40代会社員で貯金ゼロ・・・ 老後のお金まだ間に合う?
担当編集者が語る書籍シリーズ
日常生活や生き方を通して、お金の価値観・人生観を考えるきっかけになるような話題の本をMONEY PLUS編集部がピックアップ。書籍の担当編集者に読みどころやこだわり、制作秘話などを語っていただきます。今回は、中野晴啓著『普通の会社員が一生安心して過ごすためのお金の増やし方』をご紹介します。
お金を貯めるためにやってはいけない貯蓄、やるべき貯蓄
その貯蓄間違っているかも…
せっかく頑張って貯蓄をしても、努力が水の泡になってしまう「やってはいけないこと」があります。その一方で、やらなければ損してしまう「やるべきこと」も。マイナス金利でお金を増やしにくい今、どのような貯蓄方法がよいのでしょうか。
NISAか確定拠出年金か? コツコツ積み立て派の運用術
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。2011年からインデックスの投資信託で老後資金のために分散投資をしています。一昨年からは夫婦でNISA口座を開設し、バランス型投信で子供2人分の教育資金を積立てています。現在、投信で積み立てた老後資金は850万円、教育資金は2人分で180万円程度です。今後も老後資金を36万円、教育資金を24万円を年間で積み立てる予定です。会社には企業型確定拠出年金がありますが、現在マッチング制度は導入されていません。2017年からは企業型確定拠出年金に加入していても、個人型確定拠出年金に加入できるようになったと聞きます。この場合、老後資金用として証券口座で分散投資している積立額を減らし、上限枠一杯まで個人用確定拠出年金で積立を行ったほうがよいのでしょうか? 個人用確定拠出年金の適用枠を拡大する際に注意すべき点を含め、アドバイスいただければと思います。【現在の状況】現在の収入:680万円(共働き)今後の収入と支出:今後も大きな収入変動はなし金融資産
老後不安に…今年から始めたい“資金の増やし方講座”
制度を積極的に利用して老後資金を運用
今年こそ貯金を増やしたい!そう考える人は多いと思います。その理由の1つに、老後の経済的な不安があるのでは。何歳まで生きるのか、医療や介護にいくらかかるのか。長生きすることは良いことだけれど、お金がなくなったらどうしよう……。不確実性が大きいと、人は不安になりやすいものです。そこで、将来受け取れる年金額を確認したり、退職後の生活費を予想してみましょう。それだけで不安は少なくなりますし、今から対策を練ることもできます。老後のための貯金をするのであれば、銀行口座に貯金しておくよりも、有利になる制度があります。自分で年金を増やして節税できる「iDeCo」や、長期的に積み立てながら投資ができる「つみたてNISA」がそうですね。2018年は、こうした制度を積極的に利用して、老後資金を増やしてみるのはいかがでしょう。
豊富な商品で活用幅が広がる投資信託、2018年の注目は?
有利な制度も活用し、目的に合った投資を
投資信託の積み立て投資が非課税でできる「つみたてNISA」がスタートしました。2017年には税制優遇を受けながら老後のために投資信託を積み立てるiDeCoの対象者も拡大し、投資信託を活用する機会が増えています。この記事では、楽天証券経済研究所 ファンドアナリストの篠田尚子さんに最近の投資信託のトレンドや2018年注目の投資信託、さらには上手な活用法まで、話を伺いました。
17年の上昇は続くのか? 2018年の日本株相場見通し
初心者にも中上級者にも利益のチャンスが広がる
日経平均株価が過去最長となる16営業日連続で上昇するという歴史的な上昇を見せた2017年。この勢いは、新しい年も続いていくのでしょうか? 日本株相場に詳しい松井証券のシニアマーケットアナリスト、窪田朋一郎さんに2018年の株式市場の見通しについて話を伺いました。
iDeCoとNISAを使い分けて賢く資産運用する方法
はじめての資産運用は税制優遇制度から
なぜ今、資産運用なのか皆さんは、貯めたお金をどのように管理していますか? 銀行口座にそのまま貯金している、そんな方も多いのではないでしょうか。日本人は、アメリカやEU諸国と比べて、金融資産を現金・預金で保持している人の割合が高い、というデータがあります(http://www.boj.or.jp/statistics/sj/index.htm/)。かつては定期預金に預けておくだけで、お金を増やすことができました。もっとも利息が高かった1991年には、普通預金の金利が3.22%、1年の定期預金の金利は5.78%でした(http://www.boj.or.jp/statistics/pub/sk/index.htm/)。預金しておくだけで、ある程度お金は増えていたのですね。2017年現在、メガバンクの定期預金の利息はおおよそ0.001%。100万円を1年間預けても、利息は100円程度。20.315%の税金が差し引かれますので、手取りは80円弱となります。過去と現在では物価の上昇率が違うため単純に比較はできませんが、預金しておくだけではほとんどお金は増えないことに間違いありません。平均寿命が伸
老後を前に不安、守りの投資に“アップデート”したい
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は深野康彦氏がお答えします。55歳の自営業者です。同い年の公務員の妻と共働きをしていますが、現在大学3年生の次男が卒業する頃に、妻は退職する予定です。資産は約3,200万円ありますが、自分の仕事も先細り気味で若干将来が不安です。現在行っているキャピタル・ゲイン狙いの資産構成から、インカム・ゲイン狙いの資産へと少しずつ移していきたいと思うのですが、どのような方策が望ましいのでしょうか。NISAの活用方法も含めて教えていただけるとありがたいです。現在の3,200万円の資産内訳は現預金が約3分の1、現物株が約1割、残りが投資信託です。投資信託の内訳は、国内株式45%、外国株式40%、外国債券15%です。家は持ち家ですが、ローンは返済が終わっています。(50代後半 既婚・子供2人 男性)
“つみたてNISA入門”知っておきたいメリットとデメリット
「つみたてNISA」と「NISA」ひと目で比較
2018年1月から「つみたてNISA」がスタートします。つみたてNISAとは、積立投資専用の「NISA(少額投資非課税制度)」です。NISAという名が付いていることから、従来のNISA同様、投資によって得られた売却益(譲渡益)や分配金の運用益は非課税になるという制度です。今回は、つみたてNISAの概要と、メリット・デメリット・注意点をまとめました。これから始めたいと思っている方は参考にしてみてください。
「つみたてNISA」の活用で見落としがちな重要視点
考えるべきは“制度の優劣”ではない
2014年のNISA(少額投資非課税制度)を皮切りに、2017年のiDeCo(個人型確定拠出年金)、そして2018年1月からスタートする「つみたてNISA」――。近年、国内では資産運用において優遇税制が適用される制度が相次いで新設されています。新制度の導入をきっかけに、投資を始められた方もいらっしゃるのではないでしょうか。ただ、われわれのところに投資の相談にいらした方の中には、「どの制度を選べばいいのか、困っている」「どの金融商品を選べばいいか、わからない」という方が多いのが実情です。あれこれ悩んでいるうちに、結局何も購入しないまま放置してある、というケースも少なくありません。そこで今回は、3つの制度のメリットとデメリットを整理したうえで、どのように活用するのがベストなのかを考えたいと思います。
証券口座はいくつあるといい? 理想の運用方法
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。私は現在、2つのネット証券会社を利用しています。A証券はコツコツ積み立て投信を約2年間。B証券は口座を開設したばかりで、株式の短期投資をやっている状態です。最近、B証券がA証券と同じくらい信託報酬の安い投信をいくつか持っていることを知り、乗り換えを検討しています。ですが、今までの評価損益がわかることを考えると、このままA証券を持っていてもいいかなと悩んでいたら、NISAでどちらを選べばいいかわからなくなってしまいました。なお、A証券はアベノミクス前から積み立てていたこともあり、今時点ではそこそこ買っています。これらをB証券に移す際に税金がかかるのであれば、A証券のままでもいいのかなとも思います。そこで、次の2つの点を教えてください。1.証券口座は寄せるべきか、分けたままでもよいのか。2.NISAはどちらの証券会社で口座開設するべきか。(30代前半 既婚・子供2人 男性)
お金のプロ3人が語る“ズボラ投資”と iDeCoの強みは?
おすすめはインデックスファンド
投資は、“ほったらかし”が一番。『マンガで分かるiDeCoのはじめ方 ライバルはイデ子!?』の著者・高山一恵氏と、『ズボラでも「投資」ってできますか?』の著者、高橋忠寛氏は口を揃えます。高山氏と高橋氏、2人のファイナンシャルプランナーが語る、ほったかしの強みとは?そして、日々、彼ら自身が実践している投資方法とは?前回の「iDeCo×ズボラ投資」初心者のためのお金の話に引き続き、お二人と進行役にMoney&You代表取締役でマネーコンサルタントの頼藤太希氏を迎えたイベントの模様をレポートします。
投資初心者がNISAを始めるならインデックスが正解
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。内藤忍さんの著書に触発されて、遅まきながら投資を始めようとしてる者です。友人に「初心者が始めるならNISAがいいよ」と言われました。積立型の投資信託を中心に考えた場合、私のような初心者にとって、NISAはどのような方針で使えばいいのでしょうか? また、初心者なので安心を取って、バランス型の投資信託の商品を積み立てながら購入していくのがよいのでしょうか? それとも、国外の債券などに決め打ちして、そういった商品を積み立てながら、投資していくのがよいのでしょうか? どちらもそれなりに意味があると思いますが、投資信託の勉強を考えた場合、バランス型ではリバランスなどの勉強ができないのではとも考えています。NISAの仕組みも少し変わるようで、お答えにくい時期かと思いますが、アドバイスをよろしくお願いします(50代前半 独身 男性)
30代の資産形成「老後への心配」が招く“悲劇”にご用心
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は深野康彦氏がお答えします。現在、ネット証券で投資信託の積立を行っています。30代ですが我々の世代は年金があてにならないので、自分でも積立をしたほうがよいと考えており、ドルコスト平均法で毎月4万円の定額積立を老後まで続けるつもりです。確定拠出年金のように「定年まで絶対引き出さない!」という意気込みです。積立を始めた少し後に、NISAの制度ができました。NISAは期間や金額に上限があるため、長期の積立投資では使えないように思ったのですが、実際はどうなのでしょうか? よい使い方はありますか? 投資信託ではなく、NISAや確定拠出年金に切り替えたほうが有利でしょうか。詳しく教えてください。【収入・支出の状況】自分の年収が650万円(額面)、妻が300万円です【今後の収入・支出の状況】子供がほしいと思っているため、派遣社員の妻の収入が一時的になくなる可能性があります【資産の状況】積み立ててきた投資信託が200万円ほど【現在の負債】なし(家は賃貸)【加入している保険
「小さな差が将来の“格差”に」NISA活用はこれが基本
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。NISAの口座開設を検討しています。証券会社・銀行・ネット型・店舗型……と、さまざまな選択肢がありますが、どのように選べばいいのでしょうか? 株式に投資する予定はありません。株式以外の金融商品を運用する前提で非課税のメリットを受けやすい賢い運用法を教えてください。また、その場合はどのような会社に口座を開設するのがよいのかアドバイスいただけると幸いです。(40代前半 既婚・子供1人 男性)
もし10代の子供が「ジュニアNISA」口座を作ったら
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は深野康彦氏がお答えします。50代の母親と10代の子供2人の世帯です。「ジュニアNISA」という言葉を最近よく耳にします。現在、子供の口座としては、ゆうちょ銀行とあともうひとつだけ持たせています。今まで証券会社に子供の口座を持つという発想はありませんでしたが、口座を作って投資をするというのはどうなのでしょうか? ジュニアNISAの利点について、教えていただけるとうれしいです。【現在の家計状況】父親は亡くなり母子家庭です。父親の生命保険で15年間は年300万円ほどの収入があり、私の収入も安定しています(年収1,000万円ほど)。子供は高校生と浪人生で、今後はある程度の教育費が必要となる予測です。住宅ローンがあと1,000万円、支払いが10年間あります。生命保険(積立変額)と医療保険を契約しています。(50代前半 死別・子供2人 女性)
考えるのは年1時間だけ 長期投資の“資産配分”のルール
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。勤務先で確定拠出年金制度が導入されています。拠出開始時に決めたポートフォリオのままで4年ほど運用していましたが、このたびNISA口座を開設したので、この2つを合わせてアセットアロケーションとポートフォリオを考え直したいと思っています。現在、確定拠出年金の資産評価額は70万円ほどで、現在は毎月約1万5,000円を拠出しています。今の資産のほとんどは、この70万円を除いて預貯金です。一方、NISA口座へは、毎月約4万円を積み立てていくつもりです。アセットアロケーションを考えて運用していくにあたっての考え方でご相談です1.都度、その時点での総資産を全体として各資産クラスに配分すべきでしょうか。2.それとも月々の投資額を全体として配分すべきでしょうか。3.あるいは確定拠出年金とNISA口座を切り分けてそれぞれで考えるべきでしょうか。総資産を全体として考えるべきかと思いますが、確定拠出年金とNISA口座のバランスが変わっていくなかでのリバラ
投資初心者です 証券口座はどんな基準で選べばいいの?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナー(FP)が答えるFPの相談シリーズ。今回はプロのFPとして活躍する深野康彦氏がお答えします。そろそろ投資を始めたいと思っています。まずは証券会社の口座を開こうと調べてみたのですが「どの会社にしよう?」と迷ってしまい、なかなか前に進めません。証券会社はどう選べばよいのでしょうか? 今はネット証券を考えていますが、初心者はそうではない証券会社のほうが相談ができてよいのでしょうか。また、NISAでも選び方は同じですか?(30代後半、独身、女性)