はじめに

2026年は、世界的なスポーツイベントが目白押しの年です。

2月6日から22日まで、イタリアのミラノとコルティナダンペッツオの2都市で「ミラノ・コルティナオリンピック」が開催されます。8競技116種目が行われる予定で、フィギュアスケートの鍵山優真選手、スノーボード・ハーフパイプの平野歩夢選手、スピードスケートの高木美帆選手などがメダル候補として挙げられます。前回の北京五輪で日本は最多となる18個のメダルを獲得しており、今回はそれ以上の活躍が期待されます。

熱気は冬だけにとどまりません。3月には前回日本優勝で列島が沸いた「WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)」、6月11日から7月19日にかけては「FIFAワールドカップ」が開催される予定です。

こうしたビッグイベントの開催は、株式市場においても関連銘柄への注目度を高めます。日米の市場で注目の銘柄をご紹介します。


動画配信とインバウンドで恩恵を受ける米国株

ネットフリックス

世界190カ国以上で3億人以上が利用する世界最大級の定額制動画配信サービスを展開しています。3月に開催される「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」全47試合を独占配信します。通信会社などは商機として注目しており、KDDIは2025年11月、auとUQモバイルの利用者を対象にネットフリックスの月額890円の最安プランが最大5カ月間無料となるキャンペーンを発表しました。NTTドコモも特定のプランの契約者に対し、ネットフリックスへの加入で最大3カ月間、月890円分のポイントを還元します。LINEヤフーも2026年2月上旬から、有料サービス「LYPプレミアム」とネットフリックスのセットプランを提供します。

マリオット・インターナショナル

米国メリーランド州に本社を置く、世界最大級のホテルチェーンです。140以上の国と地域に「ザ・リッツ・カールトン」や「シェラトン」など約9,700軒のホテルを展開しています。同社は「FIFAワールドカップ2026」との提携を発表しており、公式ホテルサポーターとしてファン向けの企画を提供予定です。「FIFAワールドカップ」は、600万人を超える観客がスタジアムを訪れ、世界各地から60億人もの人々が注目するとみられています。現地での観戦需要や、人の移動の活性化による恩恵が期待されます。

選手を支える「道具」と「場」を提供する日本株

モリト(9837)

1908年創業の服飾付属品の大手、金属ホックは世界首位級の企業です。スノーボード関連製品(ウェア、ブーツ、ゴーグルなど)の輸入・販売も手掛けています。ハーフパイプの平野歩夢選手や平野流佳選手など、日本選手が活躍するスノーボード競技への注目は、同社の関連製品の売上にも寄与するでしょう。

ミズノ(8022)

906年創業の日本の大手スポーツ用品メーカーです。侍ジャパンのユニフォームを担当しており、2026年1月からはWBCのユニフォーム・グッズの先行予約も開始されました。また、サッカー日本代表選手をはじめ、国際的なトッププレーヤーに高品質なスパイクを供給し、W杯などの大舞台をサポートしています。

ハブ(3030)

英国風パブ「HUB」および「82(エイティトゥ)」を展開する企業です。2025年11月時点で関東地方を中心に全国109店舗を展開しています。現在、MIXIとロイヤルHDが大株主となっています。店内にモニターを設置し、スポーツ観戦を楽しめる場を提供しています。2022年のW杯開催時には、ライブビューイングの盛り上がりに合わせて株価が上昇した実績もあります。

冬季オリンピックの開幕も目前に迫りました。日本選手の活躍を応援しつつ、株式市場の動きにも注目してみてはいかがでしょうか。

※本記事は投資助言や個別の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。

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