はじめに

中高年期以降の就労生活では、仕事以外の時間・活動も重要に

このように、中高年シングルが充実感を感じるときについての回答では、正規雇用者では仕事領域とアクティブ領域の項目に、非正規雇用者ではこれらに加えてリラックス領域の項目が上位にあげられました。雇用者として働く中高年シングルの充実感には、働き方にかかわらず、仕事以外に自らアクティブに活動することやリラックスする時間も重要だと考えられます。

なお、今回回答した中高年シングルのうち、ふだんの生活について「とても充実している」と答えた人では、「仕事に打ち込んでいるとき」をあげる人が4割弱から5割近くを占め、全体より高くなっていました(図2)。

図2 充実感を感じるときとして「仕事に打ち込んでいるとき」をあげた中高年シングルの割合
(就労形態・性別、ふだんの生活の充実度別)<複数回答>

図2 充実感を感じるときとして「仕事に打ち込んでいるとき」をあげた中高年シングルの割合

出典:第一生命経済研究所「中高年単身者の生活実態に関する調査」

このような人は多数派ではないものの、働く期間が長期化するこれからの時代は、仕事にかかわる時間の充実とともに、仕事以外の時間・活動とのバランスや相乗効果を意識した就労生活を考えていくことが、他の多くのミドル世代にとっても大切な視点になりそうです。

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