東日本大震災から8年、阪神淡路大震災から24年の歳月が経ちました。近年においても、熊本の地震や広島の豪雨など、大きな災害が日本各地で発生しています。

災害で亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災されたみなさまに心からお見舞い申し上げます。

災害は人の命を奪うこともありますし、生活そのものに大きな打撃を与えます。また、台風のように事前にある程度察知できるものばかりではありません。地震のように、突然、日本全国どこにいても発生しかねないものもあります。

私たちは、仕事をしている時間であっても、常に災害が発生する危険と隣り合わせの状態にあります。


災害を考慮して仕事を選ぶ主婦層

しゅふJOB総研で、働く主婦層に「就職活動の際、あなたは災害が発生した場合のことも考慮した上で仕事を選びますか?」と質問したところ、56.7%が「考慮する」と回答しました。

就職活動の際、あなたは災害が発生した場合のことも考慮した上で仕事を選びますか?

有効回答数713人

仕事選びと言えば、職種や給与、勤務地、勤務時間などを考慮するのが一般的です。それら仕事選びの条件の中に、災害が発生した場合どうするか、という観点を加えている人が半数以上いることになります。

中には職種や給与などの条件が合致したとしても、災害を想定した際に不安要素があれば、その仕事を断念する人もいるかもしれません。

災害時に気になるポイント

では、災害を想定した際に気になるポイントとはどのようなものなのでしょうか。「災害を想定した場合、仕事選びで気になるポイントがあればお教えください」と質問したところ、以下の結果となりました。

災害を想定した場合、仕事選びで気になるポイントがあればお教えください

有効回答数713人

8割近い人が選んだのは、「家と職場の距離の短さ」です。この項目を選んだ人からは、以下のフリーコメントが寄せられました。カッコ内は、回答者の年代と就業形態です。

「東日本大震災の時は、電車が止まり自宅に帰れなかったため、徒歩で帰ることができる職場が理想です(50代:今は働いていない)」「交通が止まった時に歩いて帰らなくてはいけない(40代:契約社員)」「災害時に子どもを学校などを迎えに行かねばならない事を考えると、頑張れば徒歩で帰宅できる範囲でしか働けない(40代:パート/アルバイト)」

歩いて帰ることができる距離を想定していることがわかります。歩いて帰ることができる距離の程度は個人差があると思いますが、実際に6時間かけて徒歩で帰宅した経験を持つ人もいれば、30分~1時間くらいで帰れる距離が良い、と言う人もいました。

「家と職場の距離の短さ」に次いで多かったのが、「通勤時間の短さ」。どちらも災害時に早く帰宅できることを想定しているものと思われます。