住みたい街最新ランキングで「三鷹が二子玉川を抜いた」ワケ
首都圏の求められる街が変容?
今年で10年目を迎えた、リクルート住まいカンパニーのまとめによる「住みたい街ランキング関東版」。2月28日の発表以降、多くのメディアが「横浜が2年連続の1位を獲得」「埼玉を代表する大宮、浦和の2大都市の躍進」といった内容を中心に報じています。しかし、不動産専門のデータ会社である東京カンテイの井出武・上席主任研究員は、別の街に注目します。その街こそ、JR中央線沿線の三鷹。「三鷹には、最近進みつつある“首都圏の都市の変容”にまつわる要素が詰まっている」と分析します。はたして、多くの人が街に求める要素に、どんな変化が起きているのでしょうか。最新の住みたい街ランキングの内容を深掘りしてみます。
老後は持ち家を売却して、賃貸に住み替えた方がいい?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、年金暮らしの65歳の女性。これから先、夫が亡くなった場合も想定して分譲マンションを売却し、賃貸に住み替えることを検討しています。老後の住まいについて、何を優先して考えていけばいいのでしょうか。FPの渡邊裕介氏がお答えします。現在、家族3人と犬でマンションに住んでいますが、万が一、夫が亡くなり、犬が亡くなった場合、賃貸もしくは住み替えをした方がいいのか悩んでいます。娘には、そろそろ一人で暮らしをしてもらおうと思っています。現在のマンションは7年前に3600万円で購入しましたが、人気のエリアのため現状4000万円くらいに値上がりしているようです。一人で住むには3LDKは大きいし、これから管理費も上がってくると思うので、いっそのこと賃貸に住み替えた方がいいのかなと。老後の住まいは、どのように考えていくべきかアドバイスいただければ幸いです。<相談者プロフィール>・女性、65歳、既婚(夫:67歳、無職)、子供1人(38歳・未婚)・職業:無職・居住形態:持
知っておきたい「住宅リフォームの助成制度」
助成制度を利用すれば予算が大幅に削減できることも
マイホーム購入後には、修繕などのメンテナンスが必要ですが、その費用は長期で数百万円にも上ります。今回はメンテナンスに合わせてリフォームを行ったことで、費用を半額に減らすことができた筆者の体験をお話ししたいと思います。
老後に住むなら「2LDK」、選ぶ基準は「都心」「ミニマム」
データで見るマンション選び:第5回
家は大きな買い物。「どんな基準で選んでいいのか分からない」という人は少なくないでしょう。「人生100年時代」といわれる中で、一生自分で住むのではなく、住み替えを前提に資産性のある家を選ぶという考え方も浸透してきています。今買うべき家とは、一体どんな家なのでしょうか。家選びのコツを、「独身こそ自宅マンションを買いなさい」「マンションは学区で選びなさい」の著者で、不動産情報サイト「住まいサーフィン」を運営するスタイルアクト代表取締役の沖有人さんに5回にわたって伺います。最終回は「老後に夫婦2人で住み替えを検討する際」のポイントです。
36歳女性、月収19万「今の収入で実家を出て生活できる?」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、離婚して実家に戻った36歳の女性。実家を借家にするため、近いうちに家を出なければならない可能性があります。副業を合わせた月収は19万。この金額で家を借りて生活できるのでしょうか。FPのたけやきみこ氏がお答えします。中小企業に勤めており、月収は手取りで17万円。三年前に離婚をして実家に戻りました。母は他界していて、父は別宅で暮らしているため、実家で一人暮らしをしています。そのため、現在の家賃はゼロですが、実家を借家にする話が出ており、近い将来、賃貸で暮らすことになるかもしれず、今の収入で生活できるのか不安です。賃貸で生活するためには、何を見直したらよいのでしょうか。〈相談者プロフィール〉・女性、36歳、バツイチ・職業:会社員・居住形態:実家(戸建て)・手取りの世帯月収:17万円+副業2万円・毎月の支出目安:18万円・貯金:150万円・投資:100万円【支出の内訳】・食費、交際費:4万円・水道光熱費:1.2万円・医療費:0.9万円(高血圧、婦人科)
住宅ローン返済を「とりあえず35年」にするのが危険な理由
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、マイホームの購入を決めた35歳男性。とりあえず35年で住宅ローンを組んで繰り上げ返済すれば大丈夫だと不動産屋に言われましたが、定年後の70歳まで支払いが続くと思うと不安だといいます。相談者の悩みにFPの平野泰嗣氏がお答えします。現在、家族4人で賃貸マンションに住んでいます。子どもが大きくなり、家の中で走り回ったりするので、周りに迷惑をかけていないか心配です。ちょうど良いタイミングで近所に新築分譲マンションが売り出されたので、保育園を変える必要もないし、長男が小学校に入る前にマイホームが欲しいと思っていたため、購入を決めました。資金計画を立て、住宅ローンの審査に出すところなのですが、住宅ローンをどのように組んだら良いか悩んでいます。不動産屋さんは「とりあえず35年でローンを組んで、繰上げ返済や退職金で完済すれば大丈夫ですよ」と言いますが、完済時の年齢が70歳になるので心配です。勤めている会社は、65歳定年制が導入されましたが、60歳以降、収入は減
また保活は嫌!転校しない“エリア限定”家探しのコツ4選
みんなの住宅相談:第5回
22万組以上の住宅選びの相談に応えてきたスーモカウンターが、住まいの悩みに答えるシリーズ。今回は、住宅・不動産総合サービス「SUUMO」の田辺貴久・副編集長がお答えします。【相談者のお悩み】墨田区に住む31歳の会社員です。夫と子供2人(長男4歳、長女1歳)の4人で43平米の1LDK・賃貸マンションに住んでいます。結婚してすぐに住んだ賃貸マンションで1人目を産み、住みやすいこのエリアが気に入って、2人目も出産。上の子と同じ保育園に入れることができました。ただ、子供の成長に伴い、家族4人で43平米の部屋ではさすがに手狭に感じるようになり、マイホームを購入したいと考えています。できれば今住んでいるところの近くで見つけたいのですが……。上の子はあと2年で小学生になります。そのとき下の子はまだ保育園なので、エリアを変えるとなると、新しい地でまた保活をしなければならず、保育園に入れない可能性があるかもしれないと思うと不安です。下の子が小学校に入るタイミングを待つとすると、上の子が小学4年生になるので、転校させたくないなとも思います。保育園や小学校を変えなくていいエリアに限定して、物件探しをしたほう
子連れで離婚、住まいはどうする?注視すべき4つのポイント
メリットとデメリットから節約体験談まで
「子どもと一緒に穏やかに暮らしていきたい」そう思うひとり親家庭にとって住まいはとても重要ではないでしょうか。「みんなどのようなところに暮らしているのかな」「決める時のポイントは?」ひとり親家庭が住まいを決める際におさえておきたいポイントをお伝えしたいと思います。
大地震が心配でマイホーム購入を躊躇、いつ買うのが正解?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は、マイホームを手にしたいけれど、大地震がいつかくると思うと購入を躊躇してしまう男性からの相談です。予測不可能な災害に対してどう備えるのか。また、住宅購入を先延ばしにした場合に資金面で気をつけた方がいいことについて、FPのたけやきみこ氏がお答えします。勤務医です。妻はパートで働いており、未就学児の子供がひとりいます。我が家は、子供はひとりの予定です。予定では、子供は小学校から高校までは私立に通わせ、大学は国公立に入学してほしいと考えています。妻は専門職で、フルタイムで働けば年収400万ほどは可能だと思いますが、子供の習い事の送迎などを手伝ってもらえる親族が近くにいないため、現在はパートで働いています。現在の妻の月収は6万円ほどで、化粧品や洋服を購入しています。私の収入は一般的なサラリーマンに比べると、そこまで上がることはなく、現状維持だと思います。また、勤務先が変わることも考えられるので、退職金もあてにはできません。マイホームを購入したいと思っているのです
消費税10%で変わる?増税前に知っておきたい住宅価格への影響
書類作成と手続き、少しの手間で大きな減税
8%から10%へ、2019年10月から消費税増税が予定されています。これまで3%、5%、8%と消費税率はじわじわと上がってきたわけですが、そのたびに、増税前の駆け込み消費などが話題となってきました。大きな買い物ほど、消費税アップの影響を受けることになります。では、住宅購入の場合はどうでしょうか。住宅ローン控除の変更点とあわせて確認したいと思います。
最短2分、スキマ時間に地元で稼ぐ「最新副業」は儲かる?
シフトを気にせず、手軽に小遣い稼ぎ
最近、街なかで大きな緑のバッグを背負って自転車やバイクに乗っている男性をよく見かけるようになりました。飲食店が受けたデリバリーの注文を個人がスキマ時間を使って運ぶ、「UBER EATS」(ウーバーイーツ)というサービスです。副業解禁の動きが広がる中、このようなスキマ時間を使った新手のサービスが増えています。しかし、ウーバーイーツは自転車やバイクを運転して、すばやくデリバリーする必要があり、主婦やシニアが気軽に始めるには少しハードルが高い面もあります。そうした層にうってつけの副業サービスの実証実験を、リクルートが今月から本格的に開始しました。いったいどんなサービスで、どのくらい儲けることが可能なのでしょうか。
離婚直前に購入したマイホーム、返済していけるか不安
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は、マイホーム購入後に離婚をした34歳シングルマザーからの相談です。手取り月収28万円に対して、住宅ローンの残債は3120万円。貯蓄もままならない中、小さな子供を抱え、この先ローンを払い続けられるか不安だといいます。賃貸に引っ越せば、年間50万円浮くといいますが……。FPの洲崎メイ氏がお答えします。2歳7ヵ月の娘と私の二人暮らしです。娘は保育園に通っています。離婚直前に新築マンションをフルローンで購入しましたが、シングルマザーの身で、この先払い続けられるのか不安です。また、賃貸にすると年間で50万円浮く計算になり、貯蓄ができていない今、賃貸に移り住むべきなのか悩んでいます。ただ、このマンションがとても気に入っているので、気持ち的にはずっと住み続けたいです。〈相談者プロフィール〉・女性、34歳、バツイチ、子供1人(2歳)・職業:会社員・居住形態:持ち家(マンション)・手取りの世帯月収:28万円・毎月の支出目安:28万円・貯金:250万円・投資:400万円・負
世帯年収500万の30代夫婦「5000万の物件購入できる?」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は黒田尚子氏がお答えします。住宅購入を希望しています。夫は、都内の価値の下がらない物件を5,000万円前後で購入したいと言いますが、私は3,000万円の物件でも、家計はギリギリになると思っています。現在の家賃9万円でも、ほぼ貯金ができていない状況です。どのくらいの額の住宅でしたら購入できるのでしょうか。また、長女の教育費は学資保険の積み立てと児童手当を貯金することで用意していますが、次男は児童手当を貯金しているのみです。次男の教育費はどのように貯めていけばよいでしょうか。この先、老後資金も不安です。アドバイスよろしくお願いします。〈相談者プロフィール〉・女性、39歳、既婚(夫:37歳)、子ども2人(3歳、0歳)、3人目妊娠中・職業:パート・居住形態:賃貸・居住地:東京都・手取りの世帯年収:500万円・毎月の支出目安:35万円・貯金:300万円・投資:なし
結婚、出産で急変する家計「この先苦しくならないか心配」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は前野彩氏がお答えします。29歳の主婦です。結婚して1月末で仕事を辞めました。現在求職中で、手取り15万円、ボーナスなしの派遣の仕事に就きたいと考えています。2月に戸建ての家を購入するので、住宅ローンの返済が始まります。また今後、子供を2人欲しいと考えているので教育資金も貯めていきたいです。生活や経済状況が一気に変わるので、この先家計が苦しくならないか心配で相談させていただきました。〈相談者プロフィール〉・女性、29歳、既婚(夫:会社員)、子供なし・職業:専業主婦・居住形態:賃貸・手取りの世帯月収:43万円 妻:17万円(来月から無収入) 夫:26万円(残業時間により変動あり) ※夫の手取り年収:350万円(ボーナス込み)・毎月の支出目安:25万円・貯金:700万円(住宅ローンの頭金500万円と新婚旅行代80万円が引かれる予定)・払い済み終身保険:150万円【家計(25万円)の内訳】・光熱費:2万円・通信費:2万円・食費:4.5万円(外食費含む)・保険:2
「保育園に入りにくい駅」から分かる、新婚カップル向け物件
データで見るマンション選び:第4回
家は大きな買い物。「どんな基準で選んでいいのか分からない」という人は少なくないでしょう。「人生100年時代」といわれる中で、一生自分で住むのではなく、住み替えを前提に資産性のある家を選ぶという考え方も浸透してきています。今買うべき家とは、一体どんな家なのでしょうか。家選びのコツを、「独身こそ自宅マンションを買いなさい」「マンションは学区で選びなさい」の著者で、不動産情報サイト「住まいサーフィン」を運営するスタイルアクト代表取締役の沖有人さんに5回にわたって伺います。4回目は「新婚カップルがマンションを買うなら、どんな点を重視すべきか」です。
首都圏「お買い得なマンション」、注目すべきは"駅"?
データで見るマンション選び:第三回
家は大きな買い物。「どんな基準で選んでいいのか分からない」という人は少なくないでしょう。「人生100年時代」といわれる中で、一生自分で住むのではなく、住み替えを前提に資産性のある家を選ぶという考え方も浸透してきています。今買うべき家とは、一体どんな家なのでしょうか。家選びのコツを、『独身こそ自宅マンションを買いなさい』『マンションは学区で選びなさい』の著者で、不動産情報サイト「住まいサーフィン」を運営するスタイルアクト代表取締役の沖有人さんに5回にわたって伺います。今回は「お買い得なマンションの選び方」です。
期間延長、住宅ローン控除は消費税10%でどう変わる?
今年の税制改正は“消費税率引き上げ対策”
前回の記事では、2019年度の税制改正のテーマは“消費税率引き上げ対策”であるとお伝えしました。今回は、“消費税率引き上げ対策”のうちのひとつである「住宅ローン控除」の改正についてお話していきたいと思います。そもそも住宅ローン控除とは何かを解説してから、改正の内容を紹介します。
老後に一番心配なのは「終の棲家」、どんな選択肢がある?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はマネーフォワードから生まれたお金の相談窓口『mirai talk』のFPがお答えします。住宅ローンの支払いも終わり、定年前に子供も独立するので自分たちの老後について妻と話す機会が増えてきました。まだ老後資金に多少の不安があるものの、一番の心配は終の棲家をどうするかです。今住んでいるマンションを売却して、有料老人ホームに入るのか、小さめなマンションに引っ越して過ごすのかなど、いろいろなプランがあるかと思います。その中で今の資産状況から、自分たちにどのような選択肢があるのか、他の方の例を参考にさせていただけないでしょうか?〈相談者プロフィール〉・男性、52歳、既婚(妻:52歳・パート)、子供2人(22歳、15歳)・職業:会社員・手取り世帯月収:61万円(ボーナスなし)※妻のパート代10万円は家計に含まない【資産状況】・預貯金:1050万円・確定拠出年金:540万円・有価証券:2500万円・学資保険:380万円(満期据え置き)【支出の内訳(53.25万円)】・