はじめに

値動きを味方につける!下落時にたくさん買える積立投資

しかし、こういうときに活躍するのが積立投資。積立投資をすると、ドルコスト平均法の効果が期待できます。

ドルコスト平均法は、定期的に一定額の金融商品(ここでは、投信)を購入しつづける投資法です。「毎月○円ずつ」と投信を購入すると、投信の価格(基準価額)が安いときにはたくさん買い、高いときには少ししか買わないことになるため、平均購入単価を下げることができるのです。

ドルコスト平均法

投信を毎月1万円ずつ買う(定額購入)場合と1万口ずつ買う(定量購入)場合で、平均購入単価はどう違う?

2018年1月に比べて、2019年1月は相場が下がっています。しかし、積立投資の視点で見れば、商品をたくさん買えるタイミングだということができます。それによって平均購入単価を下げておけば、再び上昇したときに、利益を出しやすくなるのです。

とはいえ、チャンスだからと無理に買い足しをする必要はありません。今の金額のまま、淡々と続けるのがいいでしょう(もちろん、家計に余裕が出てきたら増額してもかまいません)。

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