読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。

今回は、マイホームを手にしたいけれど、大地震がいつかくると思うと購入を躊躇してしまう男性からの相談です。予測不可能な災害に対してどう備えるのか。また、住宅購入を先延ばしにした場合に資金面で気をつけた方がいいことについて、FPのたけやきみこ氏がお答えします。

勤務医です。妻はパートで働いており、未就学児の子供がひとりいます。我が家は、子供はひとりの予定です。予定では、子供は小学校から高校までは私立に通わせ、大学は国公立に入学してほしいと考えています。妻は専門職で、フルタイムで働けば年収400万ほどは可能だと思いますが、子供の習い事の送迎などを手伝ってもらえる親族が近くにいないため、現在はパートで働いています。現在の妻の月収は6万円ほどで、化粧品や洋服を購入しています。私の収入は一般的なサラリーマンに比べると、そこまで上がることはなく、現状維持だと思います。また、勤務先が変わることも考えられるので、退職金もあてにはできません。


マイホームを購入したいと思っているのですが、適切な購入時期についてアドバイスをください。心配事を言いはじめればキリがありませんが、大地震がくる可能性が高いと言われている地域のため、災害で二重ローンを背負わなくてはいけなくなったというような話を聞くと躊躇してしまいます。老後を見据え、購入するならば、駅近に注文住宅を建てる予定です。多く見積もって、8000万円ほどの予算をみています。目的別にいろいろと貯蓄はしていて、子供の教育費は600万円ほど貯まっています。マイホーム用には月10万円とボーナス40万円を貯めていて、今現在は500万円貯まっています。


子供がのびのびできるマイホームは憧れますが、特段焦ってもいません。子供が大学へ行ってから夫婦二人でどこに住むか検討して、マイホームを建てることも視野に入れています。子供が小さいうちにマイホームを建てる方が良いのか、それとも子供が巣立ってから建てる方が良いのか、どちらがリスクは少ないでしょうか?


〈相談者プロフィール〉
・男性、33歳、既婚(妻:専門職)、子供1人(未就学児)
・職業:勤務医(会社員)
・居住形態:賃貸
・手取りの世帯月収:100万円
・毎月の支出目安:50万円
・貯金:1100万円
(教育費600万円、住宅購入資金500万円)


たけや: 地震など災害によるリスクの予測は簡単ではありません。また、賃貸にすべきか、持ち家にすべきかの問題は、その人の価値観によって決めるものなので、最終的にはご相談者様のご判断となります。

マイホームを好みに設計して自分だけの住まいが欲しいという目的があれば、実現して欲しいと願います。住まいに対して特別な想い入れがあるのでしたら、納得のいく住まいを手に入れてください。