本当の意味で投資信託の人気度を測るには?資金流出が続いているファンドの末路
投資信託の真実:人気度は純資産総額だけでは測れない
前回、純資産総額が1億円にも満たない、生きているのか死んでいるのか分からないような投資信託がたくさんあるという話をしましたが、純資産総額だけでは、その投資信託が本当に人気化しているのかどうか分からない面があります。本当の意味で投資信託の人気度を測る方法を考えてみました。
「つみたてNISA」投資信託の選び方、全世界株式にも種類があるけどそれぞれの特徴は?
eMAXIS Slim・SBI・楽天の全世界株式
つみたてNISAの口座開設者数は、2020年12月末時点で302万口座を突破して、2021年も大きく口座数をのばしています。つみたてNISAは、金融庁が指定した投資信託の中からつみたてる商品を選択していくのですが、商品の特性をあまり理解せずに購入している人も多いです。つみたてNISAで買うことのできる投資信託の中から、全世界株式、先進国株式、米国インデックス、新興国、日本のインデックスと、バランスファンドについて、具体的な商品を参考にしながら特徴をおさえていきましょう。今回は、つみたてNISAで買える、全世界株式について考察します。
運用方針、プロはどう見る?「貯金1:投資2で資産形成を計画。投資の目標は年利6%」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、今年から投資を始めた30代の独身男性。貯蓄1に対して投資2の割合で資産形成を計画中。また、年利6%を目標にしたポートフォリオを組んでいるつもりだそうですが、プロの視点にこの運用方針はどう映るのでしょうか? FPの伊藤亮太氏がお答えします。
海外マネーが注目する日本のスタートアップ、コロナ後に海外投資家比率が高まった銘柄は?
イノベーター支援が課題
日本には、世界に誇れる技術をもった製造業が多いですが、かつてと比べると世界経済における存在感は薄らいでいる印象です。一方、米国では近年、フェイスブック、アルファベット、アマゾンといった創業から比較的日が浅い企業がイノベーションの牽引役となり、自社と米国株式市場の時価総額を大きく拡大させてきました。コロナ後の経済成長において欠かせないのが、DX(デジタルを活用した変革)や脱炭素などに対応した新ビジネスの創造です。米国に比べると国内では、新ビジネスの創造を担う若い企業の存在感が増しているとは言いがたく、資本市場としては、こうしたイノベーターを支援し、いかに大きく育てていくのかが課題といえるでしょう。
長期保有しても無意味な投資信託とは?ゾンビファンドが存続している理由
投資信託の真実
投資信託協会が発表しているデータによると、2021年8月末時点における国内公募投資信託の運用本数は5,917本。ピーク時には6,163本もあったことからすれば徐々に減りつつありますが、本当にそれだけのファンドが真面目に運用されているのでしょうか。
円安が進んだら、日本が弱くなったら…つみたてNISAやiDeCo、資産形成に影響がある?
投資している資産は果たして大丈夫?
2021年9月後半以降、為替レートは急激に円安に進んでいます。円安が進むことは、一概にいい・悪いと言い切れませんが、原油をはじめとする原材料高騰による円安は「悪い円安」と言われています。このような円安は、コロナからの経済再生を妨げるとの見方から「悪い」と言われる所以です。では、円安が進み、日本が弱くなってしまったら、私たちがつみたてNISAやiDeCoなどで投資している資産は果たして大丈夫なのでしょうか。今回は、円安が進んだ場合の資産の変化、そして今後も「悪い円安」が進む場合に、どんなリスクがあるのかを紹介します。
米国株投資を始めるチャンス?内藤証券ネット取引が開始した期間限定オトクな3つのキャンペーン
Sponsored by 内藤証券株式会社
新型コロナ以降、各国の金融緩和により世界の株式市場が活気づきました。特に米国株はコロナ前に比べて約1.2倍の上昇、米国株式のインデックスであるNYダウは過去30年でおよそ12倍となるパフォーマンスをみせています。また、米国株は日本株に比べ、成長企業が多いことでも知られています。ベンチャーやスタートアップと呼ばれる新興企業の資金調達環境や支援制度が日本に比べて充実していることが背景にあり、革新的なビジネスやイノベーションが生まれやすい点も企業の成長を支える原動力となっています。そんな魅力的な米国株投資ですが、興味があってもなかなか一歩を踏み出せないという方も多いのではないでしょうか。始めるためには証券口座の開設が必要ですが、どの証券会社で開こうか迷う方も多いと思います。そんな方に、お得なキャンペーンのご紹介です。内藤証券が10月4日から『もっと米国株キャンペーン』と題し、米国株に興味がある方向けのお得なキャッシュバックキャンペーンを開始しました。さらに11月1日からはプレゼントキャンペーンも追加されています。どのような内容なのでしょうか?
共働き、持ち家、子どもは1人希望。貯金や投資で資産を増やして住宅ローンの繰り上げ返済の計画は叶う?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、40歳、会社員の男性。現在、30歳の妻と二人暮らし。子どもは一人希望。貯金・投資で資産を増やしつつ、60歳まで住宅ローンを繰り上げ返済したいと言いますが、プランは叶うでしょうか? FPの秋山芳生氏がお答えします。
S&P500の具体的な買い方、投資信託や日本のETF、米国ETFで買うのは何が違う?
S&P500について考える
最近、書店の投資・ビジネス関連のコーナーにいくと「米国株投資」の書籍の多さに驚きます。ここ数年の株式市場の盛り上がりや、老後不安に対する資産形成意識の高まりからも投資を開始する人が増えていますが、中でも米国株への投資が注目を集めています。長期的に見ると、株式市場は経済の発展と相関関係があります。科学技術の発展、労働生産性が上がることの期待や人口の増加からも米国は非常に有望な投資先になっています。個別の銘柄をひとつひとつ調べて株を購入する方法もありますが、米国全体の成長の果実を得やすいのはさまざまな会社の株から算出されるインデックスを利用した方が網羅性があったりリスクが平準化しやすいと言われています。今回は米国株の株式インデックスの指標や注目度の高い株式インデックス指数であるS&P500の買い方について考察します。
老後資金1700万円の60歳夫婦。このままだと足らない?今から対策して間に合う?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、59歳、パートの女性。老後資金は夫婦合わせて1,700万円ほど。60歳の夫は65歳まで働くつもりですが、今のままでは老後資金が足らなくなるのではと心配しています。今から対策して間に合うでしょうか? FPの横山光昭氏がお答えします。 退職金が2,000万円出ましたが、各ローンの返済や外壁の修理をしたところ半分ほど使ってしまい、残る老後資金は退職金の残り1,000万円とこれまでの貯金700万円になってしまいました。貯金を減らさないために、夫は65歳まで働く予定ですが、年を重ねるにつれ、だんだんと収入は減る見込みのようですから、徐々に赤字はひどくなっていくと思えます。今のままでは老後資金が足りないのではないかと心配です。家計のほうは住居費の支払いはないものの、毎月の収支は赤字です。私もパートをしていますが、すっかり体力が落ちてしまい、今以上に仕事量を増やすのが難しいため、増収も難しいと思います。できれば老後はゆったりと過ごしたいのですが、今のままでそ
つみたてNISAやiDeCoを始めて3年、何かすべき対策は?見直しのポイント
一度資産の確認を!
経済や家計の先行き不安から、投資をスタートする方が増えています。つみたてNISA(ニーサ・少額投資非課税制度)やiDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)といった制度もずいぶん浸透。最近の株高の影響を受けて、順調に儲かっている方もいるでしょう。今回は、つみたてNISAやiDeCoをしている方の資産のチェック方法を紹介。たとえ今順調に見えても、将来問題が発生したら慌ててしまうかもしれません。また、より運用成績をアップする方法もあるかもしれません。平常運転の今だからこそ、考えておきたい対策、見直しのポイントを紹介します。
33歳、40歳までに2000万が目標「投資を増やし達成したい。定期的な不労所得にも興味」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、33歳、会社員の女性。40歳で2,000万円資産を築くことを目標に、現金貯金に対して運用比率を上げて達成を目指しています。定期的な不労所得にも興味があるといいます。現在のプランで達成なるでしょうか? FPの横田健一氏がお答えします。 40歳までに最低でも老後資金2,000万円を貯めたいと思っていますが、現金で貯めるのは現実的ではなく、さらに投資の比率を上げていきたいと思ってます。現在つみたてNISAを3万3,000円、企業型DCを3万円を毎月積立しており、終身米ドル保険を運用目的で200万円(払済み)、日本株が100万、米国株を40万、投信を130万円ほど保有しています。昨年自宅を購入し結婚の予定もないため今後大きな出費はあまりないと思っていますが、今の仕事をずっと続けるか悩んでいるため、定期的な不労所得もあるといいなとも思っています。現金比率をもっと下げて運用をしていきたいのですが、次にするべき運用はなにがよいか教えていただきたいです。【相談
独身の老後に備え運用に力を入れる39歳女性。投資内容と次の投資先へのアドバイスは?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、39歳、会社員の女性。独身でも、老後の医療費や介護費をまかなえるように、貯金と投資で備えている相談者。現在のマネープランでOK?また、iDeCoとつみたてNISAの次は何に投資するべき? FPの高山一惠氏がお答えします。 現在39歳、会社員、独身、結婚の予定なし、一人暮らしです(+猫)。おひとりさまの老後になりそうなので老後資金が不安で、6~7年ほど前から資産運用を始めました。現在、家計収支は平均して月24万円くらいの黒字で、月々の先取り貯金&投資は以下の通りです。つみたてNISA…3万3,000円(セゾンVGB、セゾン資産形成の達人ファンド ※上限満額)iDeCo…1万2,000円(eMAXIS Slim 先進国株式インデックス ※上限満額)猫医療費積み立て…5万円(ペット保険未加入なので、いざというときのため)お伺いしたいのは2点です。(1)上記、月々の先取り貯金&投資をしたうえで14万円程度の余剰金があり、現状はただ現金で溜まっていくだけ
年5%のリターンで月1万積み立て続けても足りない?リアルな資産形成の思考
コツコツと積み立てればいつか花は咲く?
よく「資産形成は無理のない程度に。毎月1万円でもとにかく続けることが大事」と言われます。確かに、初めの一歩はそれでも良いでしょう。ただ、本格的な資産形成をするには、それだけでは足りないのも事実です。
年収1200万だけど激務のため45歳退職も…先行き不安な40歳既婚男性の投資プランは?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、40歳・会社員の既婚男性。50歳早期退職を目指して貯蓄してきましたが、営業成績によっては45歳退職の可能性もあり、マネープランに悩まれています。現金対投資金額が6対4になるまで投資信託を購入していく予定だと言いますが、プロの意見は? FPの秋山芳生氏がお答えします。世帯年収1,300万円(妻年収95万円)、現在以下の内容で投資をしています。現金対投資が6対4になるまでは余剰金で投資信託を購入して行こうと思っていますが、この内容を客観的に見てどう思われますか?50歳での早期退職を考え今まで貯蓄してきましたが、数年前より実績をとても厳しく求められるようになり、営業成績によっては最悪45歳で退職ということもありそうです。その場合、最低世帯年収はどの程度を目指したらいいでしょうか。子どもたちは中学から塾、高校までは公立、奨学金なしで最終学歴は大学卒を考えています。高校無償化は所得制限により対象外です。転勤族で、今の会社にいる限り住宅購入は考えていません
「80歳から運用は無謀?」子どもに少しでも多く残したい女性にプロのアドバイスは?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、80歳の女性。現在、85歳の夫とともに年金暮らし。48歳の子どもに、少しでも多くの財産を残したいと、投資をしたいと言いますが……。プロの意見は? FPの伊藤亮太氏がお答えします。 80歳からの投資は無謀でしょうか? 子どもに少しでも多く遺したく、この年齢からの資産運用のポイントを教えてください。定年後、証券マンに勧められた株やREITなどで失敗した経験がトラウマで、積極的に運用して増やすよりは、減らさない事を最優先に暮らしてきました。前は、預金利息が高いところに預け替えたりはしていましたが、ここ10年程は特定の銀行に預けたままです。国内株も保有していますが、含み損50%の状態です。ローンや借金はなく、贅沢をしなければ、この先に介護が必要になっても、子どもに迷惑をかけずに寿命を迎えられる目途が立っています。今更ですが、貯金をただ寝かせておくのであれば運用して少しでも増やして子どもに遺せればと考え始めました。インデックス型の投資信託を検討しています
39歳独身。今の生活水準で暮らすのに必要な老後資金は6500万円!目標は達成可能?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、39歳独身の会社員の女性。資産2,000万円を貯められたけれど、漠然と貯めるのではなく目標が欲しいといいます。今の生活水準で暮らすなら、老後資金はいくら必要になるのでしょうか? FPの薮内美樹氏がお答えします。今年で40歳になります。年収670万で、5年前からつみたてNISAやiDeCoもはじめ、今は上限で運用しています。株はほとんどやっていません。ようやく資産が2,000万円になりましたが、今後を考えると都内でずっと賃貸で老後と思うとまだまだ足りないなーと感じています。なんとなく不安で、漠然と貯めているので、何か目安になる目標を持って貯めたいです。今の生活水準で暮らすなら、老後いくら必要でしょうか。5年後、10年後目指す資産はいくらくらいにすればいいのかアドバイスいただけるとうれしいです。【相談者プロフィール】・女性、39歳、会社員、独身・住居の形態:賃貸(東京都)・毎月の世帯の手取り金額:45万円(年間手取り540万円)・ボーナスの有無:な
お金を増やすには?NISAやiDeCoなどの制度を比較、お金のプロが教える投資のコツ
イベントレポート
2021年8月27日、オンラインセミナー「ライフプラン基礎講座!初心者の為の『マネーフォワード お金の相談』の賢い利用方法」が開催されました。セミナーを主催した『マネーフォワード お金の相談(以下、お金の相談)』は、無料でファイナンシャルプランナーに家計相談ができるサービスです。1回目の「「お金について漠然と不安」家計、保険、住宅ローン…プロが家計相談でチェックするポイント」では、効率的な貯蓄の仕方や保険の選び方を紹介しました。2回目は投資についてです。将来にむけてお金を増やしたいけれど何から始めたらいいかわからないという方や、投資を始めてみたけれど不安な方にむけて、『お金の相談』でも数多くの家計相談をうけているブロードマインド株式会社ゼネラルマネージャーでファイナンシャルプランナー(FP)の平原直樹氏が、投資でチェックすべきポイントを紹介します。※本記事は講演内容を一部抜粋・編集しています。