はじめに
2. 直近の決算でストップ高になった業種・銘柄に注目する
乱高下相場の中でも、好決算を発表した銘柄はストップ高をつけることがあります。これは、業績という裏付けがしっかりある証拠。下げ相場でも底堅く、次の決算でも期待できる可能性が高い銘柄群です。
外食、小売、サービスなど内需系の業種には、コスト増をうまく価格に転嫁し、それでも客離れしない強いブランド力を持つ企業が存在します。直近の決算でポジティブサプライズを出した業種をチェックし、5月の本決算でも同様の結果を出せそうかどうかを吟味しておきましょう。決算発表後の株価の動きと、その後の値動きの安定感を見ておくだけでも、十分な予習になります。
3. 高配当銘柄を「待ちながら稼ぐ」選択肢として持つ
株価が下がると、配当利回りは上がります。これは乱高下相場が、高配当銘柄を仕込む好機になりやすいことを意味します。
配当利回り3〜4%以上の銘柄であれば、仮に株価がしばらく低迷しても「待っている間に配当をもらえる」という心理的な余裕が生まれます。この"待てる状態"を作ることが、乱高下に翻弄されないための最強の武器になります。ただし、業績悪化による減配リスクは必ず確認を。配当を支える利益がしっかりあるか、配当性向が無理のない水準かどうかをチェックした上でリストに加えましょう。インフラ系、金融、素材系などには、安定的な配当を出し続けている業種が多くあります。
個人投資家は、無理して荒れ狂う相場で戦う必要はありません。乱高下の中で画面を見続けて一喜一憂するより、5月の決算ラッシュに向けて「欲しい銘柄リスト」を育てることに時間を使う。これが精神的にもヘルシーな過ごし方だと思います。
相場が荒れているときほど、準備している人とそうでない人の差がじわじわとついていきます。今は焦って動く時間ではありません。嵐の中で、次の晴れ間を待ちながら、静かに照準を合わせておきましょう。
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