ストレスなく節約し、ラクに賢くお金を貯めていく方法をお伝えする連載が「ラクして得する節約術」。今回は家計費の中でも占める割合が多い固定費について取り上げます。一度減らすと効果が高い固定費、「面倒だから……」と取り組まないのは損です。また、すでに取り組んでいる方もさらに減らせるポイントに気付くかもしれません。


好きなことにはお金を使っていい

みなさんは、毎月どんなことに一番お金を使っていますか? 一人暮らしだと、住居費がもっともかかると思いますが、残りのお金はなんのために使っているのでしょうか。

お金を貯めるコツは「節約」だけではありません。ストレスなく節約するために、メリハリのある出費を心がけることも重要です。好きなところにお金を使い、その分、その他の部分をしっかり節約する、という考えの方が節約は成功しやすいのです。

「ただなんとなく月末になるとお金がない」という使い方は、今すぐやめましょう。

出費全体でバランスをとる

たとえばファッションが好きな人なら、被服費にお金をかける代わりに、自炊をまめにして食費を抑えればいいですね。逆に、食べることが好きな人はある程度食費にお金をかけた方がストレスなく生活ができます。

お金を一番使うところを決めて他のところはしっかり節約をする、というように、出費全体でバランスを取ると上手くいきます。毎日節約を意識しながら、好きなものも買わずに生きていくのは、いくら貯蓄のためとはいっても苦しいですよね。我慢の反動でつい散財……となってしまっては本末転倒です。

ストレスを溜めることなく貯蓄を続けるために、ぜひメリハリ出費を実践してみてください。

節約効果が高いのは固定費!

それでは具体的にどこを節約するのが良いか考えていきましょう。せっかくなら、なるべく効率よく節約し、貯蓄に回していきたいですね。効果的な節約のコツは次の3つです。

①金額の大きいものから節約する
②我慢がいらないものから節約する
③効果が続くものから節約する

これら3つを全て満たすものが「固定費」です。「固定費」とは家賃や保険料、水道光熱費や通信費など、毎月一定額ずつ支出するお金のこと。反対に「変動費」とは食費や被服費、交通費など毎月支出額が変わるお金のことを言います。

変動費を減らすには毎日コツコツと節約しなければいけません。でも、固定費は一度減らしてしまえば、その後ずっと節約の効果が続きます。節約するなら、最初に固定費を見直しましょう。

参考までにファミリー世帯の理想の家計バランスは、月々の家賃が手取りの収入の25%~30%、通信・水道光熱費は7%~10%、保険料は5%~7%と言われています。