転職で年収が220万アップ、これを機に資産運用を始めたい
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。転職で年収が420万円から640万円に大きくアップしました。今までなかなか貯蓄できない状況でしたが、これを機に老後も考えた資産運用をしたいと思っております。現状は下記の通りです。職業:ITコンサルタント(前職はSE)年収:640万円(基本給592万円、手当48万円)住宅:賃貸10万円貯金:350万円個人年金:月13,500円(65歳満期で600万円)医療保険:月2,800円(掛け捨て)新しい会社では「持株会」と「確定拠出年金」が利用でき、下記の割合まで運用できると説明を受けています。【持ち株会】月々基本給の10%まで(1口1,000円あたり50円の利息)【確定拠出年金】月々基本給の6%まで現在は独身ですが、将来的に結婚したいと考えている女性はいます。ただし、子供をつくることは考えていません。資産運用は老後を目的として考えていますが、それまでに住宅を購入するかもしれないので、老後にならないと利用できない資産ばかりではマズイとも思っ
ジューン・ブライドは本当に多い?晩婚化で増えるジミ婚
ブライダル市場の現状と結婚の障壁
「6月に結婚する花嫁は幸せになれる」という欧米の言い伝えであるジューン・ブライド。日本でも1960年代頃からウェディング業界やホテル業界から広がり始めたようです。でも、ジューン・ブライドは日本では梅雨の時期。実際のところ、6月に結婚は多いのでしょうか?また、未婚化や晩婚化が進行していますが、結婚の障壁は何なのかについて考えてみました。
籍を入れない「事実婚」、税制面で有利不利はある?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は花輪陽子氏がお答えします。これからパートナーと一緒に暮らしていこうと決めたのですが、法的には籍を入れない「事実婚」としてやっていこうと考えています。2人で生きていくにあたって、税金や年金において有利または不利になるようなことはありますか(2人ともフルで働いていますが、いずれは子どもがほしいと思っています)。また、先の話ですが、相続では、どのような影響があるのでしょうか。簡単で構いませんので、ちゃんと考えていくべきポイントを教えていただけると、とても助かります。よろしくお願いします。(女性、30代、独身)
“2人の門出”結婚セレモニー金額をめぐる誤解と現実
データで見る「ジューン・ブライド」
2015年に実施された国の大規模調査(国立社会保障・人口問題研究所:出生動向基本調査)によると、結婚したい未婚男女のうち「もし1年以内に結婚するとしたら、何が一番障害になるか」という質問に、男女とも約4割が「結婚資金」と回答しています。あくまでも1年以内に結婚する場合の一番の障害であり、「結婚のための住居」は別の回答選択肢としてあるため、「結婚資金」には住居資金は含まれていないといえます。ちなみに、男女とも約2割は「結婚のための住居」と回答しています。住居を含まない1年以内の結婚のための障害となる「結婚資金」というと、やはり結婚式や新婚旅行の費用でしょうか。この回答結果からそう考える人も少なくないと思います。そこで、そもそも結婚したい未婚男女の4割もが「すぐに結婚するとしたら一番の障害だ」と思っている「結婚資金」について、リアル・データで検証してみたいと思います。一体、2人の門出のセレモニー金額はいくらなのでしょうか。
30歳男性 月収47万円も借金400万で「結婚に踏み切れない…」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はマネーフォワードから生まれたお金の相談窓口『mirai talk』のFPがお答えします。毎月家計が赤字で、奨学金やカードローンの返済で苦しいです。家計はマネーフォワードで管理していますが、何から改善していいのかわかりません。彼女が年下なので、デート代は毎回全額自分が払っているのですが、足りない部分を実はカードローンで埋め合わせしています。会社の同期は結婚したり子育てをしたりしているので、彼女もそういうことを気にしているんじゃないかと思いつつ、お金がないので結婚も考えられず、悩んでいます……。〈相談者プロフィール〉・男性、30歳、独身・職業:会社員・手取りの月収:47万円・貯金:30万円・負債:400万円(カードローン200万円、リボ200万円)【家計の内訳】・家賃:11万円・食費:5万円・水道光熱費:1万円・通信費:3万円・交際費:6万円・趣味・娯楽費:3万円・奨学金返済:3万円・カードローン・リボ返済:7万円・その他生活費:4万円・生命保険:終身保険3
離婚の前に知っておきたい、シングルマザーのお金のこと
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は花輪陽子氏がお答えします。先月に子供を出産しましたが、現在、離婚を前提に別居中です。実家に身を寄せています。今は働けないので、貯金を切り崩して生活しています。実家なので最低限の費用しかかかっていません。夫からの生活費の仕送りはありません。離婚するとシングルマザーとして、市からの助成金がもらえると思いますが、子供のことを考えると離婚を急がない方がいいのかなとも考えています。経済的にはどちらの方がよいのでしょうか。また、子供が生まれたので学資保険を考えてます。正直、あまり余裕もないので、まだ検討中なのですが、将来のためにはやはり加入した方がよいでしょうか。よろしくお願いします。〈相談者プロフィール〉・女性、26歳、既婚、子供1人・職業:無職・居住形態:両親の持ち家(戸建て)・手取りの世帯月収:20万円弱・毎月の支出目安:8万程度(通信費、食費、赤ちゃん用品、病院代)
婚歴アリのお相手候補は、やっぱり「バツあり」な人なのか
データが示す「再婚」の動き
「3組に1組が離婚しています」という離婚情報は比較的拡散しつつあるものの、では一体、離婚した方の再婚マーケットはどうなっているのか、といった情報はあまり目にしたことがないかもしれません。「ちょっと待って。すでに結婚歴のある人の応援よりも、結婚したくてもまだ1度もしたことがない人の応援を先にしてほしい」。読者の皆さんはそう思うでしょうか。しかし、1度も結婚したことがない人にとって、「結婚歴がある人」が運命の相手となる可能性も実際にはあります。「初婚者と再婚者との結婚」があるからです。「『結婚難民』の羅針盤」というこの連載は、結婚を希望している方のための明日を変えるかもしれない学びの場です。ですので、結婚後の離婚動向よりもまず、結婚マーケットそのものを詳しく知ることのほうが、より明日への第一歩につながる情報となる可能性があるように思います。結婚後の離婚マーケットことをどんなに先読みしてみても、目の前の結婚マーケットのことを考えるよりも「取らぬタヌキの皮算用」になる可能性が高いからです。そこで今回は、結婚マーケットにおいて再婚の状況がどうなっているのか、特に「再婚者と初婚者との結婚の状況」に
「夫婦別財布」は上手くいかない? 結婚後の家計管理
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はマネーフォワードから生まれたお金の相談窓口『mirai talk』のFPがお答えします。今お付き合いしている彼女に年内にプロポーズをしたいと考えています。ただ、結婚費用とその後の生活費に不安があります。また、親のすすめで生命保険に加入しているので、結婚に伴ってこの保険も見直したほうがいいのかについても教えてください。 〈相談者プロフィール〉・男性、独身・手取りの月収:30万円、ボーナス年間で約60万円・毎月の支出:28万円、うち生命保険2万円(医療保険・がん保険・介護保険)・毎月の貯蓄:2万円
専業主婦ライフの提供は「最強モテ・オファー」なのか
若い女性が望む理想の生き方とは?
物価が高い東京都に住んでいるからか、男性から時折ちょっと違和感のある声をうかがいます。いずれも結婚支援に対してポジティブな経営者レベルの男性なのですが、「うちの従業員の若い女の子に紹介するのに、やはり年収600万円はある男性じゃないと、さすがにかわいそうかな、ってね」。なんと優しい経営者、と思わなくもありません。しかし前回の連載でお示ししたように、結婚支援の現場では600万円はおろか、400万円以上でも結婚支援の現場の方が紹介できる男性は数多くありません。しかもそれが20代、30代の男性ともなると、非常に難しいことも前回データで示しています。ということは、この経営者に「具体的に紹介できる男性の心当たりがないのであれば」客観的なデータに基づいて考えるなら、かなり無責任な発言でしかない、ということになってしまいます。確かに経営者の男性やアラフィフ男性にすれば、この「600万円以上の彼氏じゃないと」価値観は、優越感が持てる価値観です。彼らは所得において、それを達成できているからです。そして、統計的に考えると「つまり、僕みたいな」相手が若い彼女たちには望ましいよね、でもほとんどの男性は彼女たち
社会人5年目、資産運用より奨学金の返済を優先すべき理由
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はプロのFPとして活躍する花輪陽子氏がお答えします。現在、社会人5年目です。現状の運用方法についてアドバイスをください。当方は年収600万円ほど(額面)、毎月の平均手取り額22万円(確定拠出年金1万円、財形貯蓄5万円、持株0.5万円、家賃2万円を除く)です。付き合いが多く、毎月の支出は14~15万円程度です。上記以外に、運用しているのは以下になります。・ロボアドバイザー:3万円の積立(運用リスク最大に設定。米国株、日本株中心のポートフォリオ)・自動積立定期:2.5万円・積立NISA(日本株ファンド):1万円・純金積立:1万円総資産は以下になります。・財形貯蓄:200万円・米ドル建終身保険:年払いで約20万円×10年払い中(5万ドル、受取人は母)・医療保険:毎月0.5万円(掛け捨て、60歳まで払込み、以降は終身)・ロボアドバイザー:30万円・その他投資信託:10万円ほど・定期預金:10万円ほど負債では奨学金の返済が170万円ほど残っており、0.6%の利子付き
シングルマザー34歳、将来シングルも見据えたマネープラン
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はプロのFPとして活躍する花輪陽子氏がお答えします。34歳のシングルマザーです。1年半前に離婚し、娘と実家へ出戻りました。家計は親とは別にしています。現在、現金で1,300万円、投信で130万円ほど所有しています。再婚できるかわからないので、この先のプランをしっかり立てていきたいと思っています。ただ、離婚前は家計管理を元夫に任せきりだったため、何から手をつけたらよいのかわかりません。〈相談者プロフィール〉・女性、34歳、未婚、子供1人(5歳・幼稚園年中)・職業:会社員・居住形態:親の家で同居・両親(無職)、娘・住んでいる地域:埼玉県・手取りの月収:給与22万円、前夫からの養育費8万円・毎月の支出目安:28万円
リアルデータで見る「結婚後、本当に必要な世帯所得」
「運命の人は年収●万円以上で」の現実
結婚支援の現場からよく聞く悩みの1つに「お申し込み女性の年収希望が高すぎるので困っています」というものがあります。どこで知ったのか、平均所得400万円という情報を前提に「400万円以上の男性がいいです」との女性からの問い合わせや、成婚時の謝礼金額や会費が高い相談所に関しては「高い謝礼金額や会費が払えるのだから」という登録男性の所得への期待の高さからか、収入が500万円以上の男性に申し込みが殺到するようなケースもあるようです。支援現場の方は「困っている」ということですので、それにふさわしい男性の登録者がそんなにいない、ということだと思います。支援現場の方の気持ちはさておき、はたして未婚女性たちの男性の収入への希望は客観的データで見た場合でも“無茶振り”なのでしょうか。検証してみたいと思います。
税金を制する者はお得を制す? マンガに学ぶ節税テク
担当編集者が語る書籍シリーズ
日常生活や生き方を通して、お金の価値観・人生観を考えるきっかけになるような話題の本をMONEY PLUS編集部がピックアップ。書籍の担当編集者に読みどころやこだわり、制作秘話などを語っていただきます。今回は、さんきゅう倉田著『元国税局芸人が教える 読めば必ず得する税金の話』をご紹介します。
結婚と非婚、どっちがおトク?
非婚率が増えている
結婚しない人が増えています。生涯未婚率(50歳時)は、男性の4人に1人、女性でも7人に1人という割合になりました。あなたの周囲にも、独身者がたくさんいらっしゃることでしょう。かつては「ある年齢になったら結婚するもの」「結婚して家を守るのが当然」という考え方が圧倒的でしたが、今やそうした価値観は薄れています。「結婚なんて面倒! 今の自由な生活が変わってしまう」「相手やその家族に対する義務とか責任とか、面倒」そう、結婚は面倒なものです。自分一人ですっきり気分よく生きていけるなら、それに越したことはない――自由な生活を謳歌する若い人がそう思うのは自然なことです。
婚活女性を悩ます「学歴親ブロック」が生じる根本理由
データで見る、大卒女性の夫の学歴
前回の記事でも少しだけ触れましたが、年々、男女ともに大学進学率が高まってきています。文部科学省の統計で今から半世紀近く前の1970年を見てみると、4年制大学への進学率は男性27.3%、女性6.5%でした。およそ男性の5人に1人、女性の15人に1人が進学している計算です。決して高い進学率ではありません。それが2017年では、男性55.9%、女性49.1%(ともに2人に1人)まで上昇しています。男性の進学率は約2倍、女性に至っては約8倍にも増加しています。データだけで見るならば、大学中退者がその中にいるとしても、もはや4年制大卒の男女は決して珍しくはありません。ところが、このあまりにも急な進学率の上昇が、結婚に関する親子の話し合いを特に学歴に関して難しくしているようです。
結婚したいけど収入が不安…年収400万円夫婦のライフプラン
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は花輪陽子氏がお答えします。現在実家住まいで、家には月3万円入れています。親は定年退職しましたが、今までの貯金と年金で生活しています。・職業:会社員・居住形態:親の家で同居・住んでいる地域:愛知県・手取りの月収:17万円・毎月の支出目安:5万円美容院の受付をしていますが給料アップが見込めません。お付き合いしている人と40歳までには結婚したいと考えていますが、自動車の整備士をしており日々腰痛に悩まされ、定年まで働くのは難しいのではないかと考えています。現在私の貯金が1300万円程ありますが、将来のことを考えると、全然足りないのではと思っています。40歳までには結婚したいが、相手も私も低収入で、相手もいつまで働けるかわからない。今年結婚した場合、どのぐらいの家賃のところに住んで、月々いくらで生活するのがいいのか教えて欲しい。(35歳 未婚 女性)
夫婦円満の切り札? 家事分担「見える化」アプリの実力
目指すは日本の離婚率低下
2人ともフルタイムで働いているのに、自分のほうが圧倒的に家事量が多いと不満を漏らす妻。自分だって仕事が忙しいし、手伝っても「できていない」と余計に妻を不機嫌にさせるのが怖くて、家事を手伝わない夫――。共働き世帯が増加傾向にある中で、よく問題となるのが「夫婦間での家事分担」です。お互いに不満が溜まり、本当に大事な家事分担の話し合いがなかなか進まない、ということも多いのではないでしょうか。しかし、魚心あれば水心。そんな日本の共働き夫婦が抱える“冷戦構造”を解決してくれるかもしれないアプリが登場しました。その実力はいかほどなのでしょうか。
夫からお金をもらえない専業主婦の苦悩…どうすれば?
お金の話がタブーな夫婦の原因
お金の相談にくるタイミングが多いのは、結婚したとき。結婚式が終わって新居の生活に落ち着く頃に、マイホームはどうしよう? 子どもが生まれたら教育費の準備は? など家計について考える機会が増えてきます。そして、最初の相談にはほとんどのご夫婦が夫か妻かどちらかお一人でいらっしゃいます。今回、相談にいらっしゃったのは、結婚後に仕事を辞め専業主婦になった32歳のA子さん。結婚前は年収300万円でメーカー企業で働いていたそうです。相談には、ご夫婦ではなくお一人。夫婦で来なかったのは新婚さんによくみられる「お金の話がタブー」の壁があったからでした。