夫名義のマンション、離婚時の財産分与で妻の持ち分はどうなる?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、現在、夫との離婚を考えているという32歳の女性。結婚後に夫名義で購入したマンションの持ち分は、離婚するとどうなるのでしょうか。FPの伊藤英佑氏がお答えします。結婚後に夫名義でマンションを購入しました。住宅ローンは夫が全額返済しています。その場合でも、離婚時には共有財産にあたりますか。実質、夫が負担しているので、取り分は「夫:10、妻:0」となるのでしょうか。現在、離婚を検討しています。アドバイスよろしくお願いします。〈相談者プロフィール〉・女性、32歳、既婚(夫:32歳)、子供なし・職業:会社員・居住形態:持ち家(マンション)・毎月の世帯の手取り金額:55万円・年間の手取りボーナス額:100万円・毎月の世帯の支出目安:40万円【資産状況】・毎月の貯蓄額:15万円・現在の貯蓄総額:600万円・現在の投資総額:350万円・現在の負債総額:3000万円(住宅ローン)
不動産投資1DAYスクール2019 イベントレポート ~後編~
ゼロから成功させるための知識やノウハウが学べるビッグイベント
2019年5月25日(土)、年に1度のビッグイベントとして東京で毎年5月に開催されている不動産投資1DAYスクールが東京・JPタワー ホール&カンファレンスで開催されました。将来に向けて、少しずつお金を増やしたい方、知識ゼロから不動産投資の特徴やメリットとデメリットについて学びたい方、不動産投資で成功を収める著名な講師の成功事例や最新情報を聴きたい方約名にご来場いただき、ゼロから成功させるための知識やノウハウが学べるビッグイベントとなりました。その講演の中からこのイベントレポートでは後編として4社の講演内容を要約してお届けします。
今後手取りが減る可能性も…「住宅購入の適正価格が知りたい」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、マイホームの購入を検討している共働き主婦。今後収入が減るかもしれない中で、今ある貯蓄や家計状況を考えると、いくらの物件が妥当か知りたいといいます。マネーフォワードから生まれたお金の相談窓口『mirai talk』のFPがお答えします。夫が定年まであと20年。それまでに住宅ローンを払い終える前提で住宅購入を考えています。ただ、晩婚で貯蓄が少ない上に、今後、働き方改革の影響で夫の残業が減り、最大10万円ほど月収が減るかもしれません。また、第二子を授かりたいことを考えると、私が時短勤務になるため、さらに収入が3万円程度減ることも考えられます。そんな状況を考慮すると、貯蓄から700万円を頭金にまわし、住宅購入価格は諸経費込みで2500万円(ボーナス払いなし、別途管理費・修繕費として3万円を想定)までが妥当ではと考えています。都内に通勤していますが、上記の金額では通勤時間のかかる郊外に住むしかないでしょうか。老後資金や学費の貯蓄をしながら住宅ローンを払う
20代共働き、月15万貯蓄していても老後まで考えると不安に
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、毎月15万円の貯蓄を捻出している20代の共働き夫婦。貯蓄は順調に増えていますが、このペースで住宅購入や将来の子供の教育費、老後資金が足りるのかが不安だといいます。FPのたけやきみこ氏がお答えします。家の購入費、子供を授かった時の教育費、または老後資金のために毎月少しずつ投資を含め貯蓄しています。まだ定年まで時間があるので、中長期的な資産運用を心がけていますが、このペースで間に合うのか不安です。家計の診察をお願いいたします。〈相談者プロフィール〉・男性、26歳、既婚(妻:26歳、看護師)、子供なし・職業:公務員・居住形態:賃貸・毎月の世帯の手取り金額:47万円(夫:21万円、妻:26万円)・年間の手取りボーナス額:160万円(夫:80万円、妻:80万円)・毎月の世帯の支出目安:32万円【支出の内訳】・住居費:8.2万円・食費:5.5万円・水道光熱費:0.8万円・教育費:なし・保険料:3万円・通信費:1.8万円・車両費:なし・お小遣い:9万円(夫4
親の家を相続するまで、賃貸暮らしを続けた方がいい?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、36歳のパート主婦。教育費や老後の蓄えに加えて実家の相続まで、マネープランの描き方について悩んでいるといいます。FPの三澤恭子氏がお答えします。高校までは公立の予定ですが子供2人の教育資金がいくらかかるのか、今のペースの貯蓄で老後の蓄えは足りるのか、そして親の家(駅近のマンション築25年)を相続するまで賃貸で生活した方がいいのか、それとも中古物件などを購入した方がいいのか、この3つについて教えてほしいです。通信費が高いですが、最近機種代を払い終えたので、格安スマホに変えようと検討中です。アドバイスよろしくお願いいたします。〈相談者プロフィール〉・女性、36歳、既婚(夫:37歳、会社員)、子供2人(0歳、4歳)・職業:パート・居住形態:賃貸・毎月の世帯の手取り金額:31万円・年間の世帯の手取りボーナス額:80万円・毎月の世帯の支出目安:約27万円<支出の内訳>・住居費:7万円・食費:3万円・水道光熱費:1.7万円・教育費:3.5万円・保険料:3.
片づけられない主婦「私には家を買う資格なんてないですか」
みんなの住宅相談:第8回
約26万組以上の住宅選びの相談に応えてきたスーモカウンターが、住まいの悩みに答えるシリーズ。今回は、住宅・不動産総合サービス「SUUMO」の田辺貴久・副編集長がお答えします。【相談者のお悩み】築30年の賃貸マンションに住む、共働き夫婦です。4歳の長男と2歳の長女がいます。私も夫も会社に30分以内で行ける、通勤に便利なエリアで新築マンションを購入したいと思っています。いつも新築マンションのチラシを見て、こんな素敵な暮らしができたらなぁと憧れているのですが、私は片づけがあまり得意ではありません。今住んでいる部屋は、玄関を開けると靴やおもちゃが散乱し、リビングには物があふれてしまって雑然としています。夫には「新築マンションを買っても、どうせ散らかすんだろ」と言われ、そう言われると確かに、買ってもすぐ散らかしてしまって宝の持ち腐れにならないか心配です。私のような“ずぼら人間”には、新築マンションを買うなんて、もったいないでしょうか。【相談者プロフィール】・本人:妻33歳(会社員)・家族:夫33歳(会社員)、長男(4歳)、長女(2歳)・現在の住居:賃貸マンション(世田谷区、60平米、2LDK、築
不動産投資1DAYスクール2019 イベントレポート ~前編~
ゼロから成功させるための知識やノウハウが学べるビッグイベント
2019年5月25日(土)、年に1度のビッグイベントとして東京で毎年5月に開催されている不動産投資1DAYスクールが東京・JPタワー ホール&カンファレンスで開催されました。将来に向けて、少しずつお金を増やしたい方、知識ゼロから不動産投資の特徴やメリットとデメリットについて学びたい方、不動産投資で成功を収める著名な講師の成功事例や最新情報を聴きたい方約名にご来場いただき、ゼロから成功させるための知識やノウハウが学べるビッグイベントとなりました。その講演の中からこのイベントレポートでは前編として5社の講演内容を要約してお届けします。
結局、老後資金はいくら必要?マイホームは購入すべきか
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、3人の子供を抱える40代の夫婦。老後に備えたいものの思うようにやりくりができないといいます。老後資金はいったい、いくら必要になるのでしょうか。またマイホームは購入すべきなのでしょうか。FPの前野彩氏がお答えします。老後には最低いくら必要でしょうか。また、マイホームを購入したほうがよいのでしょうか。食費を減らすと健康に良くない影響が出てしまうのではと考えたり、教育は財産だからと塾代や習い事にお金を使ったり、自分の医療費(歯医者)にお金がかかったりするため、やりくりがうまくできません。何を減らして節約すべきなのでしょうか。アドバイスよろしくお願いいたします。〈相談者プロフィール〉・女性、42歳、既婚(夫:48歳、公務員)・子供3人:18歳、15歳、12歳・職業:パート・居住形態:賃貸・毎月の世帯の手取り金額:約35万円(うち妻8万円)・年間の世帯の手取りボーナス額:100万円・毎月の世帯の支出目安:約32万円※退職金は2000万円ほど※住宅手当とし
「ワンオペ妻」になるリスクが高い都道府県別ランキング
2人に1人は無理解の覚悟で
結婚はそれがゴールではなく、2人で歩む生活のスタートに過ぎません。そういった観点から、前回の「結婚難民の羅針盤」では「こんなはずじゃなかった結婚」にならないために大切な婚活の視点をご紹介しました。今回は特に、「ワンオペ妻になりたくない」女性、「家庭的なマイホーム夫になりたい」男性にとって、特に興味深い情報を提供したいと思います。
歳をとると賃貸住宅が借りられないって本当?不安から購入を検討
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、歳をとると賃貸住宅が借りられなくなるというニュースを見て、住宅購入を考えている32歳の未婚女性。とはいえ、転職も検討しているため、このタイミングではなかなか決断ができないといいます。FPの三澤恭子氏がお答えします。現在シングルで、結婚の予定はありません。家を買うべきか迷っています。就職してからあまりお金のかかる趣味はなく、新卒時代から生活レベルをなるべく変えずにいたら、収入が上がるにつれて貯金ができるようになってきました。ただ、ベンチャー企業に就職したため、退職金などの福利厚生が手薄いことに危機感を覚えています。家を買いたいというのも、最近、歳をとると賃貸で部屋を貸してもらえないというニュースを見たからです。それまでは、賃貸に住み続けるつもりでしたが、急に不安を覚えるようになってきました。このタイミングで家を買いたいと思う一方、仕事面においては大手ベンチャーから小さなベンチャーに移ってキャリア形成したいと考えております。今後の仕事が不安定な場合
家賃は月2万円から、「格安2拠点生活」のお金じゃない魅力
増加する「デュアラー」の実態
「2拠点生活」と聞くと、どんな生活を想像しますか。かつては、避暑地や海辺に別荘を持ち、仕事をリタイアした後の、時間とお金にゆとりのある人が楽しむもの、というイメージが強い時代がありました。しかし近年では、安価な住居を購入したり借りたりして、2拠点目の生活を楽しむ20~30代が増えているようです。リクルート住まいカンパニーでは、こうした新しい層の2拠点生活者を「デュアラー」と命名しました。はたして、デュアラーの生活実態とはどのようなものなのでしょうか。
坪単価650万円!超高級リノベマンションは何がスゴい?
野村不が代々木上原で開発
「プラウド」ブランドの新築マンションを手掛ける野村不動産が、マンション1棟を丸ごとリノベーションするという新規事業に乗り出しました。一般的なリノベーション物件は立地や広さに対する割安感を売りにすることが多いですが、同社は「価格は高級な新築マンション並み」と強気です。各部屋の販売価格を平均すると坪単価は650万円と、近隣の高級新築マンション並みの価格に設定されています。いったい、どんな物件なのでしょうか。
35歳女性「アイドルの追っかけで散財、コンビニ食でかさむ食費」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、これまでアイドルの追っかけにお金を注ぎ込んできた35歳の女性。仕事の都合上、食事はほぼコンビニで買うため食費もかさみ、貯蓄ができません。何を見直したらいいのでしょうか。FPの高山一恵氏がお答えします。35歳、独身です。数年前までアイドルの追っかけをしていて、ほとんど貯蓄がありません。また仕事が裁量労働制で、残業代は出ませんが残業が多く22時過ぎまで職場にいるため、昼夜ともにコンビニ食が日常で食費がとてもかかります。今後、何を見直しして、どのように貯蓄をしていけば良いでしょうか。〈相談者プロフィール〉・女性、35歳、未婚・職業:会社員・居住形態:賃貸・毎月の世帯の手取り金額:23万円・年間の世帯の手取りボーナス額:100万円・毎月の世帯の支出目安:25万円【資産状況】・毎月の貯蓄額:なし・現在の貯蓄総額:30万円・現在の投資総額:なし・現在の負債総額:なし【支出の内訳】・住居費:7.2万円・食費:8万円・水道光熱費:1.5万円・教育費:なし・保険
メリットとデメリットから考える「賃貸か購入か」の答え
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、中古マンションの購入を検討している31歳の未婚女性。ローンを組むか、一括で購入するかで悩んでいるといいますが、そもそも今購入する必要が本当にあるのでしょうか。FPの渡邊裕介氏がお答えします。現在賃貸マンションに居住していますが、延々と家賃を払い続けるよりはと思い立ち、中古マンションの購入を検討中です。現在の貯蓄額で購入できる範囲の予算で考えていますが、ローンを組むか、一括で購入するかで悩んでいます。ローンを組む際の手数料や金利等は無駄に感じますが、住宅ローン控除を考えると購入すべきだとも考えられますし……。もし一括で購入するなら、現在投資に回している分を利益確定して現金化する必要もあります。今はまだ、預金を増やすことを優先すべきでしょうか。どうすべきか悩み、考えがまとまりません。<相談者プロフィール>・女性、31歳、未婚、一人暮らし・職業:会社員・居住形態:賃貸・毎月の世帯の手取り金額:30万円・年間の世帯の手取りボーナス額:80万円・毎月の世
奨学金と車のローンを完済したら、何年後に住宅購入できる?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、奨学金や自動車ローンを毎月5万円返済している30代夫婦。妻の復職後に、繰り上げ返済でローンを終わらせてマイホームを購入したいといいますが……。マネーフォワードから生まれたお金の相談窓口『mirai talk』のFPがお答えします。主人がこれまで勤めていた全国転勤のある会社を退職し、地場の企業へ転職しました。これを機に近い将来、家を持ちたいと考えています。子供たちが伸び伸び暮らせて、将来、私達夫婦が万が一早めにリタイアすることになっても住む場所に困らないのであれば、中古の物件でも構わないです。ただ現時点では、主人が転職したばかりで、車のローンや奨学金の支払いも毎月5万円程度あることを考えると、最低数年は準備期間を設けたいです。車のローンと奨学金は概ね5年以内に完済したいと思っています。現在、私は二人目の育児休暇中ですが、再来月から復職する予定なので、家計が安定したら繰り上げ返済も考えています。また幼保無償化のため、近いうちに保育料もかからなくなる
「気楽に働きたい」46歳独身がセミリタイアの前にすべきこと
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、海外に赴任中の46歳の独身女性。今よりも気楽に働きたいとセミリタイアを希望していますが、現在の資産で足りるのか、また親に介護が必要になったら日本に戻り住宅購入すべきか、悩んでいるといいます。FPの飯田道子氏がお答えします。46歳独身です。現在、会社の転勤で海外に駐在中です。アーリー・セミリタイアを希望しています。20代から転職を繰り返しているので、厚生年金のみで、企業年金・退職金がほとんど積み上がっていません。現在の会社も40代になってから入社しているので、中途採用の退職金は非常に少なく、60歳まで勤めても数百万円程度だと思われます。以下、2つの相談にアドバイスいただけないでしょうか。よろしくお願いします。相談1: 現在の資産を考えると、セミリタイア(年収は額面で400万円程度で、健康保険と厚生年金を目当てに今よりも気楽に働ける先に転職したいと考えています)は何歳から可能ですか。相談2: 今はまだなんとか両親だけで都内に賃貸で暮らせていますが、
野村不動産、脱「3LDKモデル」が映すマンション市場の変容
「プラウド」でコンパクト型を強化
高級感があり、機能的なイメージがある野村不動産の分譲マンション「PROUD(プラウド)」シリーズ。日本を代表するマンションブランドの1つとして、同社の屋台骨を支えてきました。しかし、親会社である野村不動産ホールディングス(HD)が4月25日に公表した2020~2028年の新たな中期経営計画では、この住宅事業で大きな方針転換が打ち出されました。その内容と背景を深掘りしてみます。
アラフィフ夫婦の悩み、賃貸と購入どっちがいいの?
長い老後生活に備え、押さえておくべきポイント
50代になれば老後の暮らしをどうするか?夫婦で考える機会も増えてくることでしょう。賃貸か持ち家かは損得だけで決められるものではありません。ライフスタイルや価値観まで含めると正解は人それぞれでしょう。人生100年時代と言われる昨今。収入が下がった60代以降の生活をどうするのか、住居費も含めた家計収支について真剣に考えていかなくてはなりません。今回は、50代から考えたい住居費についてお話しします。