子育て

貯蓄を崩さずに捻出するには?ピークが重なる子供2人の教育費

FPの家計相談シリーズ

奨学金を借りる必要はある?

この統計データの大学費用は、私立理系(年約202万円)を入力しています。ですから、私立文系(年約167万円)や、さらに国立大に進学した場合はおつりがくるというものです。育ち盛りですから食費が増えたとしても、これまで堅実に暮らしていらっしゃるので、これ以上のパート収入を増やす必要はありません。予定のパート増加分、月12万円の収入で十分です。安心してください。

その後、9、10期になると1人分の大学費用になるため、教育費は半分になります。驚くほど生活が楽になると実感されることでしょう。そして、再び貯蓄を開始することができます。

さらに、11年目からは夢のように家計が楽になります。それに加えて、ご主人の定年は65歳。退職金をプラスして老後資金をしっかり貯蓄できます。75歳まで働き続けたいというご希望をお持ちなので、教育資金も老後資金も貯められて、何の心配もないと思います。ご心配の奨学金を借りなくてもやっていけますね。

貯蓄と投資のバランスへの配慮も忘れずに

ひとつ、気になることがあります。それは、貯蓄と投資のバランスです。

投資の詳細はわかりませんが、仮に株式投資やハイリスクな投資信託の場合、相場が思わぬ値下がりにあうと、計画に無理が生じる可能性があります。下記の5つの注意点を守ってください。

【投資商品の5つの注意点】
1.最初の投資金額がいくらか把握しておく
2.1年に1度以上は、その投資金額より増えているのか減っているのかを把握する
3.減っている場合は、その原因を見つけて対策をとる
4.商品の数は、自分でチェックできる範囲内に抑えて増やさないこと
5.何度聞いてもよくわからない投資商品は買わない

投資商品を大学の入学金にあてる場合は、投資状況の好調なときに元本保証の商品にシフトすることを忘れないでください。

最後に、保険に加入していらっしゃらないので、万が一の場合の生活の立て直し資金として、毎月の生活費50万円の半年分300万円(支出月50万円×6ヵ月)~1年分600万円(支出月50万円×12ヵ月)は、元本保証の商品に預けておくといいですね。

読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのFPが答える「みんなの家計相談」の過去の記事一覧はこちらから。

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