つるの剛士さんはなぜ支持されるのか?

改めて、つるの剛士さんにフォーカスすると、明らかなのは家庭視点の項目において圧倒的支持を受けていることです。つるのさんを支持する人たちからのフリーコメントをご紹介します。

「妻をいつも褒めてる(40代:パート/アルバイト)」「奥さんのことが大好きなことが、まず最初の条件だと思うから(40代:今は働いていない)」「育休をとったから(40代:パート/アルバイト)」

一言でいうと、妻を大切にしているから、ということではないでしょうか。つるのさんが圧倒的に支持を受けている項目「子どもの面倒をよく見てくれそう」「家事を快くシェアしてくれそう」「頼みごとがしやすそう」「料理が得意そう」も、妻を大切に思う気持ちが表れたものだと考えると、理解しやすいように思います。

一方、「仕事に対する的確なアドバイスをくれそう」という仕事視点の項目が「その著名人と回答した理由」の中で最下位だったのは、“妻を大切にする”ことを表す行為として直接的ではないから、と理解することができます。

夫が心がけるべきこと

では“理想の夫”に近づくために、世の夫はつるのさんから何を学び何を心がければ良いのでしょうか。話の流れからすれば、妻を大切にすればいい、ということになります。

しかし、世の夫の多くは「言われなくても、妻を大切にしている」と思われるかもしれません。そして、それはもちろん事実でしょう。ただし、その思いが妻に伝わっているかどうかは別です。

つるのさんの凄いところは、世の夫たちと同じく妻を大切に思いつつ、それを行動で表していることです。料理をつくり、育休をとり、掃除をし、洗濯をする。実際に取り組む姿こそ最も説得力があります。

もちろん、うちの家庭は専業主婦で妻も納得している、というケースもあると思います。今回取り上げたデータは共働きを前提にしています。

しかしその場合でも、「いつもありがとう」という気持ちを伝えることです。確かに日頃の気持ちを伝えたりしてないかも、と思い当たる方は、働き方改革に乗じて家庭でのコミュニケーション改革も進めてみてはいかがでしょうか。