はじめに

ヘルシーでしかもお手頃な鶏むね肉、好きな方も多いですよね。ただ、脂肪分が少ない分パサつきやすいのが難点。ヘルシーだけどパサパサしててイマイチと思いながら食べてる方も、いらっしゃるかもしれません。

今回紹介するのは、しっとり柔らかい自家製サラダチキン。こんなに柔らかくておいしかったんだ! と感動すること、まちがいナシです。

この自家製サラダチキン、サラダや和えものはもちろんのこと、これからの時期冷たい麺のトッピングとしても大活躍してくれます。


「自家製サラダチキン」材料

材料分量
鶏むね肉1枚(約300g)
長ねぎの青い部分1本分
生姜スライス4〜5枚

「自家製サラダチキン」作り方

1.鶏むね肉の皮をはぎ取り、脂肪は取りのぞく。皮は別で使うので取っておく。

2.鍋に1Lの水と長ねぎ・生姜スライスを入れて火にかけ、沸騰したら1の下ごしらえした鶏むね肉を入れて火を止める。

  1. すぐにフタをして、そのまま40分おいておく。

4.40分経ったら鶏むね肉を取り出し、水気を拭き取って冷蔵庫に入れて保存する。茹で汁は漉してとっておく。

おいしく作るポイント

火を止めた状態で、ゆっくり火を通します。40分経ったら、繊維に沿って手で裂いて火の通り方をチェックしてください。すんなり裂けるようであれば、火が通っています。もしまだ真ん中が生の状態の場合は、再度鍋のお湯を沸かしてから再び鶏肉を入れて火を消し、フタをして5分ほど置くようにしてください。火の通り方がオッケーだったら、水気をふき取って使ってください。またすぐに使わない場合は、冷蔵庫で冷やして保存してください。冷凍も可能です。

今回は和食や中華に使いやすいように長ねぎやしょうがで香りをつけていますが、たまねぎの皮やにんじんのヘタ・セロリの葉・パセリの茎など水に入れて沸かしたものを使うと、洋風な料理に合う自家製サラダチキンができます。

レシピ/料理家 金子ふみえ
食べることは生きること、「ココロとカラダが喜ぶごはんを!」をモットーに、身近な食材で作るシンプルかつ魅力的な料理を提案中。「もっと楽しく、もっとおいしく!」お家ごはんを楽しむためのcooking workshopやイベントを行う『ふみえ食堂』主宰。出版パーティーや写真展、ファッション誌の撮影現場などへの彩りゆたかで目にもおいしいケータリングも人気。OZモールにて『おつまみごはん』連載やツヴィリング.J.A.ヘンケルスジャパンほか企業のレシピ開発、ウェブ・ELLE gourmet ほか雑誌へのレシピ提供など幅広く活躍中。著書にデザイナー感覚をいかした『ニュー スタイル レシピ』(主婦と生活社)。

ふみえ食堂

(この記事はケノコトからの転載です)

この記事の感想を教えてください。