生活

将来の年金受給額どうなる?"繰り上げ""繰り下げ"の仕組み

2019年度ねんきん定期便の見方から損益分岐点まで

ファイナンシャルプランナーの筆者のもとに相談に来られるお客様のなかでも、「老後、年金に頼る生活で大丈夫なのかな」といった不安を抱える方は多いです。

老後資金の備え方は様々ですが、今回は年金受給額そのものを増やすことができる「年金の繰り下げ受給」について、繰り上げ受給との比較をしながらご紹介します。


年金いくらもらえる?ねんきん定期便をチェックしよう

ねんきん定期便は、将来の年金受給についてのお知らせのはがきで、お誕生日の月に郵送されます。2019年度より様式が変わり、年金の受給開始時期は60歳~70歳まで選択できることが明記されています。

・年金の受給開始時期は、60歳から70歳まで選択できます。
・年金受給を遅らせた場合、年金額が増加します。(70歳を選択した場合、65歳と比較して最大42%増)

ねんきん定期便には、年金に関する大切なお知らせが記載されていますので、主なお知らせ内容をご紹介します。

(1)50歳未満の方の場合の主なお知らせ内容

50歳未満の方のねんきん定期便には
(1)これまでの保険料納付額
(2)これまでの年金加入期間
(3)これまでの加入実績に応じた年金額
(4)今後も保険料を納付することで年金額が増えること
が記載されています。

(2)50歳以上の方の場合の主なお知らせ内容

50歳以上の方になりますと
(1)これまでの保険料納付額
(2)これまでの年金加入期間
(3)老齢年金の種類と見込額
が記載されています。

(3)老後の年金額はいくら?
一番知りたいのは「老後の年金額はいくら?」ということでしょう。ねんきん定期便には50歳以上の方には、「老齢年金の見込額」が記載されています。60歳まで同じ条件で年金に加入し続けたものと仮定して、受給できる年齢になったらいくら受給できるか見込みの金額が計算されています。

50歳未満の方には、「これまでの加入実績に応じた年金額」が記載されています。少ないと感じられるかもしれませんが、これは実際に受給する年金額とは違います。今後年金保険料を支払い続けた実績が増えると、将来実際に受給する年金額も増えます。

年金額は、ねんきん定期便以外に、「ねんきんネット」でも確認できますので、日本年金機構のホームページも確認しましょう。

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