現金を持たずに海外旅行は可能? クレジットカードの「安全な使い方」
通貨選択とチップ払いに注意
クレジットカードや電子マネー、スマートフォンのQRコード決済など、キャッシュレス決済が日本国内でもじわじわと浸透してきています。10月1日の消費増税を機に、キャッシュレスのポイント還元がスタートし、最近になってキャッシュレス決済を使い始めたという方も多いのではないでしょうか。キャッシュレス決済についての話題が挙がるとき、よく「日本は遅れている」と表現されます。もちろん、国によって違いはあるのですが、欧米など先進国ではちょっとした買い物をする際にもカード払いが可能だったり、「現金お断り」という先鋭的なお店があったりすることもあります。特に、スウェーデンなど北欧ではキャッシュレス決済の浸透度が高く、レストランやカフェなどでは逆に現金が使えないというお店が多くなってきています。
カードとPay決済どう使う?電子マネーを18年使った著者のリアルな使い勝手と節約術
還元率だけで選ばない、自分に合ったものを
買い物の支払い方法として、現金、クレジットカード、電子マネーがあったところに、この1年ほどで一気に賑わってきたPay決済が登場。Pay決済はまだ広まりはじめたばかりということもあり名前が安定しておらず、コード決済やスマホ決済として紹介されることもありますが、今回はPay決済としてまとめて紹介いたします。10月1日から始まったキャッシュレス還元で改めて注目が集まっている支払い方。多様化した今、何をどう使うと節約になるのか、還元率だけではなくそれぞれの支払い方法にどのような利点があるのかを考えてみたいと思います。
ゆうこすが聞く、「キャッシュレス還元」のモテポイント
10月から最大5%、決済手段もいろいろ
電子マネーやクレジットカードなどのキャッシュレス決済で買い物をすると、購入した金額の最大5%がポイントとして還元される、お得な事業が10月1日からスタートします。消費税率引上げによる消費の落ち込みを防ぐためで、私たち消費者にとって負担が軽くなることは間違いありません。キャッシュレス決済を使いこなし、「モテクリエイター」として若い女性から人気の菅本裕子(ゆうこす)さんが、ファイナンシャル・プランナーの頼藤太希さんに、対象になるキャッシュレス決済の種類や、注意点について聞きました。
高級クレカ「ダイナース」が“大人のお子様ランチ”を始める事情
女性のおひとり様ニーズに照準
今から約60年前に日本で最初のクレジットカードとして上陸し、今もアメリカン・エキスプレス(AMEX)と並ぶ高級クレカの代名詞として知られる「ダイナースクラブカード」。そんな同カードが来月から、これまでの提供サービスとは一線を画した新サービスを導入します。発行元である三井住友トラストクラブの中村喜洋常務が「ありそうでなかった、現代のライフスタイルの合ったサービス」と自画自賛する新サービスとは、どんな内容なのでしょうか。9月24日に開かれた報道陣向けセミナーの内容から、ひも解いてみます。
キャッシュレスどれくらい使ってる?金額で電子マネーやスマホ決済、クレカの使い分け
1000円以下、1万円の支払いは…
日ごろ、ほとんど現金を使っていないという方も増えてきたのではないでしょうか。最近では、特に「○○ペイ」といったスマートフォンを使った決済サービスが数多く現れています。いくつかのサービスでは、昨年末から合計100億円規模のポイント還元施策が実施され、顧客獲得競争の激しさが増しています。10月の消費税率8%から10%への引き上げ時には、「キャッシュレス・消費者還元事業」(経済産業省)が予定されています。対象の店舗でキャッシュレス決済を利用すれば、最大5%のポイントが還元されるため、実質減税になるケースもあります。ますますキャッシュレス決済への注目が高まる中、消費者の現在の利用状況について見ていきたいと思います。
クレジットカードの旅行保険が使えない…旅行保険はやっぱり必要?
クレカだけでは対応できない場合も
夏休み、海外旅行を計画中の人は、楽しく過ごすために準備を万全にしておきたいですね。なんと29人に1人が、海外旅行中にトラブルに遭っています。2017年の海外旅行中の事故発生率は、3.42%だったそうです(ジェイアイ傷害火災保険調べ)。どんなトラブルに遭ったかというと、治療・救援費用が49.1%、携行品損害が29.9%です。備えは万全ですか? 旅行保険も用意しましたか?クレジットカードには、旅行保険が付帯しているので、それで充分と思っているととんでもないことが起こる可能性もあります。旅行先で、「熱が出て病院に行った」「携帯品が盗難にあった!」などと言うとき、旅行保険が全然使えなかった、せっかくの旅行だったはずなのに、「イヤことしか思い出せない」なんてことになってしまいます。では、どうしてクレジットカードの旅行保険が使えなかったのでしょうか?
超高級クレカ会員がタダで楽しむ高級クルーズの実態
大盤振る舞い企画の背景に迫る
クレジットカードの会員サービスと言えば、レストランの割引や旅行先での優待などが思い浮かびます。ところが、年会費が月数万円というハイクラスのクレカでは、驚くようなサービスが付帯している場合があります。その中の1つ、米国生まれの高級クレカ「ラグジュアリーカード」が、横浜発・上海着3泊4日のクルーズツアーに、会員200組を無料招待するという企画をブチ上げました。なぜこんな大盤振る舞いをするのか。カードに入会し、高級クルーズツアーに潜入してみました。
超高級クレカ会員限定の“秘密の夜会”に潜入してみた
1人2000円で5つ星ホテルを堪能
年会費が数万円以上もする高級クレジットカード。日本国内でも複数のブランドが展開し、顧客の囲い込みに向けた、さまざまな独自サービスを展開しています。その中の1つ、「ラグジュアリーカード」が実施している、ある会員限定イベントが人気を博しています。あまりの混雑ぶりから、4月以降は開催会場を拡大して、開催頻度を月次から週次に引き上げました。高額の年会費を払った会員だけが参加できる限定イベントとは、どんなものなのでしょうか。5月某日に開かれた回に参加してみました。
散財しがちで毎月の生活はギリギリ、貯金ゼロの綱渡り家計
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、貯金ゼロの20代共働き夫婦。週末の外食、コンビニの買い物などで散財し、貯金どころか毎月ギリギリの家計です。どうしたら抜け出すことができるのでしょうか。FPのたけやきみこ氏がお答えします。貯金がゼロのため、毎月ギリギリの生活です。何かあったときが心配でたまりません。家計は私が管理しています。家計簿をつけたこともありますが、なかなか続きません。最近はクレジットカード使用を控えようと思っています。夫のお小遣いは、必要なときに必要な分だけ渡しています。ただ、なかなか週末の外食を減らせずにいます。そして、つい、その帰りにコンビニに立ち寄り買い物をしてしまいます。お互い転職したばかりで、私はまだ勤めて5ヵ月なので有休がなく、子供が0歳のため健診や病気で休みがちなため、低いときは手取り月9万円ほどです。〈相談者プロフィール〉・女性、27歳、既婚(夫:24歳、会社員)、子供1人(0歳)・職業:契約社員・居住形態:持ち家(マンション)・毎月の世帯の手取り金額:3
ポイント3重取りも。Amazonのポイントをコツコツ稼ぎ節約する方法
上手に使いこなすには
通信販売大手のAmazon。前回は「Amazonプライム年会費大幅アップ、ならばとことん使い倒したい」と、年会費が上がったAmazonプライムをどう使いこなすか、年会費を節約する方法についてご紹介しました。今回はAmazonを利用しながらの節約と賢い使い方、ポイントの3重取りなどの情報を紹介したいと思います。
Amazonプライム年会費大幅アップ、ならばとことん使い倒したい
使えるサービスと年会費の節約術
通信販売大手のAmazon。今や「買えないものはない」とまで言われている品揃えのAmazonですが、送料無料などの特典がある有料会員Amazonプライムの年会費が大幅に値上げされたことで話題となっています。しかしさまざまなサービスがあるAmazonプライムなので年会費が値上がりしても利用次第ではまだまだ年会費の分くらいは簡単に取り戻すことができるのです。今回はAmazonプライムの年会費内で使えるサービスと、年会費を節約する方法を紹介します。
39歳シングルマザーが自転車操業の家計から脱却できたワケ
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は、マネーフォワードから生まれたお金の相談窓口『mirai talk』のもとへ実際に家計相談に訪れた方のお悩みをご紹介します。相談者は、39歳のシングルマザー。元夫から養育費は受け取っているものの、赤字になるとクレカに頼る自転車操業の家計です。いつ滞るかわからない養育費。どうしたら養育費なしでもやりくりできる家計に生まれ変われるのでしょうか?(※相談者の了承を得た上で掲載しています)
PayPay、LINE Pay、楽天ペイ、d払い…QR決済は結局どれを使えばよいのか
3重取りも!お金のプロが独断で選ぶスマホ決済の正解
今一番ホットなマネーニュースといえば、「スマホ決済」と言っても過言ではありません。PayPay、LINE Pay、楽天ペイ、d払いなど各社キャンペーン合戦、スマホ決済が使える店舗もどんどん増えています。そんな中、読者が特に知りたいことは、「どのサービスを使えば一番よいのか」ではないでしょうか。うんうんと頷いているみなさんの顔が想像できます 笑。というわけで、独断と偏見で「どのサービスを使えば一番よいのか」、スマホ決済の正解を教えます。大手の参入が相次ぐキャッシュレス決済(スマホ決済)キャッシュレス決済(スマホ決済)アプリをざっとあげると、・PayPay(ペイペイ・ソフトバンクとヤフー)・LINE Pay(ラインペイ・LINE)・楽天ペイ(楽天)・d払い(ドコモ)・amazon pay(アマゾン)・メルペイ(フリマアプリ「メルカリ」)・プリン(pring)・pixiv PAY(ピクシブ)・J-coin Pay(ジェイコインペイ・みずほ銀行)・QUOカードPay(クオカードペイ・QUOカード)・りそなウォレットアプリ(りそな銀行)・はまPay(横浜銀行)・au PAY(au)・ゆうちょPa
アラフォー夫婦が家計簿アプリをうまく使いこなせない理由
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、家計簿アプリを夫婦で共有し、月2回は支出を振り返るという40歳の男性。一見、うまく家計管理ができていそうですが、クレジットカード払いを積極的にしているためか、支出履歴の反映が遅れていくら使っているのか正しく把握できないといいます。マネーフォワードから生まれたお金の相談窓口『mirai talk』のFPがお答えします。基本的に私が家計を管理しており、夫婦で家計簿アプリを共有しています。妻と一緒に各費目の予算などの振り返りをしているのですが、ここ半年くらい食費や日用品がどうしても高くなっています。家計簿アプリに連携漏れがないように、現金払いをやめてほとんどクレジットカードでの支払っています。月2回夫婦で振り返りますが、反映が遅れているものもあったりするので、今いくら使っているのかが正しく把握できていないのが使いすぎの原因かなと思っています。そもそも、そこまで細かく把握する必要はないのでしょうか。家計簿アプリをより良く使いこなすポイントがあればぜひ教
超高級クレカの“秘書サービス”、驚異のリピート率8割の秘密
年会費20万円の価値はどこにある?
年会費が数万円以上する、プラチナカード以上のハイクラスのクレジットカード。決して安くはない会費を払ってまで、こうしたカードを保有し続ける人がいるのは、彼らがそのカードに高額な年会費を支払うだけの“価値”があると考えているからにほかなりません。こうした“価値”の中でも、多くのハイクラスクレカの保有者が注目しているサービスといえば、さながら自分専属の秘書のように、予約困難なレストランの予約など、さまざまな無理難題に電話で対応してくれる「コンシェルジュサービス」ではないでしょうか。この“秘書サービス”でリピート率8割という驚異的な高さを誇っているのが、2016年に日本に上陸した「ラグジュアリーカード」です。最もランクの低いチタンカードでも年会費は5万円(税別、以下同)。最もランクの高いゴールドカードだと20万円に上ります。これだけ高額の年会費を支払ってでも、何度も利用してみたい秘書サービスには、どんな秘密があるのでしょうか。高い満足度の根源を深掘りしてみます。
使ってないクレジットカードを解約せずに放置で起こりうる不都合なこと
カードに有効期限が設定されているワケ
ポイントキャンペーンや付帯サービス目的でクレジットカードを何枚も作成したものの普段の生活で使うクレジットカードは限られてきますよね。クレジットカードを何枚も使いわけるよりも、1枚に決めた方がポイントは貯まりやすくなります。結局のところ使わなくなったクレジットカードが自宅にそのまま放置されているということはありませんか?使わなくなったクレジットカードを解約しないでそのまま放置しているとどうなるでしょうか。自宅に置いたままなら不正に使用されることはありませんが、ずっと使わないままにしておくことで注意しなくはならないこともあります。
自分にあった財布はどの形?節約できる財布の使い方
スマホ財布から長財布まで
「お金持ちは長財布を使っている」「黄色い財布はお金が貯まる」など、財布の色形がお金の貯まり方に影響するような話はよく聞きします。しかし長財布や黄色いお財布に変えただけでお金がぐんぐん貯まるものではないと薄々気づいている人も多いのではないでしょうか。お財布こそライフスタイルによって、合うモノが人によって違ってきます。男性であればポケットからスッと財布を出し入れできるかもしれませんが、ポケットが少ない女性の服の場合はそうもいきません。現金払いが多い人と、キャッシュレスの人とでも違ってきますよね。今回は節約したい人にとって、どのような財布が使いやすいのか、大きく3つに分けて考えます。
クレジットカードの審査が落ちる時ってどういう場合?5つの原因
審査落ちで気をつけるべきことは
キャッシュレス化が進むなか、クレジットカードの発行枚数はここ数年増えています。その数2億7827万枚(2018年3月末、一般社団法人日本クレジット協会調べ)。20歳以上の人口比では、1人あたり2.7枚持っていることになります。このことから、複数枚のクレジットカードを持つことが当たり前のように思えますが、申し込みにはカード会社の審査がなされ、全ての人が簡単に作れるとは限りません。なかには審査に落ちてクレジットカードを作れないことも。クレジットカードの審査に落ちるのは、決して一部の特別な人ばかりではありません。では、どのような場合にクレジットカードの審査に落ちてしまうのでしょうか。いくつか原因がありますので解説していきます。