はじめに
今後の株価を左右する「4つの注目点」
株価の反転を今か今かと待ち構えていた投資家からすると、この株価の上昇が持続するかどうかがもっとも気になるところです。注目すべきポイントは4つです。
1. 株式分割と「買いやすさ」
サンリオは2026年4月に、1株を5株に分ける「株式分割」を行います。現在、サンリオの株を買うには数十万円というまとまった資金が必要ですが、分割後はその5分の1の金額(数万円〜10万円程度)で買えるようになります。 これにより、NISAなどで少額から投資したい個人投資家が増え、株価を支える要因になる可能性があります。
2. 「推し活」の定着
今やサンリオは子供のものではなく、大人が「推し」を応援するブランドになっています。SNSでの発信やデジタル空間(メタバースなど)での取り組みが、どれだけ新しいファンの獲得に繋がっているか。特に買収したバーチャルコンテンツの制作会社「Gugenka(グゲンカ)」とのシナジーで、どんな新しい体験を提供できるかが重要です。
3. 来期2027年3月期の予想
株式市場の関心はすでに「来年」に移っています。5月ごろに発表される「来期の業績予想」で、今期の高い利益水準を維持、あるいはさらに伸ばせる計画が出てくるかどうか。これが、今の株価上昇が「本物」になるかどうかの分かれ道になります。
来期はポムポムプリンが30周年を迎えるので、こちらのイベントも楽しみです。
4. 信用買い残の減少による需給改善
これはやや短期的な目線ですが、2月6日に発表された信用倍率は31.82倍と、圧倒的に信用の買い残が売り残より多いのが懸念されます。今後、売り圧力に負けて、株価上昇の勢いが失速するかもしれません。信用倍率が低下するかどうかも気にしておきたいところ。
割高感は解消? 押し目買いの好機か
年末年始に愛媛県の実家の近くで、サンリオ展を開催しており、お正月だし、田舎だし、空いているだろうとたかを括っていたところ、開展から1時間たっていないくらいに訪れたにも関わらず、入場制限をしていました。しかも、どちらかというと大人のほうが多いくらいで、あらためてサンリオ人気の凄さを実感しました。
このままズルズルと株価は低迷していくのかと危惧していたところからの強い動き。来期も増益の見通しを出せばPERは切り下がるので、ここのところの急騰を加味しても割高感はないように思います。決算後の株価のバタツキが落ち着いたら、ゆっくり買いポイントを探りたいと思います。
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