はじめに

子どもの教育費を明確にする

相談者様のご家庭でこれから訪れる大きな支出は、教育費です。2人の子どもたちがどのような学校へ進学したいのかを明確にして、どれくらいの支出が必要になるのかを知っておきましょう。

進学したい高校や大学が決まっているなら、その学校の学費を参考にすると良いと思います。年齢的にどの大学等へ進学するのかは決まっていないなら、高校、大学ともに私立(文系)として考えて準備すると良いですね。そのときには、生命保険文化センター等のデータを参考にしてみて下さい。

ほかに支出で気になる部分は、食費10万円という部分です。この金額には外食費等も含まれているかもしれませんが、できれば、もう1~2万円の支出は抑えたいところ。食費の目標金額は月額8万円を目指してみてはいかがでしょうか?

夫婦2人で働いているため、家事に使える時間は限られているかと思いますが、底値買いやまとめ買い等を利用して、食費を減らす対策を試みましょう。

また、その他の部分も気になりました。何に使っているのかを把握しているのなら問題ありませが、分からない場合、無駄遣いを防ぐためにも「何にいくら使っているのか」の明細を取っておく必要があります。

相談者様の場合、生活力はあります。まずはライフプランをシミュレーションし、楽しいことも盛り込みながら、繰り上げ返済と運用に取り組んで欲しいと思います。

参考:
ローンの繰上返済
高校生にかかる教育費はどれくらい?|ライフイベントから見る生活設計|ひと目でわかる生活設計情報|公益財団法人 生命保険文化センター
大学生にかかる教育費はどれくらい?|ライフイベントから見る生活設計|ひと目でわかる生活設計情報|公益財団法人 生命保険文化センター

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