はじめに
2025年までに2000店体制へ
イオンが想定するメインターゲットは女子高生から女子大生、サブターゲットはその母親世代である30~40歳代です。「近年、日常的な化粧品を購入する場として、ドラッグストアや総合スーパーの化粧品コーナーなど、より身近で利便性の高い店舗が利用される傾向がある」(イオン広報担当者)とし、売り場との相乗効果も狙います。
11月中旬から、首都圏のウエルシアやイオンなど計約100店舗で先行して販売を始める予定です。2020年に全国販売、2025年までに約2,000店舗への拡大を目指すとしています。
記者会見を行ったイオンやイヴ・ロシェの関係者ら
フランスのオーガニック専門スーパー「ビオセボン」も国内で展開するなど、同国とつながりの強いイオン。イヴ・ロシェとも、2年半前から交渉を続けてきたそうです。
イオンには、コスメショップ「ボディショップ」を日本に上陸・定着させた実績があります。今度は低価格を武器に、国内のナチュラルオーガニックコスメ市場そのものを拡大させることができるでしょうか。