佐々木朗希が株式市場に与える影響とは?「大谷旋風」では2社の株価が上昇
株式投資に通じるロッテの育成法
昨年、米大リーグで旋風を巻き起こした大谷翔平選手に続き、今年新たなスターが誕生している事をご存知の方も多いと思います。千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希選手です。4月10日オリックス・バファローズを相手に、日本のプロ野球界では28年ぶりの完全試合(相手チームの打者を一度も出塁させずに勝利することで、パーフェクトゲームとも呼ばれます)を達成しました。また、その1週間後の4月17日には北海道日本ハムファイターズを相手に、またも8回まで完全試合を繰り広げ、マウンドを降りました。佐々木投手の魅力は160キロを超える直球と、140キロ後半の落差のあるフォークボールのコントロールが抜群である事が挙げられます。
円一段安で乱降下する為替相場−−FXで「失敗」するには理由があります
なぜFXを選ぶのか?
初めまして、マネックス証券 チーフ・FXコンサルタントの吉田恒です。この度、FXに関する連載を始めることになりました。早速ですが皆さんは、FX取引にどのようなイメージを持たれているでしょうか。また、実際に取引されている方は、国内の投資、とくに株式投資ではなく、あえてFXを取引したいと考えた理由は何でしょうか?
ドル円は約20年ぶりの円安水準を更新、なぜ日米の金融政策の違いと貿易赤字が円安を加速させるのか
今週の相場の値動きを紐解く
今週は為替市場で円安ドル高が一段と進行しましたね。円相場は一時、1ドル129円台となりました。これは2002年5月以来、およそ20年ぶりとなる円安水準であり、2週間で5円以上、先月初めと比べるとおよそ15円の下落と、急速に円安が進んでいることがわかります。そこで今回は円安進行の背景や影響についてお伝えいたします。
家計簿アプリ「マネーフォワード ME」の新機能で、資産運用が便利に!うまく活用する方法は?
評価額と取得価格の推移がわかる
家計簿アプリ「マネーフォワード ME」では、有料のプレミアムプランユーザー向けの新機能として、投資資産の銘柄ごとの詳細情報が確認できるようになりました。株式や投資信託の銘柄ごとの前日からの値動きや、運用成果などがアプリ内でわかり、現在の含み益が把握できます。またドル建て資産の場合は、ドル表記にも変更できるようになりました。収支だけではなく、資産の運用状況の把握が可能になりましたが、家計改善にどう役立つのでしょうか。
アメリカの投資ファンドの儲け方にみる、日本とは対照的なアメリカ的な発想とは
「経済成長」とは何か(3)
アメリカでは、投資ファンドがベンチャー企業へ出資し、出資を受けた企業が躍進することで、経済を活性化させるという好循環が生まれています。この構造は、どのように作られたのでしょうか?産経新聞特別記者・編集委員兼論説委員の田村 秀男氏の著書『「経済成長」とは何か - 日本人の給料が25年上がらない理由 -』(ワニ・プラス)より、一部を抜粋・編集して「アメリカの経済成長の構造」について解説します。
手取り年収300万の34歳「現在資産は1500万円。できれば60歳前にFIREしたい」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、34歳会社員の女性。生涯独身のつもりで60歳で4,000万円を貯め、できればFIREをして暮らしたいと考えています。現在の貯蓄総額は1,500万円。今のプランでFIREは可能でしょうか? FPの横田健一氏がお答えします。
日本の小売はコロナを克服できたのか?決算内容から浮き彫りになった業界の明暗
2月決算の小売企業の決算発表が一巡
日本の上場企業全体で見ると3月決算を採用している企業が最も多く、その発表は4月下旬から本格化します。しかし、2月決算を採用している企業の多い小売企業の12-2月期の決算発表はすでにほぼ完了しました。マーケット全体への影響が大きいのは3月決算企業の決算発表ですが、いわばその前哨戦と捉えることができる小売企業の決算をチェックし、相場の先行きを考えてみましょう。
なぜ「金融経済」が巨大になっているのかーー株価ばかり上がって景気回復の実感が乏しい理由とは?
「経済成長」とは何か(1)
長引くコロナ禍やウクライナ情勢は、日本経済にも大きな影を落としています。物価は上昇するが賃金は上がらず、家計への影響が広がっているますが、この「経済」とはどういったものなのでしょうか?そこで、産経新聞特別記者・編集委員兼論説委員の田村 秀男氏の著書『「経済成長」とは何か - 日本人の給料が25年上がらない理由 -』(ワニ・プラス)より、一部を抜粋・編集して「経済」について解説します。
商品から選ぶのは間違っている?積立投資、資産配分と運用商品を決めるまでの手順とは
投資信託の選び方と重要ポイント
積立投資について「どの運用商品を買ったら良いのか」 という質問は、個別相談のなかでも最も多い質問のひとつです。近年では、運用商品が充実してきているため、選ぶのに悩んでしまうことでしょう。この記事では、自分にあった積立投資が実践できるように運用商品、主に投資信託(投信)を選ぶまでのプロセスを解説します。
経済アナリスト馬渕磨理子の「初めての投資」、家庭教育と現実社会で感じたギャップとは?
義務教育の「減点主義」から脱却
経済アナリストの馬渕磨理子です。今は、報道・経済番組への出演や、金融に関する講演をさせていただくようになりましたが、私にも「初めての投資」があります。「投資を始めようか」と迷っている方と、私も一度は同じ思いをしています。今回は、投資のことを「リスクがありそう」「怪しい」「ギャンブルではないのか」と思っていた私が、なぜ始めようと思ったのか、お話します。
なぜ「有事の円買い」が起きない?円安を加速させている日米の「政策の違い」とは
日本だけがほぼゼロ成長の異常事態
4月13日の東京外国為替市場で円相場は一時2002年5月以来、約20年ぶりの円安ドル高水準となる1ドル126円台前半を付けました。金融引き締めに動く米国と、金融緩和を続ける日本の政策の違いが改めて意識されています。
「投資は早く始めるべき」は本当なのか?時間が優位に働く「複利の力」とは
老後資金を作るための投資のメリット
お金の面で、豊かになることを実現する手段の一つが投資だと思います。すでに始めている方もいれば、敷居が高いと感じられている方、また忙しくて手をつけられていないという方もいるかもしれません。ただ、これからは投資が必要な時代で、早く始めた方がよいと思います。それには、明確な理由があります。今回は、投資の必要性やメリット、そして投資と時間の関係についてお伝えします。
「持ち家は資産」は間違っている?FIRE実現のための支出の考え方
年収300万円FIRE(3)
FIRE達成に重要となってくるのが、年収や投資のリターン以上に貯蓄率です。貯蓄率を上げるためには、毎月の支出を最適化する必要があります。そこで、「資産運用をしよう!」という言葉をTikTokで世界一広めたとしてギネス認定された「ライオン兄さん」こと山口貴大氏(@okane_315)の著書『年収300万円FIRE 貯金ゼロから7年でセミリタイアする「お金の増やし方」』(KADOKAWA)より、一部を抜粋・編集して貯蓄率を上げる方法を紹介します。
「FIRE」4つのタイプを解説、鉄則「4%ルール」とは?
年収300万円FIRE(2)
「FIRE」と一口にいっても、いろいろなタイプがあります。目指したいタイプや、実現が可能そうな自身のライフプランに合っているタイプはどれでしょうか?「資産運用をしよう!」という言葉をTikTokで世界一広めたとしてギネス認定された「ライオン兄さん」こと山口貴大氏(@okane_315)の著書『年収300万円FIRE 貯金ゼロから7年でセミリタイアする「お金の増やし方」』(KADOKAWA)より、一部を抜粋・編集してFIREのタイプを紹介します。
富裕層の年収はいくら?FIRE達成に必要なのは「年収の多さ」ではないといえる理由
年収300万円FIRE(1)
給料も上がらず、商品の値上げラッシュばかり続き、なかなか資産が増えない……と悩んでいる方もいるでしょう。そこで、「資産運用をしよう!」という言葉をTikTokで世界一広めたとしてギネス認定された「ライオン兄さん」こと山口貴大氏(@okane_315)の著書『年収300万円FIRE 貯金ゼロから7年でセミリタイアする「お金の増やし方」』(KADOKAWA)より、一部を抜粋・編集して富裕層がなぜ投資をするのかを紹介します。
暗号資産と環境汚染の関係性、イーサリアムが移行を計画する「PoS」とは
ビットコインが採用する「PoW」は規制の動きも
ロシアによるウクライナへの侵攻が続くなか、戦争による環境汚染の問題が活発に議論されています。これを受けてか、暗号資産業界でもマイニング(※)による環境汚染の議論が再び沸き起こっています。ビットコインのマイニングは大量の電力を消費するため、環境負荷が大きいと聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。※コンピュータを使って取引の記録作業に貢献し、その対価として暗号資産を得る行為例えば、欧州では暗号資産関連の規制法案の中で、環境問題への懸念から、ビットコインをはじめとする「プルーフ・オブ・ワーク(以下、PoW)」関連の暗号資産を禁止することを検討しています。また、米国の環境団体はビットコインはPoWから「プルーフ・オブ・ステーク(以下、PoS)」へ移行すべきだとの広告キャンペーンを実施しています。このように暗号資産のマイニングや、それによる環境問題を議論する際にはPoWやPoSといった言葉が出てきます。これらは横文字でわかりづらい印象を受けますが、暗号資産の重要な仕組みの一部を表しています。今回はPoWとPoSとは一体何なのか、それぞれの違いなどについて解説します。
市場にとって予想外だった?株価の下落要因になった「世界の中央銀行の政策」
アメリカに注目せざるを得ない理由
今回は、「世界の中央銀行の政策」についてのお話しです。株式市場とは切っても切れない関係で、とても重要な存在であると言えます。先週の日経平均やNYダウは、前週に比べて大きく下落しました。その要因として、日本時間の2022年4月6日(水)にFRBのブレイナード理事が、量的引き締め(QT)と呼ばれる資産圧縮について「5月にも急ピッチで始める」と発言した事と、日本時間の同4月7日(木)に開示された3月のFOMCの議事要旨で、FRBの「大規模な保有資産を月額最大950億ドル(約11兆7600億円)のペースで縮小する」と公表された事が嫌気された側面が強いように感じます。なぜ、この2つの事が株価の下落要因になるのかを、簡単に説明します。
日本市場の歴史動いた日−−60年ぶりの再編がもたらす影響は
ルーツは米相場?歴史を紐解く
はじめまして、金融アナリストの三井智映子( @chiekomitsui )と申します。今週、日本の株式市場の歴史が動きましたね。昭和36年に2部市場が創設されて以来、約60年ぶりに東証が市場再編をしたのです。2022年4月4日から、東京証券取引所が新たに「プライム」「スタンダード」「グロース」の3市場で取引をスタートさせました。今回は、市場再編に至るまでの日本の株式市場の歴史についてお伝えします。