ヴィレッジヴァンガードのオンラインで売り切れ続出のドルヲタ手帳。主に男性アイドルファンのための手帳です。

その中身は、ふつうの手帳と違い、ライブや番組出演を書き留めるための項目、チケットや遠征でのお金管理の項目など、オタク活動(以下、ヲタ活)で複雑になる情報を手帳で一括管理しやすいような工夫が施されています。

ヲタ活をする上でかゆいところに手が届くこの手帳は、一体どのように作られ、ヒットに繋がったのでしょうか? 制作者の飼い猫さんにお話をうかがいました。


自分の追っかけのために作った手帳

手帳の制作者・飼い猫さんは、ヴィジュアル系の熱狂的なファンで年間80本~90本近いライブに行く「バンギャル」です。ライブに行く本数が多いとチケットの選考も、ファンクラブ・モバイル・各種プレイガイド・二次選考と複雑になってきます。

地方へ遠征すると、スマホが壊れたり、電池が切れたりと何かとトラブルが起こりがち。いざというとき困らないように、手帳のメモに手書きというアナログな方式を使っていました。

しかしふつうの手帳は使いづらい……そこで自分でカスタマイズしながらオリジナルの手帳を作り始めたそうです。

すべてはTwitterから

Twitterに手帳の写真を載せたところ、たくさんの反響があり、ハンドメイドサイトで100冊販売するとすぐに完売。これ以上の発送が困難なため、企画書をヴィレッジヴァンガードに送り委託販売を打診してみると即OKが出たとのこと。こうして最初にできあがったのが「バンギャル手帳」でした。

そんな時、バンギャル手帳を使っているジャニーズオタク(以下、ジャニヲタ)の方から「ジャニヲタ版も作ってほしい」とコメントをもらったそうです。ライブにいったりチケットを取ったり遠征したり共通点も多く、できるかもということで、ジャニヲタ版の手帳の作成が始まりました。

身近にジャニヲタがいなかった為、情報収集は全てTwitter。毎日1時間ジャニヲタのTwitterを研究、アンケートをお願いしたり、欲しいと言ってくれた人に質問を繰り返したり。そしてこのリアルな意見が反映されてできたのがドルヲタ手帳です。