ドコモ口座不正、被害は120件約2500万円に。元地銀システム担当者が語る、被害を防ぐ防御策とは?
ドコモ口座は”出す手段”に利用された?
NTTドコモが提供するサービス「ドコモ口座」に、連携した金融機関から勝手にお金が振り替えられ、引き出されるという事件が起きました。ドコモ側は10日の会見で「本人確認が甘かった」と謝罪し、銀行とともに全額を補償する方針を示しました。では、地銀側にはどのような問題があったのでしょうか。事件の背景について元地銀のシステム担当者に話を聞きました。
都内って家賃高くない?家族で家賃10万以下、住民から愛される街ランキングを初調査
穴場は郊外中核駅の隣街
東京23区内でファミリー向けの物件を探すと、「こんなに古くて狭いのに、この家賃!?」と思うほど、家賃相場が高いエリアが多々あります。家計の中で最大の固定費である家賃はできるだけ抑えたい一方、住環境は慎重に選びたいもの。「SUUMO住みたい街ランキング」などを発表しているリクルートすまいカンパニーは、今年初めて、「ファミリー向け・家賃相場10万円以下で住める『住民に愛されている街ランキング』」を発表しました。家賃が安く、住民から評価の高い街が並んでいます。
避難所が足りない!タワマン並ぶ港区が「自宅が居住可能なら避難所に来るのは控えて」と呼びかけるワケ
9月1日は防災の日
30年以内に、70~80%の確率で起きると言われている南海トラフ大地震。自宅で電気などライフラインが止まり、トイレも使えなくなったら、避難所に行きますか?東京湾に面した臨海部を中心に、大規模高層マンションを多く抱える東京都港区は、2年前から、「自宅が居住可能であれば、避難所に行かずに自宅で生活を続ける在宅避避が原則です」と、自宅にとどまることを呼び掛けています。その理由を取材しました。
ビール6本缶セットも「無料クーポンが次々届く」ファミペイ。使ってなくてもクーポンを届ける理由とは
1000万ダウンロードを目指す
ファミリーマートが2019年7月から開始したキャッシュレス決済サービス・FamiPay。このアプリをダウンロードすると、お酒や飲み物の無料クーポンが毎週のように届くと、ツイッターなどで話題です。コンビニのキャッシュレス決済といえば、セブンイレブンの「7pay」が昨年、サービス開始から実質4日の稼働で、あっけなく終了が発表され、セキュリティ対策など技術的な難しさが明らかになりました。一方で、ファミペイは順調にユーザーを伸ばし、1,000万ダウンロードを目指すとしています。どのような戦略なのでしょうか。
マイナポイント申込は待って!最大5000円分ポイントが上乗せされる自治体も
一部の決済サービスでしかもらえない
総務省が実施する「マイナポイント」事業で、自治体が独自にポイントを上乗せする動きが出ています。マイナポイントは、マイナンバーカード取得者がキャッシュレス決済サービスの利用をすると、最大5,000円分のポイントが国から還元されるというもの。ここに、自治体がさらにポイントを上乗せする場合があるのです。注意すべきは、自治体独自のポイントは、自治体が提携した一部のキャッシュレスサービスでしか取得できないということ。詳細はまだ検討中という自治体もあるので、動きを見極めてからどの決済サービスを選ぶかを決める必要がありそうです。
育児中、突然受けることになったコロナ抗原検査。陽性だと子供はどうなるのか
約30分で結果判明
「陽性が出たら、そのまま10日間ほど入院ですが大丈夫ですか」0歳児を育てながら職場復職したばかり私は、7月下旬に風邪をこじらせ、新型コロナウイルスの抗原検査を受けました。改めて思い知らされたのは、陽性が出た瞬間から家族からも社会からも隔離され、日常生活が送れなくなる病気であるということ。症状への不安よりも、家族や周囲、仕事に一体どんな影響があるのかという恐怖が襲ってきました。
7月豪雨被災地に6億円以上、返礼品なしの”支援型”ふるさと納税が寄付文化を根付かせる?
コロナ支援に1か月で2億円集まる
地方の新鮮な農産物や珍しい加工品が「返礼品」として届くふるさと納税。寄付額のほとんどは税金として還付されるお得な制度で、毎年の返礼品を楽しみにしている方も多いと思います。一方、ここ数年で広がっているのが、地震や豪雨などで被災した自治体に、返礼品を求めずにふるさと納税をする動きです。九州を中心に大きな被害を出した7月初旬の豪雨では、ふるさと納税ポータルサイト「さとふる」、「ふるさとチョイス」合わせて6億円以上の寄付が集まりました。最近では、新型コロナウイルス感染症の治療にあたる医療従事者を支援する寄付も広がっています。
大学人気ランキング、早大4年連続1位ならず。今年、最も「志願したい大学」に選ばれたのは?
超安定志向続く
新たに導入される大学入学共通テストに加え、新型コロナウイルスによる長期間の休校など、今年は大学受験を控える高校3年生にとって不安の多い1年になりそうです。そんな中、リクルート進学総研が、主要3都市圏の高校3年生に、志願したい大学やイメージを聞いた大学ブランドランキング「進学ブランド力調査」を発表しました。
コロナ再燃の中で起きた豪雨災害。「コロナ禍でもすぐできる」避難とは?
広告の手法で12枚のイラストに
九州地方で続く記録的な豪雨では広い地域が浸水し、7日現在で50人以上の死者が出ています。8日には岐阜、長野両県で大雨特別警報が出ています。一方で、東京を中心に、再びコロナウイルス感染者が増え始めています。コロナウイルス感染を予防しながら災害から身を守るという、難しい状況に直面するかもしれません。そこで、民間団体や広告会社が、気象や防災の専門家らに取材してまとめた対策集「コロナ禍でもすぐできる!大雨&台風への備え2020年版」が、イラスト中心で分かりやすいとSNS上で広がっています。どんな内容なのでしょうか。
新型たばこ、急拡大の裏側に潜む“知られざる健康リスク”
米国では販売規制の動きも
ここ数年、愛用する人が急激に増えた「IQOS(アイコス)」や「glo(グロー)」などの新型たばこ。なんとなく、紙たばこよりクリーンなイメージを持つ人もおり、「紙たばこは禁止だが、新型たばこならOK」という飲食店も出てきました。しかし、米国では「ベイプ」とも呼ばれる電子たばこの健康被害が社会問題となり、政府は販売禁止の方針を打ち出しています。実は日本は世界一、新型たばこが普及している国といわれ、警鐘を鳴らす専門家もいます。
よくわかる軽減税率のキホン【おでかけ編】 おトクに外出を楽しむには?
家ナカ消費がやっぱり得策?
いよいよ、明後日に迫った消費増税と軽減税率の適用開始。第3回は、外食やテイクアウトの税率、交通などのチケットについて考えます。食料・飲料は軽減税率の対象ですが、それをイートインで食べたり、お店の料理をテイクアウトしたりした場合の税率はどうなるのでしょうか。軽減税率に詳しい、楽天市場・トレンドハンターの清水淳さんに解説してもらいます。
よくわかる軽減税率のキホン【ハレの日編】 セット商品で明暗
ポイントは「一体資産」のとらえ方
10月1日から、消費増税の負担軽減策として導入される軽減税率。しかし、制度が複雑で、小売りの現場でも十分に理解できていないという声もあります。前回はスーパーで買う人も多い「食品・飲料」の軽減税率を取り上げましたが、今回は特別な日の商品について考えてみます。軽減税率のキホンを理解し、消費増税を賢く乗り切るコツは、どこにあるのでしょうか。
よくわかる軽減税率のキホン【スーパー編】みりん、リポD、ビックリマンは?
似た商品でも税率はまちまち
10月1日、いよいよ消費税の税率が10%に上がり、その負担軽減策として、酒類以外の食品・飲料に対する軽減税率がスタートします。一部の生活必需品に対して税率を8%のまま据え置き、生活への負担を軽くするというのが制度の趣旨です。ところがこの制度、理解しようと思うと、かなりややこしい難物。軽減税率の考え方を知り、消費増税を賢く乗り切るコツを、楽天市場でトレンドハンターを務める清水淳さんに3回に分けて解説してもらいます。
「子供部屋おじさん」誕生の背景には「賃貸住宅の品質問題」があった⁉
最新調査に映る“住宅のボーダーライン”
中年になっても実家を出ず、子供部屋に住み続ける成人男性を指す「子供部屋おじさん」、通称「こどおじ」。最近では、実家暮らしの男性が起こした事件が頻発したこともあり、社会問題的な色合いが濃くなりつつあります。一般的には、実家暮らしのほうが一人暮らしで無駄な家賃を払わなくて良いといった金銭的な理由が、こどおじの生まれる背景だと考えられてきました。しかし、不動産情報サービス「SUUMO」がまとめた最新調査からは、別の理由が浮かび上がってきました。
イオンもホレた?フランス発の自然派コスメ「イヴ・ロシェ」の正体
ウエルシアと合弁で独占販売
フランス発の自然派コスメの人気ブランドが11月、日本に上陸します。天然素材を原料にしながらも手ごろな価格が売りだという「イヴ・ロシェ」。本国だけでなく、世界90ヵ国で展開する国際的なブランドです。このブランドを国内で独占販売することになったのが、流通大手のイオンと同社傘下のドラッグストア大手・ウエルシアホールディングスが共同出資した「イオンレーヴコスメ」という会社。イオンはなぜ今、このブランドに目を付けたのでしょうか。
モバイル決済が不正利用されたら… PayPay、メルペイ、LINE Pay、楽天ペイの対応は?
消費増税前にチェックしておきたい
10月1日の消費増税を前に、キャッシュレスを使い始めようという人が増えています。しかし、スマートフォンで簡単に決済できるモバイル決済は、便利な反面、スマホを紛失したり、不正利用されたりした時の不安が付きまといます。いざ不正利用があった時、各社はどのように対応してくれるのでしょうか。9月19日現在の状況を、主要なスマホ決済サービスの運営事業者に取材しました。
住民が住み続けたい都道府県は?「持続可能な自治体」ランキング
どんな自治体だと住民は幸せか
あなたは今の自治体に住み続けたいと思いますか――。地域や企業のブランド力を調査・研究しているコンサルティング会社・ブランド総合研究所は、住民視点で地域の課題を探る「地域版SDGs調査」を初めて行い、9月6日に結果を公表しました。SDGsとは「持続可能な開発目標」と訳され、国際社会が目指すべき開発目標を国連が分野ごとに定めたもの。調査では、これを地方自治体レベルに落とし込み、地域の課題を明らかにしようとしました。結果からは、都道府県によって住民の幸福度や定住意欲に大きな差がある現状が浮かんできました。
タピオカに続け?「ミスド」が矢継ぎ早に新商品を出すワケ
今月は「さつまいもド」を発売
ドーナツ専門チェーン「ミスタードーナツ」が、矢継ぎ早に新商品を出しています。9月6日には、秋の新商品「さつまいもド」を期間限定で発売。生地に安納芋パウダーを練り込むことで、イモイモしさを目指したといいます。ミスドは今年に入って、3月に桜、4月に抹茶、5月に定番ドーナツのリニューアル、7月には堂島ロールと共同開発した「ローナツ」と、ほぼ毎月のペースで新商品を出してきました。その狙いはどこにあるのでしょうか。