はじめに
女性にとって化粧品は必須アイテムのひとつ。でも、意外にも使い切らずに放置されている物が多いのではないでしょうか。
化粧水や洗顔料などの基礎化粧品でも「なんだか肌にあわないな」と感じたら使わなくなってしまいます。アイシャドウやチークなども同じですね。季節ごとに新色が発売されるので、使い終わらないうちに新しいものを買ってしまうこともしばしば。そういった使い途中のアイテムは捨てるしかないと考えがちですが、実は立派な商品になるのです。
女性ユーザーが多いメルカリでは、商品カテゴリーの約6%がコスメや美容関連のカテゴリーになっています。(メルカリ調べ)
私自身も過去に使用途中の化粧品を出品したことがありますが、いいね!がつくタイミングも早かったですし、購入されるまでもそう時間はかかりませんでした。
そこで今回の記事では使い途中のコスメを上手に売るテクニックや注意点を紹介していきます。
なぜ中古のコスメが売れる?
化粧品を中古で買うとなると抵抗がある人もいると思います。しかし、新品で買うと高い化粧品を中古で安く買うという動きがあります。また、サンプルとして使ってみたいユーザーも少なくなく、中古のコスメはメルカリでも人気商品のひとつになっています。
残量が分かる写真を掲載する
使い途中の化粧品を買う人にとって、一番気になるのが残量です。残量によって値段が変わってくるのはもちろんですが、クレームを受けないためにも残量をしっかり説明しなければなりません。特に写真では残量だけではなくケースの汚れ具合を見せることで、クレームを受けないようにします。
アイシャドウやファンデーションはへこみ具合で残量がわかります。化粧水も半透明の容器であれば一目瞭然。
問題は中身が見えない容器の場合です。美容液などがこれに当たりますが、その場合には、これまで何回使ったのかを書いたり、場合によっては重さを測るのも手です。美容液を買う人はすでに同じものを使っている可能性が高いので、持っているものと重さを比較することができます。
化粧水や乳液など残量が見にくい場合には、写真のように輪ゴムを使うのも手です。
開封時期と保管場所を明記
化粧品は開封すると劣化が始まるので、いつ開けたのかも重要なポイントになります。たとえば「2ヶ月前に開封して洗面台で保管していました」と書いておくといいでしょう。保管場所は湿度が高いとか高温になる場合には劣化が進むこともあるので、気にするユーザーもけっこういます。
ファンデーションのパフはどうする?
ファンデーションはパフを使って肌につけることが多いのですが、そのパフはどうすればいいのでしょうか。もちろん出品前には洗ったりもして汚れが落ちればそのまま一緒に出品してもいいと思います。
逆に汚れがひどい場合には、あえてパフは付けないのがオススメです。汚れたパフの写真があると印象が悪くなりますし、不衛生な感じになってしまいます。「パフはおつけしません」とひと言書いて出品すれば問題ありません。アイシャドウやチークのブラシも同じです。汚れがひどい場合にはブラシなしで出品をしましょう。