子育て
保育料、教育費、学習塾など子育てにかかる費用から、役立つ制度を紹介。
3人の子の塾代で手取り月52万でも赤字。長男の学費が払えなくなって本末転倒に!?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、3人の子どもを持つパートの女性。月の手取りは50万以上あるものの、高3・高1・中2のお子さんの塾代などで毎月数万程度の赤字になってしまうそう。家計再生コンサルタントの横山光昭氏が運営する『マイエフピー』のFPがお答えします。毎月赤字で、昨年からの1年間で社内預金が100万円減ってしまいました。貯金は社内預金のみでしています。高校3年生、高校1年生、中学2年生の子どもがおり、高校進学、大学進学も目前なのですが、進学資金が不足していることが気になっています。共働き夫婦なので、世帯収入は額面で1000万円を超えています。子どもの塾代などでお金がかかる時期ではあるのですが、他のご家庭と同じようにしているだけなので、やむを得ないと思います。ですが収入からいうと、もっと貯金ができていても良いのではないかとも思っています。普段は贅沢はしていないつもりですが、子どもはかわいそうな状況にならないよう、冷凍の食品や塾に持っていけるお菓子は余分に買っているかもしれま
手取り年収700万「子どもが私立理系大学・1人暮らしでも大丈夫?2人目は厳しい?」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、31歳、育休中の女性。子どもがもし、私立理系の大学に進学し、一人暮らしになった場合にかかる教育費がご心配とのこと。FPの菅原直子氏がお答えします。生後7ヶ月の娘の教育費用についてです。大学進学用に18歳までに500万円以上貯金したいと考えています。国公立希望ですが最もお金がかかる私立理系、1人暮らしになった場合、どのくらいの教育費用が必要になるのでしょうか。またその費用について、現在児童手当200万円、学資保険(月10000円以内の支払いで200万円)か夫の終身保険(低解約型払戻金型 死亡保険金200万円 15年払い 月8900円 18年目で返戻率101%となり162万円)に加入する、出生体重貯金とお年玉、お祝いなどで100万円、その他家族貯金からと考えています。将来的には2人目も欲しいと考えています。2歳差か4歳差と思っていますが、2人を大学まで通わせられるのか、うちの家計では2人目はきついのかもわからない状態です。また教育費用を学資保険や終
ちゃれんじ、スマイルゼミ、Z会、ポピー、幼児向け通信教育でコスパが良いのはどれ?
新型コロナで注目度急上昇!
コロナ禍で学校がお休みになる中、通学が不要な通信教育が大人気を呼びました。申し込みが殺到し、教材が届くのが数か月先になるものもありました。幼児向けでも教材は、価格は月額1000円以下のものから、タブレットを購入する必要があるものまでさまざま。そこで、代表的な4社について、月額や教材の種類、親の手間などを比較してみたいと思います。
子どもの成績が上がったら「臨時ボーナス」をあげてもいい?
子どものよく出来た!に応えよう
マネープラスの「お金のしつけ」では、おこづかい制度という昔からあるしくみをお金のしつけに取り入れて、お話をさせていただく機会が多いです。わが家ではお金のしつけをするためにおこづかいを取り入れて実践してきました。その過程でお金のしつけに取り入れてみてらいいかも?という機会が何度もあり、その都度検討しました。その1つが「子どもが頑張ったときに臨時ボーナスをあげるか問題」です。この問題は最近の取材でも聞かれることが多いです。今回は、臨時ボーナスはあげてもいいのかについて、私見ではありますがわが家のエピソードを盛り込んでお話をしたいと思います。
毎年注目を集める東大合格者数、「東大への道」に秘策はある?
数字から読み解く中学受験:連載第22回
中学受験に関する数字を森上教育研究所の高橋真実さん(タカさん)と森上展安さん(モリさん)に解説いただく本連載。中学受験において、志望校選択の基準として注目されるのが「大学への進学実績」。特に東京大学への合格者数は、毎年大きな注目を集めます。上位にはお馴染みの伝統校が並ぶ一方、近年急速に合格者数を伸ばしている学校もあります。そもそも「東大への道」は他の大学と大きく違うのでしょうか。合格者数の多い学校は秘策があるのでしょうか?今回の中学受験に関する数字…185人
年収1000万超えなのに教育費がピンチ「家族に不自由させたくない」家計の問題点は?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、3人の子どもを持つ専業主婦の女性。手取り月収は80万を超えているのに、貯金ができなくて困っているそうです。3人の子どものうち2人は受験生で、進学にかかるお金が捻出できなそうだとお悩みですが…。家計再生コンサルタントの横山光昭氏が運営する『マイエフピー』のFPがお答えします。3人の子どものうち、2人が受験生なのですが、あまり貯金がなく困っています。家計簿はパソコンでつけていて、毎年、大きな金額ではないですが黒字になります。毎月の手取り収入は80万円ほどあり、住宅は親から相続したものに住んでいるので、管理費しかかかっていません。ですから生活費にはゆとりがあり、ある程度好きに使ってもさほど困りません。家族に不自由をさせない暮らしが維持できるようにと努めているだけなのですが、意外とお金がかかっているようで、貯金ができていませんでした。欲しい、必要だといわれるものは無駄ではないと思い、可能な限り購入してきました。必要なのにうちの子だけ持っていないとなると
休校中で崩れたリズム、「早起きよりもぐっすり眠ることを最優先」で取り戻す
まずは健康的な生活を
最長で3カ月にも及んだ休校期間から段階的に学校再開がなされていますが、子育て家庭から学校再開への不安として「休校期間中、親子ともに生活リズムが乱れてしまい、朝、なかなか起きることができない」「心身ともに学校生活へ適応できるだろうか」「どう生活のリズムを戻せばよいか」といった声が多く聞かれています。また休校期間中には、外出自粛もあり、子どもが体力を持て余して、家のなかでイライラしているという悩みも聞かれていました。休校中には体育の課題として「一日一回は室内でできる運動をしよう」、例に「縄跳び」「YouTubeを観てダンス」などが挙げられていたものの、住宅事情によっては困難だという声もありました。新型コロナウィルス感染拡大の状況はいまだ予断を許さず、当面は保護者の就労を含め、外出も以前より控えめとせざるを得ない期間が続くでしょう。学校再開がなされるいま、子どもたちや子育て家庭はどのようなことに気をつければよいのでしょうか。
正社員からパートになって収入減の38歳女性「世帯年収690万で3人目は無謀?」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、2人の子どもをもつ38歳の女性。正社員からパートに変わり貯蓄ペースが減ってしまい、3人目がほしいが教育費が不安と言います。FPの氏家祥美氏がお答えします。3人目がほしいが教育費が心配です。2年前までは私も正社員として働いており、貯蓄もできていましたが、貯蓄ペースが落ちています。子どもにかかる教育費をどのように捻出していけばよいか、今のペースで3人の子どもは無謀な資金計画か相談したいです。<相談者プロフィール>・女性、38歳、既婚・職業:パート・アルバイト・同居の家族:夫38歳(会社員)・子ども:2人(4歳、6歳)・居住形態:持ち家(戸建)・毎月の世帯の手取り金額:43万円・年間の世帯の手取りボーナス額:170万円・毎月の世帯の支出目安:38万円【支出の内訳】 ・住居費:9.4万円(元金均等のためあと7年の固定金利中は減っていく)・食費:5万円・水道光熱費:3万円・教育費:8万円(学童1.2、保育料2.8、習い事2,学校2)・保険料:2万円(年払
年収700万自営業「3人目を大学まで進学させたら老後資産はいくら残る?」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、34歳、会社経営者の男性。現在2人の子どもに恵まれ、3人目も欲しいが、十分に教育費をかけたうえで、どれくらい老後資金を確保できるのか不安に思っているとのこと。FPの宮里惠子氏がお答えします。8年前に私と妻で小さな会社を起業し、何とかマイホームも手に入れ、子どもも2人もうけることができました。できれば3人目も欲しいと考えていますが、自分たちの老後資金も確保しつつ、3人に十分な教育費を割けるか不安で決断できません。小さな会社の経営者という立場上、世帯収入の上昇や、退職金の有無は、業況に大きく左右されるので、65歳の引退時まで現状の収入のまま、退職金なしという保守的な前提でライフプランを組み立てたいです。地方ですので、幼稚園は私立でも、小学校と中学校はおそらく公立になると思います。大学、大学院に関しては、子どもたちが望むのであれば、国公立、私立問わず、できるだけ奨学金なしで行かせてやりたいと考えています。(子どもたちには「自宅から通える関西圏の大学で
在宅勤務に関して保護者の間でも隙間風、今後も残る働き方の課題
子どもも仕事もどちらも大切
緊急事態宣言が解除され「新しい生活様式」のもと、日常が徐々に再開しています。当面はコロナとの共存が求められるなか、テレワークやリモートワークを継続したり、またこの機に業務の仕組みを効率化したりといった企業もあります。そんななか「在宅勤務のできる・できない」などをめぐって、子育て中の保護者同士が対立するといったことが起きています。実例を挙げながらお伝えします。
47歳主婦「生活費月76万でも毎月赤字」月32万の教育費は本当に「仕方ない」?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、47歳の主婦の女性。月76万の生活費があっても、3人の子どもの教育費や親への仕送りで、学費が貯められないといいますが……。FPの横山光昭氏がお答えします。子どもたちの学費を貯めなくてはいけないのに、貯金ができません。 毎月夫から76万円ほどの生活費をもらっていますが、毎月赤字です。特に無駄遣いはしていないと思っているのですが……。 毎月の支出で大きいものは、子どもの教育費や子どもにかかるお金です。長男は私立高校、長女は私立中学に通い、今長女は高校受験の準備中です。次男も中学受験に向け準備しているところです。希望の学校に入るためにも、今かかっている塾代は減らせませんし、必要な支出だと考えています。 また、塾で外出が多いので飲食で困るといけないため、毎月の小遣いは定額渡していますが、追加で渡すこともよくあります。大きいところで言えばこのようなところですが、これは仕方がない必要な支出です。 住宅ローンの返済がありますが、これも必要なことです。夫の実家
日本の困難期を生き延びてきた、100年以上の歴史を持つ伝統校は何が違う?
数字から読み解く中学受験:連載第21回
中学受験に関する数字を森上教育研究所の高橋真実さん(タカさん)と森上展安さん(モリさん)に解説いただく本連載。今回の新型コロナによる影響で、中学受験を控えたご家庭では、何を基準に子どもの学校を選べば良いのか悩んでいるのではないでしょうか。日本の学校教育は、明治初期から現在に至るまで、スペイン風邪や関東大震災、二度の大戦といった困難期にこそ発展を遂げてきました。今こそ100年以上を生き延びた私立学校を紐解くことで、私たちが求める"教育へのヒント"が見つかるのではないでしょうか。今回の中学受験に関する数字…102校
学校では教えてくれない「お金の教育っていつから始める?」
ベストなタイミングは小学1年生?
「子どもにお金の教育をして将来お金に困らない大人になってほしい」と考える親は、15年前まではあまりいらっしゃらなかったという感じがあります。そこにきて、ここ5年くらいは、メディア取材や講演の機会が倍以上に増えました。その理由は、親が関心を持つようになったからです。日本の社会の仕組みや各種制度が変わってきて、退職金制度が確定拠出年金に移行したり、手取りがなかなか増えないなど、身近にお金のことを感じる機会があったからかもしれません。また、親自身が生活や子育てをしていくなかで、多かれ少なかれ、お金について困ったり、悩んだりする機会が増えてきたのではないかと推測します。これからの働き方やら、将来の年金やら、何かと不安材料が尽きない現在だからこそ、お金については子どもに何か教育をしてあげたいなと、考える親が増えているのだと思うのです。
障害者1級になった40歳主婦。息子の学費を出しても住宅購入は可能?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、障害者1級に認定された専業主婦の方。障害年金と夫の収入と貯金で、息子の大学までの学費を出しても、中古マンションを購入できるか知りたいという相談です。FPの當舎緑氏がお答えします。息子を中学受験させたいが、費用は大丈夫でしょうか?私は40歳の専業主婦です。病気で障害があり、3年前より1級障害者で障害年金を受けています。10歳の一人息子に中学受験させたいのですが、費用面で不安があります。塾代、私学中学、高校のお金、大学の費用(私学希望)は大丈夫でしょうか?また、今は、賃貸に住んでいますが、60歳ごろに2000万円程度の中古マンションを購入したいと思っています。定年後の自宅購入、老後資金は大丈夫でしょうか?よろしくお願いします。<相談者プロフィール>・女性、40歳、既婚・職業:専業主婦・同居の家族:夫、46歳・子ども:1人(10歳、公立小学校4年生)・居住形態:賃貸・毎月の世帯の手取り金額:47万円 相談者:障害年金等手当金20万円(今後下がる可能性
オンラインゲーム内でイジメ勃発も、休校期間中の子どものゲーム依存が深刻に
子どももストレスが溜まっている
2020年2月27日に出された臨時休校要請に始まり、また多くの学校にとって始業や入学のタイミングにあたる4月7日には7都府県を対象に緊急事態宣言が発令されました。同月16日には対象地域を全国へ拡大、そして5月3日には緊急事態宣言の延長が宣言されました。特別警戒都道府県とされる13都道府県では特に、2ヶ月半に及ぶ休校期間を過ごしている家庭も多くあります。長引く休校中、家庭での過ごしかたに悩む保護者の声を聞きました。
年度をまたいで休校が続き学校現場は混乱、子どもを守る担当者の苦悩
連携が必要だが現状は困難
2020年5月14日。39県で緊急事態宣言が解除され、それに伴い学校再開へ向けた動きが見られています。6月1日から学校再開としていた予定を5月中へと変更したり、また分散登校など段階的な再開へ向けた動きがとられたりしています。前回、休校中に、虐待や暴力、DV、貧困などの懸念されるハイリスク家庭へ対応することの難しさとその要因、子どもたちの置かれている実情を対応に奔走する教職員の方々の声を交えお伝えしました。9月始業制度も議論されるなか、今回は年度をまたぎ長引く休校期間中の学校現場や児童相談所、自治体職員、スクールカウンセラー、子育て支援センターや児童養護施設などの実情を追いました。
休校宣言から2カ月、首都圏の私立高校ではオンライン授業が進んでいる?
数字から読み解く中学受験:連載第20回
中学受験に関する数字を森上教育研究所の高橋真実さん(タカさん)と森上展安さん(モリさん)に解説いただく本連載。休校要請から2カ月以上が過ぎ、その間に季節も冬から春へとすっかり変わりました。季節だけではなく、子どもたちを取り巻く環境もまた一変しています。この急激な変化に首都圏の私立高校では、どのように対応しているのでしょうか。今回の中学受験に関する数字…3分の2
子どもへの体罰が法律で禁止に、"しつけと体罰の違い"を理解していますか?
4月から児童福祉法等改正法が施行
新型コロナウイルス感染拡大防止のために外出自粛したり、マスクの入手に過敏になったり、運動不足になったりすると、多くの人がストレスを蓄積していきます。過度なストレスは人の心を蝕みます。外出自粛はウイルスの感染拡大防止には役立つものの、蓄積されたストレスが暴力へと変わってしまうことも心配されます。中でも親による子どもへの暴力・虐待は、外出自粛で子どもの逃げ場が奪われるだけに、さらに助長されてしまう可能性が懸念されます。虐待する親に理由を聞くと、それはしつけだと答えます。しかし、命を落とすまで暴力を振るうことがしつけであるはずがありません。児童相談所への相談件数は右肩上がりに増え続けています。厚生労働省の発表によると、平成30年における児童相談所での児童虐待相談対応件数は15万9850件に及びます。そんな背景から児童福祉法等改正法がこの4月から施行され、親が子どもに体罰を加えてはならないことが法律で定められました。