はじめに

飛ぶ鳥を落とす勢いのAiロボティクス

最後に、新興勢力のAiロボティクスを確認します。

当社は、2024年9月に上場したばかりで、従業員の平均年齢32.1歳というフレッシュな企業です。主軸商品は美容家電「ブライト」で、25年3月10日は、誕生1周年で累計販売数12万台突破の大ヒットとなっています。売上、営業利益ともに2期連続で約2倍に伸びており、まさに飛ぶ鳥を落とす勢い。当然、株価も上場以来、下落らしい下落もなく鰻登りで、1年未満で3倍以上、上がっています。それでもPERは21倍とそれほどの過熱感はなく、まだまだ夢を見せてくれそうです。

3社で勝率が高いのは?

こうしてみると3社ともそれぞれ魅力的です。業績回復途中のヤーマンは、中国市場での回復を期待して温めておくとして、MTGとAiロボティクスは、業績面でみてどちらも絶好調。株価も上昇トレンドなので、この勢いに乗っかりたいところです。

次の決算発表は、MTGが7月31日に25年9月期第三四半期決算、Aiロボティクスは、8月13日に26年3月期第一四半期決算です。第3四半期決算は、数字がよくても材料出尽くしで売られ、悪いときは素直に売られといったクセがあります。

一方で、第一四半期決算は、数字がよければ素直に買われる傾向にあり、わかりやすいのは第一四半期決算です。となれば、Aiロボティクスのほうが勝算が高いと考えます。

※本記事は投資助言や個別の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。

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