生活

実際のコスパは?「料理作り置きサービス」のおトク度を検証

参入増加でバリエーションも拡大

「時短料理」が浸透し、スーパーの総菜やミールキットの利用は広がりをみせています。これらに続き、働くママから注目を集めるのが、料理作り置きサービス。「CaSy」「タスカジ」など、さまざまなサービスが展開されています。

単に自宅で料理をしてくれるだけでなく、ダイエットや妊活など悩みに応じたメニューを提案してくれるものも出てきています。


約200人のシェフから選択可能

「自分でダイエット食作りに挑戦したこともありますが、鶏のササミばかりですぐに飽きました。食事からおいしくダイエットしたくて……」。東京都港区に住む自営業の40歳の男性は数ヵ月前から月1、2回、出張料理サービス「シェアダイン」の作り置きを利用しています。

自営業という職業柄、以前は毎日のように会食が続き、体重は4~5キログラム増加。お腹も目立つようになり、ジム通いと食事制限を始めましたが、長くは続かなかったそうです。

夫婦2人暮らしで、自分たちで作る料理は野菜炒めやサラダなど簡単なものばかり。自分では作れない料理を食べてみたいと、友人に聞いた作り置きサービスを試してみたそうです。

同社のサービスは、調理師や管理栄養士など、約200人のシェフから依頼したい人やメニューを選べます。今回は、管理栄養士の資格を持つシェフ「およねさん」に依頼。炭水化物抜きで、夕食用に1食当たり700~800キロカロリーを抑えた作り置き料理を希望しました。

実際に頼んでみると…

サービスは基本3時間。食材は自分で用意するか、時間内でシェフに買い物をお願いします。この日は買い物も依頼し、午後7時半ごろにシェフが自宅に到着。帽子にエプロン、マスクという姿で調理を開始しました。

シェフが提案したメニューは、「牛肉とインゲンのトマト煮」「鮭の南蛮漬け」「キノコと切り昆布の煮物」「パプリカのマリネ」など、主菜4品、副菜4品の計8品。自宅にある調理器具や調味料を使い、手早く料理を作っていきます。

「昆布の煮物に水煮のツナを入れたり、五目豆にミンチを入れたりと、ダイエット食なのでたんぱく質を多くとれるメニューにしました。野菜も、アスパラやブロッコリー、インゲンなど糖質の少ないものを中心にしています」とおよねさん。

以前はIT企業で社員の栄養指導などを行っていたそうですが、仕事が忙しく、食事に気を配る余裕がない人が多いことが心配でした。「管理栄養士ですが、調理をすることが大好きなので、シェフに登録しました。おいしかったという声をダイレクトにいただけるのが、やりがいです」と話します。

料理はタッパーに詰めて完成。シェフはキッチンを掃除した後、「キノコは腸環境を良くします」「加熱したトマトはオリーブオイルと合わせると、リコピンの吸収が良くなりますよ」などと、この日の食材や栄養素、保存方法について説明しました。

男性は「この鶏むね肉とズッキーニの梅味噌和えがすごくいい味付け。自分では作れない、使わない食材の料理ばかりで、飽きずに食べられそう」と、早速味見をしていました。

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