お金を貯めている人が実践する“貯蓄の仕組みの作り方”
貯蓄賢者への鍵はコレ
筆者は講演や相談などを通して、様々なお客様と話す機会がありますが、お金をしっかりと貯められる人は、共通して「お金を貯める仕組み」を活用して貯蓄しています。今回は、貯蓄賢者が実践する、お金の貯め方4選を紹介します。
確定申告に合わせて考えたい“国民年金基金”という選択
今年から始める将来の自分年金づくり
毎年、この時期になると街角で見かけるのが「確定申告はお早めに!」というポスター。確定申告書の提出期間は2月16日から3月15日までとなっていますが、毎年ついつい後回しにしてしまい、気づけば提出期限ギリギリに……という人も少なくないのではないでしょうか。還付申告で所得税が戻ってくる人は別にして、自営業やフリーランスの人にとって「面倒」「できれば避けたい」というイメージが強い確定申告。でも実は、ちょっとした知識と行動力を身につけるだけで、大きな節税につなげることも可能なのです。それだけではありません。やり方次第では、節税をしながら、将来のための備えを加速化することもできます。確定申告は、自分次第で「面倒なもの」から「楽しみなもの」へと変えることができるのです。
家族の保険と老後のための資産運用、どちらを優先すべき?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は深野康彦氏がお答えします。私のプロフィールは下記の通りです。 【収入面】世帯主:女性(私)、39歳、会社員、年収380万円(手取り250万)夫:障害者、障害年金、120万円/年(18歳未満の子の加算48万含む))長男:小学3年生次男:保育園年長(子ども手当12万円×2人/年)【支出面】住宅:集合住宅(築30年)に33,000円/月(実母所有物件のため格安)倉庫:夫の趣味の物を置いておくためにレンタル、210,000円/年毎月の支出:食費平均50,000円、水光熱費17,000円、通信費12,000円、保育園23,000円、習い事15,000円、医療費5,000円、保険13,000> 円、その他雑費20,000円(小遣い等含む) 合計:18万8千円/月現在の貯蓄:定期預金1650万円(100万から450万で6種、最長3年)その他普通預金:80万円保険:収入保障保険40,000円/年(重度後遺症・死亡時に60歳まで15万円/月) 、医療保険40,00
NISAか確定拠出年金か? コツコツ積み立て派の運用術
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。2011年からインデックスの投資信託で老後資金のために分散投資をしています。一昨年からは夫婦でNISA口座を開設し、バランス型投信で子供2人分の教育資金を積立てています。現在、投信で積み立てた老後資金は850万円、教育資金は2人分で180万円程度です。今後も老後資金を36万円、教育資金を24万円を年間で積み立てる予定です。会社には企業型確定拠出年金がありますが、現在マッチング制度は導入されていません。2017年からは企業型確定拠出年金に加入していても、個人型確定拠出年金に加入できるようになったと聞きます。この場合、老後資金用として証券口座で分散投資している積立額を減らし、上限枠一杯まで個人用確定拠出年金で積立を行ったほうがよいのでしょうか? 個人用確定拠出年金の適用枠を拡大する際に注意すべき点を含め、アドバイスいただければと思います。【現在の状況】現在の収入:680万円(共働き)今後の収入と支出:今後も大きな収入変動はなし金融資産
老後不安に…今年から始めたい“資金の増やし方講座”
制度を積極的に利用して老後資金を運用
今年こそ貯金を増やしたい!そう考える人は多いと思います。その理由の1つに、老後の経済的な不安があるのでは。何歳まで生きるのか、医療や介護にいくらかかるのか。長生きすることは良いことだけれど、お金がなくなったらどうしよう……。不確実性が大きいと、人は不安になりやすいものです。そこで、将来受け取れる年金額を確認したり、退職後の生活費を予想してみましょう。それだけで不安は少なくなりますし、今から対策を練ることもできます。老後のための貯金をするのであれば、銀行口座に貯金しておくよりも、有利になる制度があります。自分で年金を増やして節税できる「iDeCo」や、長期的に積み立てながら投資ができる「つみたてNISA」がそうですね。2018年は、こうした制度を積極的に利用して、老後資金を増やしてみるのはいかがでしょう。
保険の断捨離:安い保険へ乗り換えがいいと思ったら大間違い!?
入り過ぎ"メタボ保険"を解消しよう
保険会社から届くお知らせや街中の保険ショップを見て、「保険の見直しをしなきゃ」と思ったことはありませんか?「少しでも良い保険に入ろう!」「保険料が安いのはどれだろう」と調べることは、一見すると、保険のお得な選択に思えます。でもその考え方、知らないうちに『保険の加入が大前提』の考え方になっていませんか? もしかしたら、あなたには『そもそも保険は必要ない』という結論が最適かもしれないのです。
音楽で飯を食う35歳、年収700万に到達し投資に興味
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は深野康彦氏がお答えします。音楽で生計を立てている35歳です。ここ数年でようやく収益が安定して年収が700万円ほどになり、投資を考え始める段階になりました。まだ資産のない自分にとって、インカムゲインよりもまずはキャピタルゲインで資産形成を図るのがよいと思っています。しかし、今年に入って会社員からフリーランスに転向したため、リスクには慎重にならなければという認識も持っています。投資への入り口でつまづきたくないので、よいアドバイスをお願いいたします。(30代後半 独身 男性)
豊富な商品で活用幅が広がる投資信託、2018年の注目は?
有利な制度も活用し、目的に合った投資を
投資信託の積み立て投資が非課税でできる「つみたてNISA」がスタートしました。2017年には税制優遇を受けながら老後のために投資信託を積み立てるiDeCoの対象者も拡大し、投資信託を活用する機会が増えています。この記事では、楽天証券経済研究所 ファンドアナリストの篠田尚子さんに最近の投資信託のトレンドや2018年注目の投資信託、さらには上手な活用法まで、話を伺いました。
独立2年目女性に厳しい助言“投資まだ早い”のはなぜ?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は深野康彦氏がお答えします。個人事業主として独立して約2年。年間売り上げは550万円程度ですが、IT系業種のため仕入等にかかる費用はほぼありません。資産は預貯金500万円です。現在、節税と老後資金のために「小規模企業共済」と「確定拠出年金」を検討中です。ただ、これら2つは基本的に途中解約できないものですし、NISA口座も開設したので投資信託の運用も考えています。どのようなバランスで進めていけばよいのでしょうか? それとも投資に手を出すのはまだ早いですか?(30代後半 独身 女性)
大黒柱に不測の事態…残された家族は? 安心を買うために
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は深野康彦氏がお答えします。現在、各口座で計1,900万円の現金と預金があります。ほとんどが1年ぐらいの定期預金で、あとは少しばかりの外貨預金です。持ち家はなく、月10万円の賃貸で暮らしています。今のところ住宅購入は考えておりません。保険は終身で1,000万円保障、月3万円ほどの支払いです。私だけ働いており、妻は専業主婦です。年収は手取りで550万円ぐらいです。通常の厚生年金のほかに、満期に650万円が支払われる個人年金を月1万円積み立てています。マイナス金利政策導入から2年近く経ち、今後に不安を持っています。どのように資産運用を行っていけばよいのか、助言をいただければと思います。よろしくお願いいたします。(40代前半 既婚・子供1人 男性)
投資はじめの第一歩:確定拠出年金の賢い運用術を教えて
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。今年から社会人になりました。投資の手始めとして、確定拠出年金を選択しました。3時間程度の説明を受けたものの、うまく運用する方法について正直あまり理解できていません。業務も忙しく、今後、運用まで気が回らないと思います。効率のよい運用の仕方、毎年確認すべきポイント、気をつけたほうがよいニュースなどがありましたら教えてください。せっかく貰えるお給料ですので、より利益を得られる運用をしていきたいと思っています。現在の月収は30万円、少しずつ収入が上がっていく見込みです。負債はありません。(20代前半 独身 男性)
ケタ違い“月390万”稼いでも将来が不安な医師の心中
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は深野康彦氏がお答えします。町のクリニックで常勤の医師をしています(開業医ではありません)。家族は妻34歳、娘2人(4歳、0歳)、子供が増える予定はありません。夫婦お互い一人っ子で、両親はリタイア済ですが健在。現在は皆、60代後半で、将来的に全員の面倒を看る可能性があります。同居が可能であればその選択肢もありますが、施設に入居しなければいけない場合も人的・金銭的な援助を行うつもりです。妻は看護師でしたが、現在は専業主婦ですので、私一人で一家4人から最大8人を金銭的に支えなければならなくなる可能性があります。将来の出納と資産運用についてアドバイスいただけますでしょうか?【収入】・クリニックより額面月収130万円(手取り月90万円程度)・アルバイト先より額面月収260万円(手取り月200万円程度)・源泉徴収で10%程度引かれていますが、加えて確定申告で30~35%程度を支払っています。・いずれもボーナス、退職金はありません。・5年から10年後、系列のクリニック
年金いくらもらえる?「ねんきん定期便」の正しい見方
老後に備えるために、まず確認
毎年、誕生月(誕生日が1日なら前月)に送られてくる「ねんきん定期便」を見ていますか? 35歳・45歳・59歳時に送られてくる封書の「ねんきん定期便」と、それ以外の年のハガキの「ねんきん定期便」とでは、内容が違います。内容を確認しないまま、老後がすごく不安という人が多くいます。まずは自分がいくらの年金をもらえるかを知らないと、老後のために準備する金額もわかりません。今回は「ねんきん定期便」の見方と、パソコンやスマホがあれば、いつでもどこでも年金の加入履歴を確認、年金額の試算ができる「ねんきんネット」を解説します。
iDeCoとNISAを使い分けて賢く資産運用する方法
はじめての資産運用は税制優遇制度から
なぜ今、資産運用なのか皆さんは、貯めたお金をどのように管理していますか? 銀行口座にそのまま貯金している、そんな方も多いのではないでしょうか。日本人は、アメリカやEU諸国と比べて、金融資産を現金・預金で保持している人の割合が高い、というデータがあります(http://www.boj.or.jp/statistics/sj/index.htm/)。かつては定期預金に預けておくだけで、お金を増やすことができました。もっとも利息が高かった1991年には、普通預金の金利が3.22%、1年の定期預金の金利は5.78%でした(http://www.boj.or.jp/statistics/pub/sk/index.htm/)。預金しておくだけで、ある程度お金は増えていたのですね。2017年現在、メガバンクの定期預金の利息はおおよそ0.001%。100万円を1年間預けても、利息は100円程度。20.315%の税金が差し引かれますので、手取りは80円弱となります。過去と現在では物価の上昇率が違うため単純に比較はできませんが、預金しておくだけではほとんどお金は増えないことに間違いありません。平均寿命が伸
バブル崩壊で大暴落…失敗を経て学んだ私の投資術
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。お金のプロの方々はどのようにお金を運用されているのですか? 成功談ではなく、失敗談を教えてください。(匿名希望)
年収2000万、高すぎる税金を“減らす”奥の手は?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。50代前半、現在は人材提供などを行う従業員10名程度の会社でみなし役員をしています。年収は2,000万弱で、預金は8,000万ほど、マンションのローンは終了しています。今まで資産運用をしておらず、不動産や株なども持っていません。確定拠出年金には毎月6万8,000円を支払っています。今後のことを考え、課税所得を減らす(節税)ために税制上のメリットがある商品を運用したいのですが、おすすめはありますか? 小規模企業共済は、会社に出資はしていますが役員として登記をしていない、みなし役員ですので資格から外れるのではないかと思います。アドバイスをいただけると幸いです。(50代前半 男性 既婚・子供なし)
企業年金は“一括受け取り”がお得? 運用益より税軽減を
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は深野康彦氏がお答えします。企業年金を年金として受け取るか、一時金として一括で受け取るかどうかを迷っています。私見ですが、以下に両者のメリット・デメリットをまとめてみました。年金として受け取るメリット・年3%で運用してくれる・生涯受け取ることができる年金として受け取るデメリット・所得税・住民税が高くなる・国民健康保険料が高くなる・介護保険使用料が1割から2割に増えるかもしれない (収入がある限度額を越えた場合)一時金として受け取るメリット・所得税はかからない(控除範囲内に収まる)一時金として受け取るデメリット・運用を3%で生涯できるか不安(たぶん自分にはできない)どちらを選択したらよいでしょうか? また、なにを基準に判断すればよいのでしょうか? お手数ですが教えていただければ幸いです。(60代 既婚・子供なし 男性)
40代シングル女性のための“年金の増やし方”講座
老後不安払拭のためには早めの準備を
老後のためにお金の準備を始めたい。でも、どこから手をつければいいの?国立社会保障・人口問題研究所の人口統計資料集によると、50歳まで一度も結婚したことがない女性の生涯未婚率は2015年に14.06%と過去最高を記録しています。そして40代のシングル女性から、よく耳にするのは老後資金に対する不安。コツコツ貯めておきましょう、といっても限度がありますよね。老後の収入を増やすために、今、なにをすべきなのでしょうか?