趣味

食事と車窓が楽しめる近場の「レストラン列車」がスゴい

地元特産品を使用したおいしい料理

浅間山の麓を走る旧信越本線のしなの鉄道

長野新幹線(北陸新幹線)の開業に伴う並行在来線の第三セクター化で誕生したのが、信越本線軽井沢~篠ノ井間を結ぶ「しなの鉄道」です。

軽井沢駅から小諸駅、田中駅、上田駅、屋代駅、篠ノ井駅、さらに信越本線に乗り入れて長野駅まで運行されていますが、沿線には数多くの見どころが点在しており、通勤・通学だけでなく観光路線としても魅力にあふれています。浅間山をはじめとする風光明媚な車窓を楽しめることもあり、115系電車3両編成をリニューアルした観光列車「ろくもん」が誕生しました。

 観光列車「ろくもん」アテンダント

車両の愛称は現在の上田市真田町ゆかりの武将「真田一族」の家紋「六文銭」から命名されたもので、車体は大坂冬の陣などで用いた「赤備え」(甲冑や武具を赤に統一)をイメージした濃い赤に、「六文銭」「結び雁金」「州浜」をゴールドでデザインしています。

車内は長野県産の木材をふんだんに使った、快適で温もりのある空間を演出。軽井沢寄りの1号車は子供向けの木のプールなどを備えた家族・グループ向けの車両、2号車はカウンター席とソファ席を備えたラウンジ風の車両、そして3号車は障子とヒノキを使用した和風の2人用コンパートメント車両となっています。通路に面した障子を閉めれば、2人だけで車窓を楽しみながら食事ができるという仕様になっています。

1号は洋風コース、2号は懐石料理を用意

観光列車「ろくもん」には、食事付きプラン「ろくもん1号:軽井沢→長野コース」、「ろくもん2号:長野→軽井沢コース」、「ろくもん3号:信州プレミアムワインプラン・軽井沢→長野コース」の基本3コースがあります。

軽井沢駅発10時35分→長野駅着12時49分の「1号」は、軽井沢の沢屋「こどう」の前菜・スープおよび東御市の「アトリエ・ド・フロマージュ」のメイン料理・デザートの洋食コースを提供。浅間山と千曲川の雄大な車窓風景とともに長野県産の食材を使用した洋食を堪能できます。

 観光列車「ろくもん」1号洋食

長野駅発13時34分→軽井沢駅着15時51分の「2号」は、小布施町屈指の懐石料理の名店「鈴花」の鈴木料理長が、「茶の湯の心」を基本とし、「走り・旬・名残」を丁寧に表現した日本料理を提供。車内で用意した抹茶と和菓子で食事の最後を締めくくります。

 観光列車「ろくもん」2号懐石料理

軽井沢駅発17時14分→長野駅着19時17分の「3号」では、厳選した信州ゆかりのワイン4~5種類を地元食材にこだわった創作料理とともに味わえるものです。このほか、沢屋「こどう」の食事が楽しめる「姨捨ナイトクルーズ」(上田駅発17時10分頃→姨捨駅で夜景観賞→長野駅着20時15分頃)があります。

秋の信州の味覚と風景を満喫できるトレインクルーズの詳細は、しなの鉄道ホームページの「ろくもん」を参照してください。


味覚の秋を移り行く風景とともに楽しめるレストラン列車が全国各地でも運行されています。地元食材にこだわった料理や地酒とともに、木々の色づく秋の車窓を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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