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総崩れの「仮想通貨」マーケットで何が起きているのか
ビットコイン、イーサリアムは半値水準
先週、仮想通貨マーケットは大きく揺さぶられました。ビットコインは1月16日に、一時1ビットコイン=100万円を割り込むレベルまで下落し、昨年12月に付けた最高値(同227万円程度)から半値以下になりました。他の仮想通貨でも、時価総額が2番目に大きいイーサリアムが終値ベースで、1月10日に付けた高値1イーサリアム=16万7,000円から、同月17日にはほぼ半値の8万9,000円まで下落。時価総額が3番目に大きいXRP(リップル)は、1月4日の375円から1月17日の102円まで、短期間で4分の1程度まで暴落しました。仮想通貨のマーケットで今、何が起きているのでしょうか。そして、価格の乱高下を繰り返す“新たな通貨”を、私たちはどう受け止めればいいのでしょうか。
NISAか確定拠出年金か? コツコツ積み立て派の運用術
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。2011年からインデックスの投資信託で老後資金のために分散投資をしています。一昨年からは夫婦でNISA口座を開設し、バランス型投信で子供2人分の教育資金を積立てています。現在、投信で積み立てた老後資金は850万円、教育資金は2人分で180万円程度です。今後も老後資金を36万円、教育資金を24万円を年間で積み立てる予定です。会社には企業型確定拠出年金がありますが、現在マッチング制度は導入されていません。2017年からは企業型確定拠出年金に加入していても、個人型確定拠出年金に加入できるようになったと聞きます。この場合、老後資金用として証券口座で分散投資している積立額を減らし、上限枠一杯まで個人用確定拠出年金で積立を行ったほうがよいのでしょうか? 個人用確定拠出年金の適用枠を拡大する際に注意すべき点を含め、アドバイスいただければと思います。【現在の状況】現在の収入:680万円(共働き)今後の収入と支出:今後も大きな収入変動はなし金融資産
好景気はいつまで続く?「倒産動向」に浮かぶ不安の影
件数は9年連続マイナスだけど…
1月18日、日経平均株価が一時、2万4,000円台を突破しました。1991年11月以来、約26年2ヵ月ぶりの大台回復となりました。企業業績も好調そうですので、当然といえば当然なのですが、この先の景気動向を占ううえで参考になるのが「企業の倒産情報」です。信用調査会社の東京商工リサーチが2017年通年の倒産状況をまとめたレポートを1月16日に発表しました。これによると、2017年1~12月の倒産件数は8,405件。前年が8,446件でしたので微減、前年比でマイナスになるのは9年連続です。負債総額は、2016年が2兆0,061億円だったのに対し、2017年が3兆1,676億円。6割近く増えた計算になります。これは自動車用安全部品大手のタカタが民事再生手続きの開始を申し立て、その負債総額が1兆5,024億円もあって、1社で引き上げているからです。タカタの分を差し引くと、負債総額は1兆6,652億円になりますから、17%ほど減った計算になります。それでは倒産件数も負債総額も減って景気は安泰かというと、そうとも言い切れないのです。
税金の“二重取り”にご注意 海外証券口座の活用メソッド
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。昨年、アメリカから帰国しましたが、バンガードの口座を非居住に切替えて残しています。日本でバンガードの投資信託を間接的に購入したり、ETFをアメリカ株式取引で購入したりするよりも手数料が安く有効だと思っているのですがいかがでしょうか? 税務申告周りが煩雑になるかと思いますが、来年以降はアメリカでの確定申告は不要で5%が源泉徴収されるのみと理解しています。その上で日本での確定申告はどのようになりますか? 日本の税率との差額15%分を申告納税すればよいのでしょうか? また日本の特定証券口座と損益通算は可能ですか? アメリカの証券口座の効果的な活用法をお教えいただけると幸いです。(40代前半 既婚・子供1人 男性)
74歳の母の600万円、“安全”な運用の最適解は?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。母は、74歳で一人暮らしです。購入した国債600万円が満期となり、その後の運用をどうしようか相談されています。証券会社からは外貨建ての投資信託を勧められているようですが、年齢から為替リスクのある商品を選択すべきではないと考えています。安全性と換金性を優先した、なるべく有利な商品を検討したいと思うのですが、お勧めの方法はないでしょうか。(40代後半 既婚・子供3人以上 男性)
広がるスマホ決済「LINEペイ」、日本企業に対抗策は?
PCやスマホの“二の舞”になるのか
LINEペイで支払いのできる店舗が増え始めています。LINEペイは、電子マネーの次に来る決済手段だといわれている「スマホ決済」という分野のサービスです。中国では、アリペイとウィーチャットペイの2大決済が普及していて、財布を持たなくても買い物ができる社会が実現されています。米国発のアップルペイやアマゾンペイが世界の決済競争において覇権を握るのではないか、と見る向きもあります。LINEは日本で上場する企業ではありますが、親会社は韓国企業。パソコン、スマートフォンに続いて決済まで外資に市場を席捲されかねない現状に対して、日本の経済界に焦りはないのでしょうか。
資産運用の基礎知識「債券ファンド」に潜む2つのリスク
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。債券ファンドについての質問です。債券は金利低下により債券価格が上がり、金利上昇により債券価格が下がると理解しています。金利上昇によって債券価格が下がったとしても満期まで保有していれば元本割れは発生しないことも理解していますが、国内債券型ファンドは複数の債券を組み合わせて運用し、ファンド自体の満期がありません。日本は金利低下が続いていたので、これまでは国内債券型ファンドを購入しても問題なかったと思いますが、今後、もし金利が上昇していく状況になった場合、国内債券型ファンドの基準価額はどのように推移するのでしょうか? 国内債券型ファンドを購入しても問題ないですか? また保有分は売却しなくても大丈夫なのでしょうか? 教えてください。(50代前半 既婚・子供2人 男性)
20代の投資術:総資産800万円、私の“次の一手”は?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。資産の中の現預金の割合が多いように感じています。今後、物価が上昇する可能性が高いことや、まだ20代なのでもう少しリスクを取ってリターンの大きい資産に投資したいと考えています。具体的にどのような手段が考えられるでしょうか? また相対的に日本円の価値が下がっているように感じることから外国通貨の預金に興味を持っていますが、どのような投資方法があるかをよく理解できていません。すでに以下を始めています。アドバイスをください。【現在の投資状況】・10年以上の中長期的な資産形成として、ノーロードの積立投資信託に毎月5万円を投資しています。今は新興国株式や先進国株式の比率を比較的高めに設定したポートフォリオを組んでいます。・短期的な資産形成として日本株式投資を始めましたが、まだまだ勉強中で利益を得るにはいたっていません。・年金(確定拠出年金など)を除く資産の割合:総額約800万円・預金(日本円):88%・日本株式:2%・投資信託:10%・昨年は1
将来の“ハイパーインフレ”に私たちはどう備えるべき?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。以前、ある投資家が将来的にハイパーインフレが起こると予想していました。これに対し、なにか対策を講じておいたほうがよいでしょうか? 現在は投資信託と貴金属に毎月2万5,000円づつ投資していますが、今後、貴金属の割合を増やすなどしたほうがいいですか?(40代前半 独身 男性)
音楽で飯を食う35歳、年収700万に到達し投資に興味
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は深野康彦氏がお答えします。音楽で生計を立てている35歳です。ここ数年でようやく収益が安定して年収が700万円ほどになり、投資を考え始める段階になりました。まだ資産のない自分にとって、インカムゲインよりもまずはキャピタルゲインで資産形成を図るのがよいと思っています。しかし、今年に入って会社員からフリーランスに転向したため、リスクには慎重にならなければという認識も持っています。投資への入り口でつまづきたくないので、よいアドバイスをお願いいたします。(30代後半 独身 男性)
株の「利益確定」焦って早くしすぎちゃうのはなぜ?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。ゲーム関連の株式を買ったところ、思いの外、値上がりして資産の半分程度を占めるにいたりました。先の相場は読めないものですし、急に上がった分、もう売り切ったほうがよい気もしています。ただ、一気に同じ株式を買ってはいけないのと同様に、まとめて売るのもよくないのでしょうか? ご意見いただけますと幸いです。(20代後半 独身 男性)
冒険家にとってお金とは?生きているその時を考える
服部文祥のサバイバルライフ
給料は上がらないのに平均寿命はますます上がる予測。老後のために、今からお金を貯めなきゃ! と汲々とする今日この頃、なんだか、何のために生きてるのかわからなくなってきた……。そんな生き方の対極にあるのが、死と隣り合わせの人生を生きる「冒険家」。彼らにとってお金とは? 備えとは? 暮らしとは?「サバイバル登山家」として知られる、服部文祥さんにお聞きしてきました。(写真:亀田正人)
バイト感覚で観光案内、「無資格ガイド」解禁の衝撃
新たなシェアビジネスが隆盛?
2020年の東京オリンピックに向けて、政府がさまざまな規制緩和を進めています。すでに先行している“爆買い”向けの免税手続きの簡素化や、民泊の規制緩和に続いて、1月4日からは無資格ガイドが解禁されました。この規制緩和によって、どのようなビジネスチャンスが生まれるのでしょうか。これから先の新しい事業機会の全体像を探ってみます。
「税金が高い…」と嘆く前に知りたい会社員の“節税術”
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。会社員ですが、少し副業をしています。税金対策として確定申告を検討していますが、どのように行ったらよいでしょうか? ほか税金対策によいものはありますか?(30代前半 独身 女性)
「1000万円の使い道」に悩む30歳にお金のプロは“苦い顔”
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は深野康彦氏がお答えします。今年30歳になる独身男です。現在は士業として事務所に雇われており年収は600万円ほど。借金、ローンはなく、不動産や車は所持していません。住まいは家賃8万7,000円の賃貸マンションです。金遣いは荒くないと思うのですが、遠距離恋愛中の恋人との交際費がかなりかさみ、毎月の収支は赤字でボーナスを入れてトントンといった状態です。 数年後には独立しようと考えています。現在の顧客の付き方から、独立した1年後には年収1,000万円程度になるだろうと勝手に試算しています。以前、外資系メーカーに勤めており年収1,000万を超えていた時期もあるため、年齢の割に資産は増え、全部で1,500万円程度です。そのうち外貨建ての社債を300万円、外国株のETFを200万円ほど長期で保有しています。残り1,000万円は、日本株の個別銘柄を短期売買して遊んでいます。さて、本題に入らせていただきます。現在余っている約1,000万円の使い道として、中古マンションへの
年収1200万外資系社員「過去に投資で騙されたことも…」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。投資についての相談です。私は年収1,200万円の外資系サラリーマンです。円ベースの流動資産は300万円ほど、米ドルの持株で300万円。私と妻の終身保険は合計1万2,000米ドル(年利5.5%の解約返戻金)。不動産資産として都内のアパートを一棟4室、都内の区分マンションを2室所有しています。過去に国内株にも投資したことがありますが、50万円ほどの損失を出しました。また、“和牛商法”と呼ばれた安愚楽牧場に投資し、ご存知のように会社が清算され200万円の損失を出しました。これまでの経緯で向いていないと自覚しているため、FXには手を出していません。今後どのようにして資産形成を考えて行くべきでしょうか? また資産形成を進める上で、お勧めの良書がありましたら教えてください。(30代後半 既婚・子供2人 男性)
「LGBTカップル向け口座」を開設したマネックスの遠望
なぜ専用口座が必要だったのか
現在、日本人の13人に1人がLGBT(性的マイノリティ)だといわれています。これは国民全体に占める左利きの人やAB型の人とほぼ同じ割合だそうです。2015年に渋谷区や世田谷区などの自治体が同性パートナーシップ制度を導入したのを皮切りに、LGBTの社会的な認知度は大きく向上しました。死亡保険の受取人に同性パートナーを指定できる生命保険や、同性パートナーとペアローンを組める住宅ローンが次々と登場しています。ただ、自治体の発行するパートナーシップ認定書には法的な拘束力はありません。そのため、配偶者なら当たり前のものとして享受できる権利が、LGBTのパートナーでは受けられないことがまだ多くあります。そうした中で、ネット証券大手のマネックス証券が証券会社としては初となるLGBTカップル向けの「パートナー口座」サービスを開始しました。いったい、どんなサービスなのでしょうか。
家族で海外赴任の40代、今後の投資戦略はどうする?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。昨年、海外に赴任することになり、現在は海外で生活中。家族も夏頃には合流し、日本には3、4年後に帰る予定です。これを機に現状について振り返り、帰国後には不動産投資を追加しようと考えております。今後の資産運用についてアドバイスいただけると幸いです。【現在の状況】家族:妻、子ども3人(高校生・中学生・幼稚園)世帯年収:1,000万円程度(私900万円・妻100万円)<預金>・定期預金500万円<太陽光発電>・3,000万円の太陽光発電施設をフルローンで購入(15年返済、残債2,500万円)・77kwの発電システムを構築・売電価格42円の時に契約・今年で3年目<不動産投資>・新築アパート4部屋を1棟買い・3,500万円をフルローンで購入・昨年より開始、現在満室・ローン金利1.9%・表面利回り8%<自宅>・一戸建て。築10年、簡単な見積もりを取ったらおよそ3,000万円の価値・住宅ローンは残債2,000万円、返済完了まであと15年(40代後