平成29年度民間給与実態統計調査によると、会社員の平均年収は432万円とのこと。年収600万円以上というと、日本人の平均年収よりも大幅に高い収入を得ていることになりますが、年収600万円以上の人は全体の20%程度。

年収600万円を超えて700万円以下だけで区切ると全体の6.3%程度。年収600万円がいかに高年収であるかがおわかりになったかと思います。今回は、みんなの憧れ年収600万円の人の理想の家計や貯蓄術についてお話します。


年収600万円の人の理想の家計割合は?

年収600万円というと、ボーナスを考えない場合、毎月の手取り収入は40万円程度です。手取り収入40万円と聞くと、それなりに余裕があるイメージがありますね。

とはいえ、結婚していて子どもがいるケースだと、年収600万円でも家計に余裕がないという方が少なくありません。今回は、シングル、1人暮らしの方のケースで家計の理想割合を見ていきましょう。

・家賃 手取り収入の25%-30%
・食費 手取り収入の10%-15%
・日用雑貨費 手取り収入の5%
・光熱費 手取り収入の3%-5%
・交際費 手取り収入の3%-5%
・雑費(新聞代・被服費など)手取り収入の5%
・通信費 手取り収入の3%-5%
・お小遣い 手取り収入の10%
・その他 手取り収入の5%
・保険料 手取り収入の3%
・貯蓄 手取り収入の20%

家計に余裕がある分、毎月の貯蓄は手取りの20%程度は実行したいところです。手取り収入40万円だとすると、8万円ですね。ちなみに、手取り収入の20%の貯蓄を5年間続けると年収分が貯まります。

月8万円の貯蓄というと、ハードルが高そうですが、年収600万円でシングルの方であれば実現できる数字といえます。

ゆとりが仇となり、現実は貯蓄ができず…

手取り収入が40万円でシングルであれば、貯蓄もバッチリ!と思いきや、意外なことに高年収のシングルの方の家計を拝見していると、貯蓄ができていないという方が少なくありません。

というのも、比較的自由に使えるお金が多いので余暇や趣味、自分磨きなどに結構な金額を使ってしまっているからです。

休日は友人と映画鑑賞の後はおしゃれなレストランで食事、平日は仕事帰りにヨガやエステに通い、他にも英語のスキルアップのために英会話スクール通い、洋服や靴なども定期的に購入……。こんな生活を送っている方も珍しくありませんが、そうなると、余暇、趣味、自分磨き代合わせて毎月8万円〜10万円くらいはかかってしまいます。

もちろん余暇を楽しんだり、自分を磨いたりすることにお金を使うのは悪いことではありませんが、余暇代や自分磨き代でお金を使いすぎて貯蓄ができないというのは問題です。

また、生活に余裕がある分、日々の生活に必要なものを気軽にコンビニで買ってしまったり、自炊はほとんどせずに外食ばかりだったりする傾向にもあるので、日常生活全般にかかる費用も高くなりがちです。