投資歴15年、人気ブロガーの投資を長く続ける秘訣
損失への心構え、続けやすい投資法
「投資家」というと経済の知識に長け、お金の感覚に鋭いイメージ。しかし、今は順当に資産を築いている投資家も、最初から手練れだったわけではない。彼らはどんなきっかけで投資に関心を持ち、どうやって現在のスタイルを確立したのか? また現在、いかに投資と向き合っているのか?そこで今回は、著名なインデックス投資ブロガーにインタビュー。「ビギナー時代」の話から現在の投資スタイル、その考え方などを聞いてみた。今回お話を聞いたのは、会社員投資ブロガー『吊られた男』さん。趣味はフットサルと家族との山登り
「少し欲が出てきた」あなたに贈る“投資3年目”の心得
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は深野康彦氏がお答えします。投資信託についておうかがいします。「自分の小遣いの範囲で」と思い、3年ほど前にはじめて投資信託を買いました。はじめは100万円台からでしたが、安全だとわかったので現在は280万円ほどになっています。定期預金にしていても増えないので、ほかの預金も投資信託に充てようかと思っています。自分なりに考えて今は6種類ほどの投資信託を買っていますが、買い増しするにあたって、あまり種類を増やさないほうがよいのでしょうか? 現在買っているものは、毎月の分配があり、配当が高いという点だけでは選んでいないつもりです。安全性の高いものや、人気順位の高いもの、落ち着いているものなどを買っています。ある程度、配当金もあるので多少欲も出てきています。大切なお金ですので、動かせるお金に限って買ってるつもりです。ちなみに私も主人も働いていて、毎月生活できるだけの収入はあります。種類をあまり増やさないほうがよいのか。また、買い戻しをするタイミングについても教えてく
20代からはじめる「確定拠出年金」運用の基本の“き”
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は深野康彦氏がお答えします。今年から社会人になりました。投資の手始めとして、確定拠出年金を選択しました。3時間程度の説明を受けたものの、うまく運用する方法について正直あまり理解できていません。業務も忙しく、今後、運用まで気が回らないと思います。効率のよい運用の仕方、毎年確認すべきポイント、気をつけたほうがよいニュースなどがありましたら教えてください。せっかく貰えるお給料ですので、より利益を得られる運用をしていきたいと思っています。現在の月収は30万円、少しずつ収入が上がっていく見込みです。負債はありません。(20代前半 独身 男性)
不動産投資の年間赤字が100万円に…保有か売却か悩む
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。現在、投資用のマンションを7軒所有しています。しかし、毎年100万円程度の赤字が出ています。現在の資産、収支状況を踏まえて、今後のライフプランをどのようにすればよいのか最近悩んでいます。アドバイスをいただけますでしょうか?(50代後半 既婚・子供2人 男性)
マネックス松本会長「投資は世界に自分の分身を置くこと」
投資のメリットは利益だけじゃない
ネット証券の先駆けとして業界を切り拓き、グローバルなオンライン金融機関グループとなったマネックス証券。会長を務める松本大(おおき)氏は、伝説のディーラーでもあり、30歳の時にゴールドマン・サックスで当時の最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)にも就任。その約5年後にマネックス証券を起業しました。そして、その松本氏のもとで“修行”し、その後、マネーフォワードを起業した辻庸介。師弟関係にあった二人には、一流企業で活躍し将来を嘱望されながらも、30代でリスクを恐れず起業の道を選択したという共通点もあります。若い世代からは「将来が不安でお金の問題にしっかり向き合うことが怖い」という声が聞こえてくることも多い現代。これからの時代、私たちはお金とどう向き合っていくべきなのかを教えてもらいました。
30歳年収900万円、資産の6割が「ドル」これって危険?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。30歳、現在の年収は900万円程度です。年収に対して資産が少ないと感じており、節約と資産形成を進めています。今回、ご相談したいのは資産の大部分を占める払い済み保険についてです。これまでドル建てで積み立てしてきた養老保険の支払いを先日、払い済み保険に変更し、そのままにしている状況です。今後の円安を見越し、円に替えるよりもこのままドルで保持するほうがよさそうですが、全体から見るとドルの割合が大きいように感じます。このまま解約せずにドルで運用しておくほうがよいのでしょうか? また今後、毎月積み立てる貯蓄はどのような資産に振り分ければよいでしょうか? アドバイスをよろしくお願いします。現在の資産:600万円(現金50万円、国内株200万円、ドル建て保険350万円)(30歳 独身 男性)
「小さな差が将来の“格差”に」NISA活用はこれが基本
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。NISAの口座開設を検討しています。証券会社・銀行・ネット型・店舗型……と、さまざまな選択肢がありますが、どのように選べばいいのでしょうか? 株式に投資する予定はありません。株式以外の金融商品を運用する前提で非課税のメリットを受けやすい賢い運用法を教えてください。また、その場合はどのような会社に口座を開設するのがよいのかアドバイスいただけると幸いです。(40代前半 既婚・子供1人 男性)
借り入れは「金利」で選ぶ プロが教える“お金の鉄則”
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。現在、自宅の購入を検討しています。その際に既存の借り入れをどうすればよいか悩んでいます。現状、以下の3パターンを考えています。(1)不動産投資用の借り入れを全額完済し、頭金は少ないかたちで自宅を購入する(2)投資用の借り入れはそのままにし、その分、頭金を多くして自宅を購入する(3)上記(1)と(2)の中間のかたちで自宅を購入する現在の資産としては、金融資産を約5,500万円。投資用に23区内のワンルームマンションを3室持っています。給与約800万円と不動産収入が240万円あり、投資不動産用の借り入れ残として約2,000万残っています(金利1.7%程度)。金融資産のうち、投資用の借り入れ相当額程度は預金やクレジット債で保有しているため完済は可能な状態ですが、それ以外はほぼETFや投資信託などのリスク資産で保有してます。どの選択肢も一長一短あるため、悩んでいます。最も妥当な選択肢はどれか、アドバイスをお願いします。なお、現在の月々のキ
ファンドマネージャーが“対決” 異色セミナーの結果は?
勝つのはひふみか さわかみか!?
運用者直接対決! 勝つのはひふみか さわかみか!?こんな過激な煽りのもと、5月末に開催されたセミナーがあります。テレビ出演などで大注目「ひふみ投信」からの“選手”は、レオス・キャピタルワークス株式会社代表取締役社長、最高投資責任者である藤野英人氏。迎えて立つのは元舞台俳優という異色の経歴を持ち、39歳という若さでファンドマネージャーを任されている「さわかみ投信」の草刈貴弘氏です。そして、両社をよく知る、セゾン投信株式会社の“積立王子”こと中野晴啓社長をレフェリー兼モデレーターとして迎えた豪華布陣で「最強の投信」の座をかけた戦いの幕が切って落とされました。
海外への直接投資でも、日本の税務当局に利益はバレる
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。3年ほど前に投資助言会社の紹介で海外のヘッジファンドに投資し、今年現金化しました。助言料はもちろん支払っています。結局ヘッジファンドの成績はマイナスでした。しかし、為替差益でトータルではプラスでした。取引のプロセスは以下になります。1.銀行から海外送金(円高)2.ファンド購入3.ファンド清算(成績マイナス)4.ファンドから外貨預金への送金5.外貨預金から円預金に(円安)利益が確定したのは5のタイミングになるのですが、この場合、確定申告するためにはどの書類をそえて、どの税率で申告するのが正しいのでしょうか?(30代前半 既婚・子供なし 男性)
評価損900万以上…そのまま保有?思い切って損切り?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。はじめて質問させていただきます。新婚、30代後半の男性です。手取りは60万円程度です。結婚前から株式、投資信託を購入しましたが、なかなか芽が出ません。現在、総資産は1,850万程度ですが、評価損が900万以上(株600万・投資信託350万)あります。株の大半はソーシャルゲーム銘柄やバイオ株、投資信託は金に投資するファンドです。自由に動かせるお金は250万程度です。今すぐに株や投資信託を動かすつもりはありませんが、このまま持っておいて、いつか上昇すると期待して保有し続けるか、大きな損切りをするか悩んでいます。ちなみにこれ以上は購入予定はありません。細々した相談ですが、もしよろしければアドバイスをお願いします。(30代後半 既婚・子供なし 男性)
一般投資家にとって「お盆休み」はデイトレードの好機!?
勝つための長期休暇の賢い利用法
株式投資に熱が入ると、普通のサラリーマン投資家の方でも日中の「デイトレード」をやってみようと考える人もいるかもしれません。そういう方にとって「お盆休み」は絶好のチャンスとなるでしょう。証券会社の職業ディーラーのなかには、「祝日は少ない方がよい」と考える人もいるくらい、デイトレードで稼いでいる人たちにとって株式市場がない祝日はなんともつまらない日になってしまう……という声も聞こえてきます。もちろん、そうした休日は投資銘柄の選定に使ったり、ゆっくり気分転換したりすることも大切なのですが、「1日にいくら稼ぐか」が勝負という投機家にとっては祝日が少ない方がよいということなのでしょう。
駐在残り3年 “海外だからこそできる投資”を始めたい
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。現在、海外に駐在中です。海外在住でもできるお勧めの投資方法を教えてください。残り任期3年の予定です。また、手元に残しておくべき現金or金額を計算するうえで必要な考え方を教えてください。【現在の状況】1.現在の収入金額と、支出の傾向現在海外駐在中(欧州)で収入・支出が特殊のため、年間貯金額を回答します。・年間貯金額:300万円/年(残りの任期3年)2.今後の収入金額と、手取り・45万円/月+ボーナス手取り240万円/年今後予測される支出・子供2人(5歳、2歳)の教育費(中学から私立予定)3.金融資産・現金:1,200万円(海外駐在期間中に、1,200万円が2,000万円程になると想定)・株式:日本株(ETF)150万円、米国株(ETF)100万円相当(ドル建て)・投資信託:20万円相当(PLN建て)・現在は、現地銀行口座を開設し、約2万円分の投資信託を積み立て中です。4.現在の負債(住宅ローン・借金など)・住宅ローン4,000万円
「投資にかける時間は月10分」人気ブロガーの投資作法
投資経験で培ったお金のノウハウ
いかなる達人も、初めは素人同然。今は順当に資産を築いている投資家も、かつてはリスクに怯え、やり方に不安を覚え、試行錯誤の果てにスタイルを確立していったはず。そんな彼らの「ビギナー時代」の話は、これから投資を始める人にとって大いに参考になるだろう。そこで著名なインデックス投資ブロガーにインタビュー。投資のきっかけから現在の投資スタイル、そこにたどり着くまでの経緯などを聞いた。今回お話を聞いたのは、普段は会社員の虫とり小僧さん。趣味は筋トレとのこと。
夫の死亡保険金1,000万、老後に向けてどう増やす?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。先日、夫が亡くなり約1,000万円の死亡保険金が入りました。現在、私は自営業を営んでおりますが、経営はあまりよくなく、収入はほとんどない状態です。2、3年で現在の商売に見切りをつけ、パートなどで働ければとは思っていますが、老後、年金だけで生活するのは厳しいと思うので、1,000万円を老後のために、どのようにやりくりすればいいかを悩んでおります。現在、保険は月額5万円ほど払っています。これらの保険については掛け捨てではないものの、それとは別に、少しでもこの1,000万円を増やせる方法はありませんでしょうか?(50代前半 寡婦・子供2人 女性)
証券会社の“言いなり投資”から義父の資産を守るには?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。義父は80歳を超えていますが、資産運用に積極的です。資産に十分な余裕があるようなので、別にかまわないのかもしれませんが、ほとんど証券会社のいいなりに売り買いしているようです。「NISAをしないと損だ」と、よくわからない株を買って、結局値を下げたり……。高齢者の資産管理はどのようにすればよいのでしょうか。ちなみに義父の子供である私の主人は亡くなっており、相続人になりうるのは義母と孫二人です。(50代 既婚・子供2人 女性)
「リスクを取らずに預金だけ」が静かなリスクになる理由
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。私は昔から、“元本割れ”という言葉が嫌いです。そのため現在も定期預金くらいしかやっていません。また、共働きで子供2人もまだ小さいため、支出を見直すことや、投資について勉強する時間が捻出できません。そんな、時間もなく、リスクも避けたい私にもできる投資方法はありますか?また、大体どのくらいの収入で、どのくらいの資産を持つようになったら、みなさん、元本割れのリスクがある投資を行うようになるのでしょうか。なにぶんお金のことですので、なかなか周りに聞くこともできず、周りがどのような投資や資産運用を行っているのかも、なにもかもわからない状態です。でも、こちらの家計相談で皆さんの相談と、それに対するアドバイスを見ていて、私もなにか投資を始めてみたいと思うようになりました。こんな私にも、なにかアドバイスをいただければ幸いです。(30代後半 既婚・子供2人 女性)
自営業者のための投資戦略「年収2000万でも将来は…」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は深野康彦氏がお答えします。ある程度、大きい貯金ができたので投資資金に回しているのですが、投資用不動産のローンの利息と保証金を毎月払い続けている状況です。今後も投資は続けていくつもりですが、利息を抑えるために、現在の低金利下でもまず繰り上げ返済をするほうがよいのか、それともほかの投資に資金を回すべきかが判断できない状況です。国内不動産のみに偏った資産形成には否定的なため、むやみに物件を増やしたくはありません。状況によっては、不動産の売却も考えております。最適な資産形成についてアドバイスをいただければと思います。現在の資産状況は以下のようになります。【現在の収入と支出の傾向】収入:年収2,000万円(自営業)妻は専業主婦です支出:月あたり合計60万円~80万円内訳:家賃10万円、社会保険・年金8万円、事業関連の出費(書籍や移動費など)10万円~30万円程度、その他諸々で30万円程度。【今後の収入金額と予測される支出】今後、子供が増えないかぎり、出費は減る傾向