はじめに
日本人は一生でトイレットペーパーにいくら使うと思いますか?
総務省統計局の「家計調査」等のデータによると、平均して1年間に一人あたり約50ロール使用していて、年に約1,300円支出しているそうです。平均寿命が約80歳なので、簡易的にこれらに80を掛けると、
- 一生で使うトイレットペーパー=50×80=4000ロール!
- 一生でトイレットペーパーに使う金額=1,300×80=104,000円!
意外と安い感じもしますが、これは一人あたりです。夫婦だとこれの2倍、3人家族だと3倍、もし大家族なら一生で100万円以上かかってくる可能性もあります。こうなるとバカにならないですよね。
そこで今回は、最もお得な「コスパ」最強のトイレットペーパーを決定したいと思います! コスパといっても、ここでは肌触りや拭き心地といった感覚的なものではなく、「1ロールで何メートルの巻長さがあるか?」という観点でパフォーマンスを計ろうと思います。
どこで(ネットかリアル店舗かなど)、どんなの(シングルorダブル?芯なしコアレス?)を買えばいいのか、個人的に少し意外感のある結果でしたので、今までの常識は水に流してください、トイレだけに……。コスパ命!ザ・フライ井村のお得術!
「1ロールいくら?」じゃなく「1メートルいくら?」で比較する!
コスパ最強のトイレットペーパーを見つけるには、1ロールあたり最安のトイレットペーパーを探せばいい……わけではありません。なぜかって?トイレットペーパーによって、1ロールあたりの巻長さが全然違うからです!
前回の記事にも書きましたが、シングルは通常55~60メートル、ダブルだとその半分、コアレス(芯なし)だと長いもので200メートルのものもあります。
https://moneyforward.com/media/life/14978/
となると、いくら1ロールあたりの値段が安くても、その巻長さが短ければコスパが悪いかもしれません。コスパをより正確に見極めるためには、1ロールではなく1メートルあたりの値段で比較する必要があります。
例えば、Aペーパー:1ロール(60メートル)30円のものと、Bペーパー:1ロール(200メートル)80円のものだと、1ロールあたりはAペーパーの方が安いですが、
- Aペーパー:30÷60=1メートルあたり0.5円
- Bペーパー:80÷200=1メートルあたり0.4円
となり、Bペーパーの方がコスパがいいと分かります。この観点で、スーパーやドラッグストアなどのリアル店舗から、Amazon、楽天、ヤフーなどネット通販など、既存のトイレットペーパーを徹底的に比較しました。