はじめに

夏休みや9月の連休など、海外旅行を計画している人も多いと思いますが、海外旅行のとき、現地通貨への両替はどこでしていますか? 現地の空港、ホテルの両替窓口、銀行や両替店、ATMという方が多いのではないでしょうか。

比較的手数料が低く、24時間利用できて便利なATMで引き出す場合も、国際キャッシュカード、トラベルプリペイドカード、クレジットカードなど、どのカードで引き出すかでも手数料が変わってきます。しかし、これらサービスの為替手数料の差まで把握して両替をしている人は少ないのではないでしょうか?

そこで今回は、為替手数料の安さに定評があり、5つの外貨と円をまとめて1枚のカードで持てる多通貨プリペイドカード「マネパカード」を発行する株式会社マネーパートナーズの奥山泰全代表取締役社長に、トラベルプリペイドカードの魅力とお得な使い方をうかがいました。

1971年三重県津市生まれ。慶応大学商学部卒。証券会社にてマーケティング・情報企画・IT戦略・コールセンター統括・経営企画・証券事業部長、ネット取引システム構築などを経て、2006年8月より株式会社マネーパートナーズ代表取締役社長に就任。赤字経営のマネーパートナーズを就任からわずか1年で上場させる。現在は株式会社マネーパートナーズグループの代表取締役を兼務。(Photo by 岡村大輔)

FX・証券取引を行うマネーパートナーズがプリペイドカード事業を始めた理由

――もともとFXや証券取引を行っていた御社がプリペイドカード事業を始めたのはなぜでしょうか?

当社は主な事業がFX取引なので、リスク商品を扱う会社であるというイメージを持たれがちですが、実は「外国為替を中心としたビジネス」を展開している企業なんです。

FX取引は日本国内でも普及してきていて、約300万人の方が口座を持っています。しかし、日本国民1億2000万人の中の300万人では、40人に1人程度の普及率ですよね。そこで、もっと多くの人に外国為替で貢献できることはないか、と考えて、パスポートを持っている人、約3000万人に着目しました。そうすれば日本人の4人に1人の計算になります。そして、パスポートを持っている日本人のうち、毎年海外に行く人は1500万~2000万人程度です。海外に行く人・行ったことのある人であれば、外貨両替の経験がある。トラベルプリペイドカード事業なら、この層にアプローチできると考えたのです。

――為替手数料をここまで安くできるのはどうしてですか?

当社は日常業務の中ですでに低コストで外貨を扱っている会社です。その特性を生かしてお客さまにサービスで還元しようと考え始めたら、こういう形になりました。

最初に「複数の外貨を1枚のカードで残高保有し、そのまま使えるカードを作りたい」と思ったのは2008年頃でした。この事業を始めるにはグローバル決済のライセンスを取得する必要があったので、VISAやMasterCardと交渉を進めました。その間も構想を練り続け、2014年9月にようやくマルチカレンシー(複数通貨)対応のトラベルプリペイドカード「マネパカード」をスタートさせることができました。

「使いたい通貨の使いたい金額を口座に入れておけばいつでも使える」というシステムは、国際的に活躍するビジネスマンや海外旅行を楽しむ人にとっては、画期的だと思っています。

他にも、実は2006年頃から取り組んできた「空港での外貨両替サービス」が、2011年に実現・提供できるようになりました。現在は、成田空港、羽田空港、関西空港、中部国際空港セントレアの4空港に両替の受け取りカウンターを設置しています。

これは、当社のFX口座をお持ちの会員向けサービスですが、ネットであらかじめ両替の予約をしておけば、空港で外貨を受け取ることができるというものです。米ドル1ドルにつき20銭程度の為替手数料で両替できるため、かなりおトクになっています。当社でFX口座をお持ちでしたら、為替手数料が安いFX口座で両替した外貨を、マネパカード口座に移すのが賢い使い方です。

国内での利用も可能に!最大2%のキャッシュバック

――最近、マネパカードが国内でも使えるようになったと聞きました。

はい、2016年6月から国内でも利用できるようになりました。国内で使った分については、最大2%のキャッシュバックをしています。ポイント付与でなくキャッシュバックですので、かなりおトクです。一般的なクレジットカードのポイント付与率0.5%と比較しても、最高水準のキャッシュバック率だと思います。

しかも、海外旅行時に使い切れずに余った外貨を日本円に再両替する場合の手数料相当額は0円ですから、日本円に両替して日本で使うなどもよりおトクにできるようになりました。

セキュリティについても利用者が安心できるような機能を備えています。マネパカードを利用したときにはすぐにメールで利用履歴が配信されるようになっています。使った覚えがないものは素早くチェックでき、不正の発見も早くなります。マネパカード利用開始のオンとオフをネットで操作できるので、普段は利用停止にしておいて、使うときだけオンにするなどもでき、お客様にとってはより安心な仕組みになっています。

――手数料の安さ、利便性、キャッシュバックなど、マネパカードを使うメリットはわかりましたが、まだまだ認知度は低いように思います。その点は今後、対策など考えられていますか。

当社ではあまり広告宣伝にお金をかけていません。マネパカードは、利用者の方々が「これってすごく便利だよね」とクチコミで広めてくださっています。また、私たち自身も、当社のサービスを支持してくださるお客さまに支えられてサービスのレベルをここまで引き上げてきたという自負があります。

「外貨への為替手数料が安い」「国内利用の場合、最大2%のキャッシュバック」「複数通貨が利用可能」など、お客様のためにさまざまなサービスを考えてきましたが、国内でも使えるようになったことで、海外旅行に限定されない使い方ができるようになりました。さらに多くの方にマネパカードをご利用いただき、よりおトクに旅行や買い物を楽しんでいただければと思っています。

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※本記事は株式会社マネーパートナーズのスポンサードコンテンツです