はじめに
足湯と駅弁・食事を楽しめるJR駅
摩周温泉や摩周湖の玄関口となる摩周駅の駅舎横にあるのが、源泉掛け流しの足湯「ぽっぽゆ」です。摩周湖をモチーフにした岩風呂のような足湯施設があり、列車の待ち時間などを利用してポカポカの温泉気分を楽しむことができます。
また、摩周駅前の「食事と喫茶ポッポテイ」には、ジンギスカン料理や豚丼、牛丼などの美味満載のメニューがありますが、テイクアウトできる駅弁「摩周の豚丼」(多客時は駅売店でも販売)は、釧網本線の汽車旅に最適な逸品です。
そして、川湯温泉の玄関口となる川湯温泉駅ですが、列車を降りて改札口を抜けると、待合室の先にある旧駅事務室と貴賓室がレストラン「オーチャードグラス」になっています。駅舎は白樺をイメージした木造建築で、隣接するログハウス風の建物の中には足湯が設置されています。駅から温泉街まではバスで10分ほどありますので、次の列車やバスが来るまで駅舎内レストランでの食事・喫茶や足湯を楽しむことができます。
駅からオホーツク海の流氷を満喫!
釧網本線の網走寄りにある知床斜里駅から鱒浦駅付近まで、列車はオホーツク海の海岸線を眺めながら走ります。夏は青く輝く海、そして真冬になると流氷で白く覆われた海が列車の車窓を飾ります。中でもホームの目の前がオホーツク海の北浜駅は人気観光スポットとなっており、年代を感じさせる木造の駅舎も訪れる人を魅了しています。
北浜駅の旧駅事務室は軽食・喫茶「停車場」で、オホーツク海を眺めながら食事や喫茶が楽しめるのも魅力のひとつです。このほか、止別駅の旧駅事務室にラーメン・喫茶「えきばしゃ」、藻琴駅の旧駅事務室には軽食&喫茶「トロッコ」があり、途中下車して次の列車を待つ時間を利用して、食事や喫茶が楽しめます。
今回は真冬の道東エリアを釧網本線のSL列車・観光列車で巡る旅をご紹介しました。SL列車や観光列車・札幌からの旅行商品についてはJR北海道のホームページ、羽田空港からの往復の航空便(航空便+宿泊)については日本航空・全日空・AIR DOのホームページをご参照ください。