妊娠・出産

不妊治療のお金で破綻しないために。大切な予算を考える

治療費以外にかかるお金の落とし穴

相手を説得できる自分軸を持つ

昨今は、女性でも仕事を軸に人生を考え、不妊治療はタイミング法だけでいいという人はたくさんいます。逆に、「仕事より子供にかけたい」と不妊治療に熱心な男性もいます。

「お金のことを考える時は、自分の人生に対する価値観が試される時。『こうしたい』という自分軸がないと、結局、相手に振り回されてしまう」と高山さんは言います。

「相談者のお話を聞いていると、意外と自分のお金に対する価値観について夫婦で話していない。『話さなくてもわかるよね』といった甘えのようなものが、特に40歳以上の世代には多いような気がします。30代の方が、国も会社も余力がない中育ってきた世代なので、はっきり言う」

住宅・教育・老後は人生で必要な三大資金ですが、不妊治療の予算は、これらを全て含めて考えて立てることになります。「しっかりした自分軸があれば、相手を巻き込み、説得できます」。不妊治療についてどうするか悩んでいる人は、自分軸を見極め、パートナーと予算を立てることから始めてみるのも解決策の一つです。

高山 一恵
(株)Money&You取締役/ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルプランナー(CFP®)、1級FP技能士
慶應義塾大学卒業。2005年に女性向けFPオフィス、(株)エフピーウーマンを設立。10年間取締役を務めたのち、現職へ。全国で講演・執筆活動・相談業務を行い女性の人生に不可欠なお金の知識を伝えている。著書は「年収400万円からの不動産投資で着実に稼ぐ秘訣」(河出書房新社)、「やってみたらこんなにおトク! 税制優遇のおいしいいただき方」(きんざい)など多数。FP Cafe運営者

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