生活
食事や買い物、通信、交通など、日々の生活全般のお金の話を紹介します。
夏の疲れを吹き飛ばす、どこでも1分“マインドフルネス”
「今、ここ」への意識が健康への近道
毎年、夏の終わりが近づくと、どっと疲れが出る人はいませんか?日々の体調管理と共に気をつけたいのがメンタル面の管理。食事・睡眠の改善とともに、今、話題のマインドフルネスを日頃の生活で意識して、夏疲れ対策に取り組んでみてはいかがでしょうか。
ジョン・ローの奇策「ミシシッピ会社事件」
簿記の歴史物語 第13回
放蕩生活のすえに死刑を言い渡され、脱獄に成功し、最新の経済・金融知識を身に着けたジョン・ロー。1708年当時のフランスでは、彼はプロのギャンブラーであり、おそらくはスパイだろうと疑われていました。ところが1715年、彼の提案したアイデアが国王諮問会議で受け入れられます。ジョン・ローの施策を紹介する前に、当時のフランスの状況について説明しておきましょう。太陽王と呼ばれたルイ14世ですが、反面、無分別な戦争を繰り返した結果、政府の財政は悪化の一途を辿っていました。
夫に内緒の貯金3500万円、夫婦の資産は明らかにすべき?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。医師になってから、がむしゃらに働く毎日で、毎月勝手に振り込まれるお給料が気付けばけっこうな額になっていました。普通預金に現在3,500万円ほど貯まっています。また、約10年前に銀行から勧められるまま個人年金に入り、そろそろ満期の時期が近づいています。4年前に結婚し、1歳半の子供がいますが、もう1人ほしいと考えています。夫は普通のサラリーマンからフリーランスになり、今のところの年収は500万円程度。私は子供が生まれてからはパート勤めをしており、年収300万円ほどです。しばらくはこの世帯収入になると思います。この春から、お給料を夫婦でまとめて管理することにしました。しかし、お互いの資産額は夫婦間で明かしていません。いくつか気になっている点がありますので、具体的にご指導いただけたら幸いです。1:自分自身の資産をどのように運用するのか2:資産運用については、誰に、どう相談すればよいのか。銀行に相談すべきなのか、それともFPを探し定期的に
売り上げのピークは8月 “真夏”に売れる意外なモノ
お腹の救世主といえばあのニオイ?
7月に比べ、8月は雨が続き、真夏とは思えないほど寒い日もある今年――。15日連続で降水を観測したのは1977年以来、40年ぶりだそうです。そんな涼しい日が続く毎日ですが、実は夏になると例年よく売れる意外な製品をみなさんはご存知でしょうか。夏のイメージからはなかなか連想できない「正露丸」の売り上げが伸びるのだそう。100年以上の歴史を持ち、独特の“ニオイ”を放ちながらも多くの人をお腹のトラブルから救出してきた正露丸。なぜ夏に売れるのでしょうか?
寄付する人は“得”をする!? 控除を学んで賢く社会貢献
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はプロのFPとして活躍する野瀬大樹氏がお答えします。今年から、あるNPO団体の活動支援として、少しずつ寄付を行っていこうと思っています。そこで「寄付金控除」について質問です。いろいろサイトを見てはいるのですが、寄付金控除の計算がいまいちよくわかりません。また、制度についても、あまり理解ができていない状態です。自分の収入の一部を寄付することに問題はないのですが、もしなんらかの方法を駆使して税金が安くなるのであれば、浮いたお金をまた寄付金にできると考えています。私の年収は手取りで220万円から230万円程度です。田舎に住んでいますので、ひとまずこの金額でも生活していけます。「控除」の意味もわかっているようで、きちんと理解できていない自分が不甲斐なく、税金の勉強もこれからしていきたいと思っています。寄付金控除の考え方と注意点、また税金の勉強におすすめの本があったら教えてください。(40代前半 独身 女性)
41歳“浪費”男、心改め100万からお金を大きく育てたい
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。私は41歳のサラリーマンです。つい先日まで浪費の限りを尽くしてきましたが、今夏に同級生と話をしたのを契機として、保険を見直し、住宅ローンも借り換えを終えて、これからは将来に向けて蓄えをしたいと考えるようになりました。今の手取り給与は約25.8万。賞与も手取り25万が2回程度です。【現在の資産】・横浜にある築10年の駅近分譲マンション:約2,300万円相当・保険の見直し時に戻ったお金:約100万円・株式:30万円・貴金属:10万円・貯金:20万円年齢水準からすると、かなり悲惨なレベルだと自覚しております……。最近、“お金を育てる”という考え方に触れて、自分も遅まきながら育てていきたいと考えるようになりました。現在の運用の原資は保険解約金の約100万円と毎月の余剰金3万円程度です。このうち3万円については純金積み立てをはじめたので、保険解約金100万円の使い道についてアドバイスいただきたいです。興味があるのは、金のETFとJREITで
ズボラな私の人生を180度変えた「朝ごはん」生活
私が食べたもので私はできている
今、大学4年生で就職活動に奮闘している方、晴れて4月から無事社会人となり、やっと仕事にも慣れてきた方、はじめて一人暮らしを始めた方……。そんな女性に向けて朝ごはんから始める暮らしのヒントについてお話しします。
新卒手取り15万「3年で100万円貯める」家計改善プラン
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。今年、社会人になりました。はじめてのひとり暮らしを開始し、お金の管理も自分でするようになりました。今までは実家暮らしだったので、収入のすべてをお小遣いのような感覚で使っていました。そのため、自分が生きていくためにお金を使っていくという感覚に慣れず、戸惑っています。また、今後の結婚などライフイベントへの備えとして、貯蓄もしていきたいと思っています。そのための心構えとして、手取りの何割をどのようなかたちで割り充てていけばうまくいくというような基準はありますか? もし参考になるデータなどがあれば、教えていただければ今後の参考としていきたいと思います。これからは自分自身で苦労しながらお金を稼いでいくことになるので、後悔はしたくないと思っています。どうかアドバイスをお願いします!【現在の収入と支出(基本的な生活費)】収入は手取りで15万円程度です。支出金額は現段階では安定しておらず、具体的な提示が難しい状況です。家賃は補助もあり、月に3万
稀代の詐欺師ジョン・ローとマネーの本質
簿記の歴史物語 第12回
17世紀にオランダで起きたチューリップ騒動は、経済全体にはそれほど深刻なダメージを与えませんでした。国家を揺るがすほど深刻なバブル崩壊を歴史上はじめて経験したのは、フランスです。18世紀初頭、稀代の詐欺師ジョン・ローが引き起こした「ミシシッピ事件」がそれに当たります。
冷蔵庫に常備したい 極上しっとりジューシー鶏ハム
アレンジ次第でパンにもごはんにも
今や定番の常備菜ともいえる『鶏ハム』。ハーブを入れたり、塩麹で漬けたり、さまざまなレシピがありますが、やはり基本は塩味。今回は、砂糖をなじませてしっとり感をアップさせた鶏ハムレシピのご紹介です。基本を覚えて、お好みにアレンジしてみてくださいね。
“一度払って取り戻す”確定申告、そもそもなぜ必要?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は深野康彦氏がお答えします。変な疑問なんですが、確定申告ってなぜやるんでしょうか? 必死に領収書を集めて、3月になったら日本中が慌てて準備して、こんな制度がなかったらいいのにと思うのですが、どうなのでしょうか? 一度払って、確定申告で取り戻すという作業は必要なのでしょうか? 海外でもやっているのでしょうか?(30代前半 既婚・子供なし 男性)
理由なく死にたい…うつ病は心の風邪ではなく「ガン」
『うつヌケ』著者が振り返る闘病と回復
自覚のない「ステルスうつ」(前編記事)に気づき、約10年という長い期間をうつ病の“暗黒トンネル”で過ごした漫画家の田中圭一氏。ミュージシャンの大槻ケンヂ氏や小説家の宮内悠介氏など多くのうつ脱出者たちの経験を漫画にした『うつヌケ』は、累計33万部の大ベストセラーとして多くの人に届いています。うつ病はよく「心の風邪」と言われますが、自身の体験から「実際は“心のガン”と呼ぶべき恐ろしいものだ」と語る田中さん。その恐さを、田中さん自身の闘病、回復のエピソードとともにご紹介します。「うつヌケ 〜うつトンネルを抜けた人たち〜 第2話」
漬け時間ゼロ “揉むだけ”夏野菜の即席漬け
忙しいときの副菜や、晩酌のお供に
夏野菜が美味しい季節になってきました。きゅうりになす……漬物にしたいけれど、漬けるには時間がかかる。今すぐ作って、今夜のおかずにしたいなと思うことありませんか?今回は、そんなときにピッタリな即席漬けをご紹介します。漬ける時間は不要なので、作ってすぐに食べられます。忙しいときの副菜や、晩酌のお供にとても重宝しますよ。旬の夏野菜をたくさん食べて、暑い夏を乗り切りましょう!
大ヒット『うつヌケ』著者が「ステルスうつ」に気づくまで
気づかぬうちに進行するうつ病の恐怖
「あー、うつだなあ……」こんなふうに軽い気持ちでつぶやいたことのある人、心の中で手を挙げてみてください。きっと多くの方に心当たりがあるはず。ですが、次に「“自分は本当にうつ病ではないか”と疑ったことがありますか?」と問うてみると、手を挙げる人はずっと少なくなるのではないでしょうか。厚生労働省の調査によると、うつ病をはじめとする気分障害の患者数は110万人超。うつ病を経験した人の割合である生涯有病率は、人口の2割近くになります。しかし、現在の日本ではうつ病への理解は十分とは言えません。結果、まさか自分が病気だとは思わず、診断を受けないまま病状を重くしてしまう「ステルスうつ」に陥っている方も。思うように頭が働かなくなったり、好きだった仕事ができなくなったり……。こじらせてしまう前に自分の異変に“気づくこと”はできるのでしょうか。そこで今回は、累計33万部を突破したコミックエッセイ『うつヌケ』の著者であり、自身もうつ病を経験・脱出した漫画家の田中圭一氏に話をうかがいました。「うつヌケ 〜うつトンネルを抜けた人たち〜 第1話」
夫名義の不動産を夫婦で返済、共同名義にした方がいい?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。投資用マンションを私(夫)名義で、単独でローンを使用して保有しています。妻にもローン返済を手伝ってもらい、本物件で得た収益を折半しようと話しているのですが、のちのちトラブルにならないようにするためには、どのような取り決めをすべきでしょうか。妻の負担はローン総額の2分の1を想定していますが、資金に余裕ができた段階で何度かに分けて協力してもらおうと考えているため、厳密にいくら協力してもらうかについてはまだ決めていません。また、贈与税などの税制面で、留意事項があれば教えていただけないでしょうか。贈与税がかからないようにするには、妻の出資分に対して賃貸借契約を書面で残しておいた方がいいのだろうかと考えています。(20代後半 既婚・子供なし 男性)
本当にもう食べられない? 「食品ロス」を減らせ
年間632万トンの食品ロスが発生
まだ食べられる食品が売れ残りや食べ残しの影響で破棄されてしまう「食品ロス」。日本では年間632万トンの食品ロスが発生し、国民一人あたりに換算すると毎日“お茶碗1杯分”の食べ物が捨てられていることになります。これは全世界の食糧援助量の約2倍に相当する膨大な量です。2015年の国連持続可能な開発サミットでは、「2030年までにフードロスの50%削減」を決議。社会的な問題として国をあげた対策が始まり、私たちに身近な商品にもさまざまな変化が表れています。
「リスクを取らずに預金だけ」が静かなリスクになる理由
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。私は昔から、“元本割れ”という言葉が嫌いです。そのため現在も定期預金くらいしかやっていません。また、共働きで子供2人もまだ小さいため、支出を見直すことや、投資について勉強する時間が捻出できません。そんな、時間もなく、リスクも避けたい私にもできる投資方法はありますか?また、大体どのくらいの収入で、どのくらいの資産を持つようになったら、みなさん、元本割れのリスクがある投資を行うようになるのでしょうか。なにぶんお金のことですので、なかなか周りに聞くこともできず、周りがどのような投資や資産運用を行っているのかも、なにもかもわからない状態です。でも、こちらの家計相談で皆さんの相談と、それに対するアドバイスを見ていて、私もなにか投資を始めてみたいと思うようになりました。こんな私にも、なにかアドバイスをいただければ幸いです。(30代後半 既婚・子供2人 女性)
経費が管理できない夫 「事業専従者」が支えるべき理由
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。共働きで、実家で母と同居し、母名義と、私と母名義の土地2カ所を所有しています。帳簿上はプラスになるはずなのに、現金が残らず毎月のやりくりがやっとです。ざっくりな収入・支出は下記のとおりです。■収入面私と主人の合計手取り:60万円/月母名義の土地での不動産収入:30~40万円/月■支出面自宅改装費:7万円返済/月(総額1,000万円)生活費:30万円/月車のローン:8万円返済/月その他ローン:11万円返済/月(総額700万円)固定資産税:120万円/年間(自宅と不動産)・固定資産税は不動産収入の口座から出ますが、収入が定額ではないため、延滞してしまうことががしばしば。この場合は私たちの貯蓄口座からの補填となります。・遠方に住む主人の家族がよく来るので、もろもろ経費がかかります。・その他ローンについては、主に私が2回ほど育児休暇を取った際に借りました。・田舎なので、近所づきあいもあり、見えない交際費があります(母支出分) 。・夫のカ