はじめに

通信費といえば電話代くらいだった時代は、ひと昔もふた昔も前の話。今の世の中、通信手段の発展とともに通信費の種類も増えました。

2015年にリビング新聞公式ウェブサイトの「リビングWeb」が行った「通信費についてのアンケート」によると、約9割の人が通信費の見直しをしたいそう。でも、ひとくちに通信費といっても、その内容はさまざまです。固定電話に携帯電話、携帯電話の中にも通話料とパケット通信料、自宅ではインターネットのプロバイダ代——さまざまな種類のお金がかかっているのです。


他の人は通信費をいくらぐらい払ってるのか

先のアンケートでも、「固定電話」「自宅でのインターネット」「モバイル」の3つに分けて月額料金を調査しています。

「固定電話」では、半数近くが月額3,000円未満という回答。「自宅でのインターネット」に関しては4,000円~5,000円が22.6%と最も多く、3,000円~4,000円と続きます。

「モバイル」の料金はちょっと特別。月々モバイルに支払う料金は3,000円未満か6,000~8,000円と分かれます。若い世代ほど月額料金が高くなり、世代が上がるに連れて低下する傾向です。月々8,000円以上払っている人は、20代で35%、30代では26%もいるのです。

これら各種の通信費を合計すると、月々10,000円~15,000円(またはそれ以上)支払っている人が多いことが分かります。

見直しするには、まず自分の通信スタイルの確認から

年代だけに限らず、人それぞれに電話やインターネットと付き合うスタイルが異なります。見直しのためには、まずは自分がこれらをどんなふうに活用しているかを振り返ってみましょう。

固定電話、インターネットのプロバイダ、契約電話、スマートフォン——それぞれ、「ゼッタイ必要」「あると便利だけど、なくても大丈夫」「実はほとんど使わない」などとカテゴリ分けしていくことで、ベストな見直し方法が見つかるはずです。

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