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経済、投資の最新情報、仕事の給与や稼げる副業情報などを紹介します。
錦糸町の“鬼門”、楽天地ビルを「パルコ」はどう攻める?
東京東部攻略のカギは新屋号にあった
ファッションビルの先駆けとして、1969年に池袋に1号店を構えたパルコ。50周年を迎える今年は、秋までに4店舗を出店。同社の牧山浩三社長は「新しいステージへの飛躍の年」と意気込みます。その第1弾となるのが、3月16日にグランドオープンする錦糸町パルコです。池袋や渋谷を主戦場にしてきた同社にとって、東京東部は不慣れなエリア。ましてや、今回出店する楽天地ビルは数年おきに核テナントが入れ替わり、地元住民からは“鬼門”という声も上がる場所です。いったいどんな戦略で、錦糸町を攻略しようと考えているのでしょうか。グランドオープンの2日前に開かれた内覧会を深掘りしてみます。
限られた時間を無駄なく成果につなげる、アウトプットの技術
生産性を高めるには、インプットとアウトプットが不可欠だ
「定時までに仕事が終わらない」「効率よく仕事がまわらない」「考えすぎて仕事がなかなか進まない」そうした状態に陥り、仕事を溜めこんでしまうことはないでしょうか。仕事を頑張ろうという気持ちはあるのに、ただ時間ばかりを浪費してしまう。それでは上司からの評価は下がるばかりです。こうした袋小路から抜け出す方法について、ライフネット生命の創業者であり、現在は立命館アジア太平洋大学(APU)の学長として多忙を極める出口治明氏は、「仕事の生産性は、どんどんアウトプットすることで高まる」と言います。出口氏の著書『知的生産術』の第3章「最小の労力で最大の成果を上げる『インプットとアウトプットの技術』」より、その方法を紹介します。
なぜ米ドルが堅調なのか、説明しにくい理由を説明する
米国からみた為替動向を分析
米ドル円の相場は、111円台前半で推移しており(2019年3月13日執筆時点)、わが国の株式市場に一定の安心感を与えています。しかしながら、なにがこの米ドル高・円安をもたらしているかを説明するのは簡単なことではありません。
仕事選びと「災害」対策、あなたはどうしていますか?
就活で災害考慮する56.7%
東日本大震災から8年、阪神淡路大震災から24年の歳月が経ちました。近年においても、熊本の地震や広島の豪雨など、大きな災害が日本各地で発生しています。災害で亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災されたみなさまに心からお見舞い申し上げます。災害は人の命を奪うこともありますし、生活そのものに大きな打撃を与えます。また、台風のように事前にある程度察知できるものばかりではありません。地震のように、突然、日本全国どこにいても発生しかねないものもあります。私たちは、仕事をしている時間であっても、常に災害が発生する危険と隣り合わせの状態にあります。
あなたの株取引も「ダークプール」を流れているかもしれない
市場での存在感は高まっている
2月19日、金融庁が主催する「市場ワーキング・グループ」の第19回議事をうけて、「ダークプールの規制を検討する」という内容の報道がなされました。その名前のイメージから株式市場の「ヤミ市」と捉えられても不思議ではない「ダークプール」、その実態はどのようなものなのでしょうか。実は2019年の時点で、既に数社の証券会社が個人投資家の注文をダークプールに取次ぐサービスを行っています。東京証券取引所の「ダーク・プールへの対応について」のデータによれば、ダークプール経由の取引はここ1年で全取引の4~5%程度を占めるようになりました。ダークプールの市場シェアは右肩上がりを続けており、今後も増加していくとみられます。場合によっては、あなたの株取引は今後ダークプールを経由するかもしれません。もしくは、すでにダークプールを通っている可能性すらあります。あなたの株取引がダークプール経由で行われた場合に何が起こるのか、その仕組みを今のうちから正しく理解しておきましょう。
独立後に手取りが増えても手放しに喜べない「自営業の事情」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、夫が近いうちに仕事で独立を考えているという35歳の女性。会社員から個人事業主に代わると、収入や払うべき税金はどう変わるのでしょうか。マネーフォワードから生まれたお金の相談窓口『mirai talk』のFPがお答えします。去年結婚をしました。子供ができるまでは現状と変わらず、私も働く予定ですが、主人は専門職のため2~3年以内に独立することを考えています。一時的な収入は減りますが、クライアントなどは現在の会社で担当しているお客さまを引き継がせてもらえるため、半年ほどすれば夫の収入は今より増えた状態を保てる予定です。心配しているのは、会社員から個人事業主へ変わると、税金などの納め方が変わるため、自分で支払うお金がどれくらい増えるのか想像できない点です。仮に、独立後も主人が同じ収入だった場合、生活費に使える手取りはいくら引いて考えておくと安心でしょうか? 〈相談者プロフィール〉・女性、35歳、既婚(夫:36歳、会社員)・職業:会社員・手取り世帯月収:5
今や「ポスト中国」、各国がこぞってベトナムに投資をする理由
外国直接投資が過去最高
海外からベトナムへの直接投資が増加しています。2018年の外国直接投資(FDI)実行額は、過去最高の191億米ドルとなりました。今年に入ってもFDIの勢いは衰えず、1~2月のFDI認可額は新規・拡張を合わせて33億米ドルと、前年同期に比べて58%増加しています(出資・株式取得は除く)。さらに特徴的なのは、足元の認可額の5割を香港からの投資が占めたことです。米中貿易摩擦の長期化を背景に、米国などへの迂回輸出先として、中国企業の間でもベトナムの注目度が高まっていることがうかがえます。
中国株は反発したのに「中国関連銘柄」が値下がりする理由
東レ、コマツは株価ジリ安
世界中の金融市場関係者が中国経済の先行きに神経を尖らせています。日本の国会に相当する中国の全国人民代表大会(全人代)が3月5日から11日間の日程で開幕しました。李克強(リー・クォーチャン)首相は同日、政府活動報告を行い、2019年の経済成長率目標を「6~6.5%」と2年ぶりに下げました。2018年の目標は「6.5%前後」だったのに対し、実質成長率は6.6%。前年実績(6.8%)を下回って着地しました。中でも同年10~12月期は6.4%にとどまり、同7~9月期の6.5%から伸び率が縮小していました。2019年目標の引き下げは、こうした減速傾向を反映したものです。
結局お金?指針変更でわかった「監査法人交代」赤裸々な理由
18社の変更理由をリスト化
あと2週間ほどすると、12月期決算の上場会社の定時株主総会ラッシュを迎えます。上場会社は決算書を監査法人にチェックしてもらう義務を負っています。どの監査法人に監査を依頼するかの決定プロセスは会社によって異なり、会社が候補を決めて総会に諮る場合と、会社自体に決定権があって総会では報告するだけで良い場合があります。しかし、いずれにしても総会マターです。このため、監査法人の交代は、定時総会開催月の前々月の下旬から当月上旬くらいまでに公表されるのが一般的です。今年も12月期決算企業の監査法人交代の発表が1月下旬から始まっていますが、今年は例年とは少々趣きが異なっています。交代を知らせる各社のリリースに、これまでにはなかったほどしっかりと交代理由が書き込まれているのです。逆に言えば、これまではなぜ監査法人が交代するのか、その理由がちゃんと書かれてきませんでした。なぜ今年になって、こうした変化が生じているのでしょうか。
弱い米2月雇用統計でも、今が押し目買いのチャンスなワケ
近視眼的見通しに惑わされるな
3月8日に発表された米2月雇用統計は、非農業部門就業者数(以下、NFP)が予想中心値前月比+18万人に対し同+2万人と、極めて弱い内容となりました。市場には2019年の見通しについてネガティブな予想が広まっていますが、筆者はここが押し目買いのチャンスと考えています。それはなぜなのか、理由をご説明しましょう。
国内景気に暗雲、秋口にかけての復活シナリオを説く
鍵は電子部品・デバイスの在庫調整
国内景気に対する海外からの逆風が強まりをみせています。先般発表された1月の鉱工業生産は前月比3.7%低下と、市場予想を大きく下回りました。足元、急激な落ち込みを示している輸出動向を如実に反映した動きと捉えられますが、これで3ヵ月連続の低下となったことから、経済産業省では基調判断を「緩やかな持ち直し」から「生産は足踏みしている」に下方修正しました。産業用ロボットや半導体製造装置が減少した生産用機械工業、NANDやDRAMといった半導体メモリーなどを含む電子部品・デバイス工業の落ち込みが目立つなど、中国向け輸出の失速が直撃した格好となっています。ただ、そうしたなかで電子部品・デバイスの在庫調整が順調に進展していることは、大いに注目すべき事象と思われます。今回は、このような状況下にある国内景気の見通しについて解説します。
今、個人投資家は強気?弱気?
株価の戻りが続く中、残高が増えるETFとは
株式市場は2019年に入り戻り基調が続いています。日経平均株価でみると、1月4日に1万9,655円で取引を開始したあと、2月上旬に一時的な調整局面はあったものの、ほぼ一本調子の戻りが続き、3月4日には一時2万1,860円まで上昇しました。この間に、個人投資家の口座状況も改善してきています。信用取引を行っている投資家がどれくらい含み損益を抱えているかをパーセンテージで表した指標である、松井証券店内の「信用評価損益率」でみると、1月4日には-21.5%と極めて厳しい状況であったものが、3月4日時点では-9.4%まで改善しています。では、個人投資家は強気に転じてきたのでしょうか?
「健康経営銘柄」は株価も“健康的”に上がるのか
流行のキーワードを投資に生かす
経済産業省と東京証券取引所が2月21日に公表した「健康経営銘柄2019」。これで5回目となる今回は、28業種から37社が選ばれました。この「健康経営」という言葉、最近では会社の経営や企業の評価をする時に注目されるようになってきたのですが、実は株式投資とも深い関係があるのです。今回は、健康経営と株価の関係について考えてみたいと思います。
株式投資で大成功している人に共通する3つのポイント
著名投資家に直接インタビュー
筆者は以前から株式投資で成功を続けている色々な投資家の方にインタビューし、マネックス証券のお客様にインタビュー内容をご紹介してきました。筆者自身も、お話を伺ったことで大変多くの学びをいただき、その内容をご紹介したお客様からも大反響をいただきました。今回は、そんな過去のインタビューから、成功を続けている投資家の方々に共通すると感じた3つのポイントをご紹介します。
価値があるから買う意味がある、株式の価値はどこから来る?
しっかり理解したいROEとPBR
前回、「事業が上手く行って会社の資産が増えると、株式の価値が上がる。これを反映して株価が上がる」と書きました。株価を読もうと思えば、まず株式の価値を知ることが大切なのです。今回はこの「株式の価値」について、もう少し詳しくお話ししましょう。
資産のうち、どれくらいを投資にまわせばいいの?
人によって答えはバラバラ
連載『お金の育て方』では資産運用を始める際に心がけるべきことや、株式投資と投資信託の基礎について書いてきました。これまでの6つの記事を読んで、なんとなく資産運用について重要となるポイントは理解できてきましたでしょうか。そろそろ自分でも始められそうだと思っていただけたなら大変うれしいのですが、いざ始めようとすると新たに気になってくることもありますよね。自分が持っている資産(貯金)のうち、どれぐらいの割合を投資にまわせばよいかもその一つです。そして、投資にまわす資産のうち、どの金融資産をどれぐらいの割合で購入するか。今回はそこについて書いていきます。
銀座に新時代到来、大規模再開発がもたらした相乗効果とは?
「グレーター銀座」の登場
「銀座」は、明治時代から高級商店街として発展してきた歴史ある商業集積地です。近年は同時多発的な大規模再開発や施設活性化を背景として、今や「グレーター銀座」とも呼ぶべき広域かつ魅力的な商業集積地が誕生したと言えます。今後も、国内外の商業集積地との立地間競合において、強い競争優位性を発揮していくと期待されます。
40代会社員が今すぐ取り組みたい老後資金の貯め方
身近にあるお得な制度を確認しよう
老後の資産形成にはiDeCoやつみたてNISAがいいと思われている方は多いかと思います。会社員の場合、それ以外にも社内にお得な制度があるかもしれません。自分の会社の制度と合わせて確認してみましょう。