はじめに

よくあるマイホーム購入の失敗例

住宅展示場の雰囲気や営業マンの印象でなんとなく決めて言われるままに購入してしまうと、後悔することが多々あります。よくある失敗例をいくつかご紹介します。

収納が少ない

今住んでいる家の収納を見て、どこに何をしまうのかを間取図で確認する作業は必要です。具体的に決めておくことで、狭くて入らなかったとか、出し入れしにくかったとかいう問題は防ぐことができます。

間取りがよくなかった

モデルルームではイメージ優先の家具調度ですが、実際に暮らすことを考えて生活動線を確認しましょう。家事のしやすさを必ずチェックしましょう。その他にも、各個室からトイレやバスルームに行くときに、リビングを通らなくてはならないのは避けたいと言う方も多くいます。トイレやバスルームは音も気になります。隣接する部屋をどうするかも気を使いたいところです。

また、子供部屋を作るときには、玄関から直接入れるような場所だと心配になることもあります。外から帰ってきたらリビングを通るようにすると、必ず顔を見られるのでよいのではないでしょうか。

窓の位置、数、大きさが適切ではなかった

窓が少なすぎると採光が悪く暗い家になってしまいます。一方で多すぎると空調にも影響があります。断熱効果のある窓作りもできますが、コストがかかるので注意が必要です。

またモデルルームでは、窓が大きく開放的な雰囲気を演出しているところもありますが、多すぎると壁が少なくて家具を置く場所がなくなってしまいます。どんな家具を配置するのかを考えておくと失敗がありません。

休日の日中と、平日夜間の環境が違っていた

見学会はたいてい週末の日中です。でも暮らすとなれば毎日です。平日や夜間の環境も必ず確かめましょう。

幹線道路や高速道路、列車線路の近くは騒音が大きいものです。列車線路は、夜間のダイヤも見ておきたいですね。また飛行機の航路になっていたり、近所に工場があったりする場合も、騒音に悩まされるケースが多いです。

観光地が近くにあり、行楽シーズンの休日には渋滞で車での外出はできない地域もあります。素敵な地域なのですが日常生活に影響が少なくありません。十分検討しましょう。

家の周囲の環境を確かめなかった

競馬、競輪、競艇など、公営ギャンブル場が近くにあると、開催日は雰囲気がガラリと変わります。価格が割安になっていることもありますが、購入するなら開催日も現地に行ってみましょう。

また、地形によっても住み心地が違ってきます。坂の下など窪んだ地域では湿気がたまりやすいことが多いので、現地では日当たりや風の通り具合も見てくるとよいでしょう。

後悔しないマイホーム購入とは

そのような失敗を防ぐためにはどうすればよいでしょうか。まずは、営業マンの話だけで決めないことが必須です。

営業マンは、住宅を売るのが仕事です。販売に関してはプロなので知識や経験豊富。お客さまに買う気にさせるテクニックも持っています。人柄が好かれるように接客するなんて当たり前です。そんな営業マンに「何もわからないので教えて欲しい」と丸腰でいては、カモにしてくださいと言っているようなものです。

そして、住宅ローンの話はできても、実際に暮らしてみたらどうなるかまで、なかなかアドバイスはもらえないのが現実。営業マンが知っているのは、あなたが暮らしやすい家ではなく、売りやすい家なのです。

カモがネギを背負ってきたとならないよう、マイホーム購入の時に気をつけるポイントを、ステップごとに簡単にまとめます。

ステップ1

まずは家族で話合い、理想の暮らしをイメージします。家ではなく、暮らし方を共有することがポイントです。その暮らしを実現するためには、どの地域で、どんな間取りが必要かを話し合いましょう。

ステップ2

買いたい家のイメージがついたら、情報を広く集めます。この時点であまり地域などの条件を絞らないほうが、新たな発見もあり結果的にはよい選択につながります。

ステップ3

モデルルームやイベントなど、実際の物件を複数見比べます。営業マンの情報は参考程度に。マイホーム購入の失敗例も参考に、多くの家を比較することで、物件の相場観も分かるのでメリットは最大限に利用しましょう。

ステップ4

物件を見学したら、帰ってから必ず振り返りをしましょう。気に入ったところ、妥協できるところなどを書き留めておくと、後で比較検討をしやすくなります。

そして、いよいよ資金計画をして具体的な購入へと進みます。


マイホーム購入で成功する基本は、家族の話し合いと価値観の共有だということがお分かりいただけたでしょうか。希望を現実にするために、購入した友人や知り合いの経験談も役に立つでしょう。

さらには、できれば中立的な立場の専門家に相談するのがおすすめです。なぜならば、希望の物件を購入してその後の暮らしはやりくりできるのか、教育資金や老後資金は準備できるのか、その他夢や希望が実現できるのかなど、多面的に分析してアドバイスしてもらえるからです。

人生最大の買い物であるマイホームで後悔しないように、ベストを尽くしましょう。

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