の栄養をしっかり取れることがウケ、女性を中心に日本の朝食として流行りつつあります。かくいう僕もフルグラにはお世話になっております。このフルグラ、手軽さ、栄養価はもちろんですが、グラム当たりの単価もお安いのです。スーパー、ドラッグストアなどでも、100g100円を切るお値段で売られているのをよく見かけます。そこで「コスパ最強のフルグラに勝る朝食なし」という記事を書こうと思っていたのですが、調べていくうちに考えが変わってしまいました。フルグラを脅かす「オールブラン」を見つけてしまったからです。では、そのオールブランの実力とは?
ライフプランへのよくある誤解
ライフプラン=マネープランではない
将来にどんなことが起こり、そのためにはどんな準備が必要かなどを考えることを「ライフプランを立てる」といいます。「マイホームが欲しい」「子どもの教育費が心配」「老後資金は大丈夫だろうか」など、漠然とした不安もライフプランを考えてみることで見通すことができ、今何をすればいいのかがわかるようになるのです。2016年11月5日に行われたセミナー「ライフプラン=マネープランではない ライフプランへのよくある誤解」では、アクサ生命のマスター フィナンシャルプランアドバイザーの木村冬悟氏が実際のライフプランの流れを交えつつライフプランの必要性を語りました。本記事では、木村氏が行ったセミナーの内容を通して、ライフプランを考える大切さをお伝えします。
ニュースアプリ「Gunosy(グノシー)」好決算を紐解く
営業利益は前年同期比+411%
10月末から第2四半期(4~9月)の決算発表が本格化してきましたが、その中で気になる決算がありました。10月14日に平成29年5月期の第1四半期決算を発表した「Gunosy(証券コード6047)」です。改めて説明するまでもないですが、Gunosy(グノシー)は、2012年に設立され2015年に上場を果たした超スピード出世企業。ただ、上場後は業績の下方修正などもあり、株価の動きも芳しくありませんでした。しかし、14日の決算をきっかけにGunosyは反撃ののろしを上げています。今回は、その注目の決算を紐解いていきます。
ポイントは遺言書 熟年再婚の相続問題を回避する方法
熟年再婚と相続の問題
配偶者と死別や離婚などの理由によって離別してしまったシニアの方が、再び縁あって異性と恋愛関係に発展し、パートナーシップを結びたいと思うことがあります。そのようなときには相続問題、特に遺産分割をどのように行うのか考えておきましょう。前の配偶者との間に子どもがいた場合、その子どもと義理の父母の間で相続争いが発生してしまうかもしれないからです。
通信費を見直すためのポイント
固定費の見直しは大きな節約に
通信費といえば電話代くらいだった時代は、ひと昔もふた昔も前の話。今の世の中、通信手段の発展とともに通信費の種類も増えました。2015年にリビング新聞公式ウェブサイトの「リビングWeb」が行った「通信費についてのアンケート」によると、約9割の人が通信費の見直しをしたいそう。でも、ひとくちに通信費といっても、その内容はさまざまです。固定電話に携帯電話、携帯電話の中にも通話料とパケット通信料、自宅ではインターネットのプロバイダ代——さまざまな種類のお金がかかっているのです。
株価も業績も好調すぎる“M&A仲介会社”3選
M&Aマーケットのポテンシャル
10月末から11月中旬までは決算発表シーズンなんですが、11月8日には世界が注目するアメリカの大統領選挙がありました。本来なら決算を睨む動きになるところですが、予想外のトランプ氏の健闘を見越してか、市場はすでに不安定になっています。結果次第で、市場は全然違う景色になるでしょうが、そんな時こそ好業績銘柄を拾うチャンスです。100年に一度と言われたリーマンショックの暴落でも、その後の業績次第でリーマン前の高値を上回る銘柄はたくさんあります。業績が良ければ株価は再び上昇していく。なので、今回は数少ない業績好調な事業である「M&Aの仲介事業」を取り上げます。業績も、そして株価も好調ないわゆる「M&A関連銘柄」を3社厳選しましたのでどうぞご覧あれ。
日本の未来に投資する方法
いい投資なら華咲く(8739)スパークス
超高齢社会の到来。人口は減少。給料は上がらない。年金もどうなるか分からない--日本の未来について不安を抱いている方は、決して少なくないと思います。確かに、今のまま何もせず、流れに身を任せていれば、日本はどんどん衰退していくでしょう。でも、こうした課題を上手に乗り越えることができたら、日本は、これから高齢社会に入っていく先進国をはじめ、環境破壊や交通渋滞に悩む新興国のロールモデルにもなれるはずです。乗り越えるために私たち個人は何ができるのか。その答えを探るべく、運用会社を傘下に持つスパークス・グループに話を聞きました。
ロボアドバイザーは日本市場に受け入れられるか
圧倒的低コストで投資潜在層を開拓を目指す
投資先進国アメリカでは一般的な投資ツールとして普及している「ロボアドバイザー」が、日本でも本格的にサービスが始まりました。中でもお金のデザインが提供する「THEO(テオ)」は、小額からきめ細かい国際分散投資ができるサービスとして注目を集めています。THEOのアルゴリズムを開発したマルコム・シュライバー氏に、THEOアルゴリズム開発の秘密とロボアドバイザーの未来についてうかがいました。
新規上場企業、コメダ珈琲店の決算書を読み解く
今年上場したコメダ珈琲の評価は?
2016年6月、「コメダ珈琲店」をFC展開する(株)コメダホールディングス(以下コメダHD)が上場しました。コメダの本社は、ドリンク代だけでトースト・ゆで卵などがつく「モーニング」発祥の地とされる名古屋。地元で人気を博したのち、関東・関西にも店舗を展開しました。16年8月末には、「コメダ珈琲店」の店舗数は700店舗を超え、順調に成長しています。従業員が客席で注文を取りコーヒーを運ぶスタイルのサービスで、シニア層やファミリー層に支持されている「コメダ珈琲店」。その魅力を探ります。
美しい数式だけでは成り立たない クオンツが語る金融市場
シンプルな数式に何を加えるのかを見極める
金融の世界では、投資を成功させるために日々緻密な計算やプログラミングを行う専門家がいます。それが「クオンツ」という職業で、金融機関や投資家の利益の源泉ともなる重要な仕事のひとつです。ここではロボアドバイザー「THEO(テオ)」を提供する「お金のデザイン」で、クオンツを務める東海林紘氏に、その仕事と数学の専門家である彼らの眼から見た金融の世界について話をうかがいました。
ゆうちょ銀行のATM手数料がファミマで無料になる理由
コンビニ競争と日本郵政の関係
2018年1月からファミリーマートのATMでゆうちょ銀行の口座から現金を引き出す際の手数料が原則無料になる。これはゆうちょ銀行の親会社である日本郵政グループがファミマと幅広い分野で提携すると発表した第一弾の新サービスになる。日本郵政とファミマの提携でコンビニ競争はどう変わるのだろうか?
世界の金融市場にうずまく「4つの潮流」
個人投資家が資産を守り増やす4つのポイント
100年に一度の金融危機後の長いデフレから、過去最大規模の金融緩和、そして日本の金融史上初のマイナス金利の導入と、投資家を取り巻く状況は目まぐるしく変化しています。海外でも、遅々として進まないアメリカの利上げやイギリスのEU離脱など不透明な要素が多く、自らの資産をどう運用していけばよいか悩む個人投資家は多いでしょう。日本の金融工学の第一線で研究を続ける京都大学大学院の加藤康之教授に、個人投資家が身につけるべきスキルと資産運用の今と未来について語っていただきました。
宝くじの還元率は50%未満、残りは何に使われる?
投資としては最悪な宝くじだが…
年末の風物詩とも言える年末ジャンボ宝くじ。日本人は宝くじが大好きですよね。投資より貯蓄を好む日本人ですが、投資経験がある人の割合はおおむね2~3割と言われています。一方、宝くじを買ったことがある人は宝くじ公式サイトによると78.5%もいるそうです。これだけを見ても、投資はしたことがないけど宝くじは買ったことがあるという日本人の実態が見て取れます。
任天堂「Nintendo Switch」に投資家が失望した2つの理由
任天堂の株価は大幅に反落
10月20日夜、任天堂が4年ぶりの本格的新型ゲーム機「Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)」を発表した。この発表を受けた10月21日午前の任天堂の株価は前日比1,925円安(マイナス7.1%安)と大幅に下落した。つまり、新型ゲーム機の発表は投資家を失望させたことになる。任天堂の発表を見てみると「スイッチ」は製品としてはよくできているように思う。据え置き型のゲーム機であると同時に、コントローラーを分離すれば携帯ゲーム機として持ち運ぶこともできる。さまざまな場所で同じゲームを楽しむことができるというのは新しいライフスタイルの提案である。にもかかわらず任天堂に投資家が失望した理由は何だろうか。投資家が株を売りとしたということは、結論ははっきりしている。「スイッチ」を始めることで「任天堂にこれまで期待していたような未来の利益は期待できない」と投資家が考えたということだ。では投資家は何に失望したのか? 2つの失望がその背景にある。
新たな住宅ローン「財形住宅融資」とは
財形貯蓄制度を利用するメリット
ほとんどの人にとってマイホームは人生最大の買い物。生涯を通して長期的な計画を立てて決断するものだと思います。現金で一括購入、なんてことができるリッチな層はほんのひと握り。長期ローンを組み、金利の変動が返済に大きく影響する可能性もあるので、借り入れにも慎重にならざるを得ません。長期的な人生設計に合わせた貯蓄とローン返済を考えたとき、サラリーマンならぜひとも利用したい制度が「財形貯蓄制度」です。これは勤労者が計画的な財産形成を促進させるために設けられたもので、給与や賞与から天引きして積み立てされる制度です。貯蓄に対する利子が非課税になるなどの優遇措置もあり、無理のない貯蓄計画が立てられます。さらに、実を言えばこの制度には、もうひとつ非常に大きなメリットがあります。それが「財形住宅融資」です。財形貯蓄を利用している人に限り、住宅購入のための融資を受けられるのです。財形貯蓄制度を採用していない企業も多いため、案外知らない人も多いようですが、もし自分が勤めている会社に同制度があるなら、ぜひとも検討してみることをお勧めします。